Menu
なんだか朝からまたセミが鳴き出したりして、暑さが復活してしまったみたい憂鬱なうら順だワン
さて、今回のお話は『さすらい犬・昔編』なのだ。おいらのお寺には、おいらが小学校の低学年の頃に『クロ』というMIX犬がいたのだ中型のワンコで、名前のまんま色はまっクロ。全身、毛はカールしていて、耳がたれたとても愛嬌のあるワンコだったのだ。ダメいぬコロンは横浜から里子に来た元ハマっこ犬。クロもどこか分からないけど、確か親父がどこからか連れて来た覚えがあるのだ。ダメいぬコロンが好戦的おっさん犬なのに対し、クロは心優しき、おおらかな淑女ワンコ今思えば、性格的には正反対だったのだ。
ダメいぬコロンもフラフラと隙をみるとさすらってしまうけど、クロは本物のさすらい自由犬だったのだ。当時はまだ、犬の放し飼いなんて事にも寛容な良い時代。ましてやクロはとても人なつっこくて、おとなしいよくできたワンコだったので、ほとんどの時間を放し飼いで過ごしていたのだ当時、おいらは小学校まで歩いて通ったのだけれど、ある時は片道2キロほどの道を小学校まで付いてきてしまったのだ。子供心に心配でたまらないおいらだったけれど、帰宅するとちゃんと家にいたりしたのだ。門前町の人にもとても可愛がってもらっていたので、放れていても全然心配なし。夕方になると、どこかでもらったお菓子やパンの袋をくわえて帰ってくるのだ。そして、玄関に来ると「ワオンただいま帰りましたわ。悪いけどこれ開けて下さるかしらと今日の収穫物を見せては、開けてもらえるまで待っていたのだ。
学校帰りにクロがよく門前町であちこちの軒先でお菓子をもらったり、くつろぐ姿を見かけたっけそして、おいらに気が付くと、「待ってたわよ。坊やと言わんばかりにシッポをフリフリしながら近寄って来ては、まるで迎えに来た親のように一緒に家まで帰ったのだ。でも、1度だけこんな様子も見てしまったのだ。クロが常連さんのようにお菓子屋さんに入って行く姿を見かけたので、おいらもそ~っとお店に入ろうとしたのだ。するとクロは、お店の人に全く気付かれる事もなく、棚にあるパンをパクっとくわえるとそのまま出て行ってしまったのだ。おいらも子供ながらに「これはいけないよなと思いながらも、訳を話してお金をおいてくるなんて大人びた事もできず、何もなかったようにその場を通り過ぎてしまったのだ。今思うと「クロは何回、勝手にパンやお菓子なんかを持って来たんだろうと不安になるけど、今となってはクロのみぞ知るのだ。
昔からおもしろいワンコにご縁があるのだ。もちろん血は繋がってはいないけれど、さすらい犬のおもろいDNAはクロからダメいぬコロンにも受け継がれているようなのだ。環境がそうさせるのか、飼い主がそうさせるのか時には心配な事もあるけれど、やっぱりワンコのいる生活はステキで楽しいのだ。まさに、ワンダフルライフ

  クロとまだ穢れを知らないうら順  クロにヘッドロックを決める幼きうら順  うら順・クロ・クロの子供チビタン
※ワンコやニャンコのご供養もやってますよ

 
  • -
  • -