Menu
蒸し蒸しな毎日で参りますねおもて順です
6月26日はおいらの親父である先代住職の祥月命日(しょうつきめいにち)でした。早いもので今年で亡くなってから、まる10年になります。今年は愛妻とおふくろ、ダメいぬコロンの3人と1匹でお経をあげ、お墓参りをしました
去年、おととしと親父の祥月命日にちょっぴり不思議な事がありました。それは、生まれて初めて自分のお寺でホタルを見付けた事ですおととしも同じように夕方、お経とお墓参りを済ませ夜になりました。おいらはたまたま境内に出て、夜風に当たりながら涼んでいたのです。ふと、親父のお墓がある方に目をやると、横を流れる沢の上に青いような黄色いような小さな明かりが目に入りました「おっ。まさか人魂と思ったけれど、光は点滅をしながらユラユラと移動するじゃありませんか。「あっ、ホタルだと分かったおいらはそばに近寄ってホタルを眺めていました。1匹だけど、ホタルはゆっくりと山の方へ飛んで行き、やがて見えなくなってしまいました。35年間、身延山に住んでたけれど、自分のお寺の境内で初めてホタルを見たのでした。月並みですが、「きっと親父がホタルの姿を借りて会い来たのかなと感動したのを覚えています。
そして去年の同じ日、再び奇瑞(きずい・キリスト教でいう所の奇跡の事。仏教では奇瑞と言います。)が起こりました。その日は本堂横の池の上にホタルが現れたのです。しかもまた1匹。その時はすぐにおふくろと愛妻にも声をかけ、皆でホタルを見る事ができました。ホタルは去年とは逆のコースをたどるように、本堂の方から山に向かい、親父のお墓裏手の山の方へと飛んで行きました。この時はホタルを追いかけながら、長い時間ホタルを見る事ができました
この話を同じく近所に住む上司にすると、今から30~40年位前まではおいらのお寺の前を流れる身延山東谷の沢でも普通にたくさんのホタルを見る事ができたのだとか。最近では身延山の門前町の裏を流れる身延川にも有志の方がホタルの幼虫を放流し、少しですがホタルの姿を見かける事ができるようです。
さて、今年は2度ある事は3度あったのかというと・・・。残念ながらありませんでした(期待をさせてゴメンナサイ)愛妻の話によると6月26日の2、3日前に台所に虫がいたのでおふくろが叩き落とすと、どうもホタルっぽかったとか。「おいおい、親父だったらどうすんだよと冗談交じりに言うと愛妻もホタルに会ったとの事。愛妻が自分の部屋に虫がいたので、捕って捨てようかと思いよ~く見るとホタルみたいなんで逃がしてあげたそうです。
おいらは見てないので分からないけれど、本当におふくろと愛妻が捕まえたのはホタルだったのでしょうか今まで現れたのは果して偶然だったのか。それともきまぐれ親父の冗談だったのか。志摩房の横を流れる志摩之沢川の水がきれいになってきたからなのか。
この所、毎晩境内を眺めてはホタルを待ちわびる日々を送っています

追記 重大な訂正
実は3度目の奇瑞は起こっていました。7/6にブログを見た愛妻から猛烈なお叱りを受けました愛妻が捕まえたホタルのような虫は、間違いなくホタルだったとの事。なぜならば、夜においら達の部屋でその虫を捕まえて、ティッシュでくるんで逃がそうとした時、その虫は愛妻の手の中で優しい光を放ったそうです後で、「逃がさず、おいらとおふくろにも見せてあげれば良かったなぁなんて言ってましたけど。今年はわざわざ、部屋の中にまで会いに来てくれたホタルさんでした。

身延川と身延山  身延山東谷の片隈沢川  志摩房横の沢と先代の親父が眠るお墓 おまけ・暑さにやられたダメ犬コロン
※身延町の『ホタルの舞う里』では毎年たくさんのホタルが乱舞するステキな光景がみられますよ
  • -
  • -