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それは16日の早朝に起こったのだ。うら順なのだ
部屋の内線電話が鳴ったのであわてて起きたのだ。時計の針はまだ4時50分電話を取るとおふくろが「ちょっと来て。雨漏り雨漏りと言うので、「雨漏り位で呼ぶなよ~と思いつつ眠い目をこすりながら下の階へ降りて行ったのだ。声のする方に行くとそこには、なぜか昨晩宿泊した知り合いのお坊さんとおふくろが裸足でいるじゃありませんか。寝ぼけた頭で「ん、なんでと思いつつ廊下を見ると、そこはもう一面水浸し 更に先に行くと、大浴場前の天井が抜け落ち、そこからジャージャーと滝のように水が流れ込んでいたのだ水は食堂・大広間に続く廊下にも流れ、もう雨漏りなんてはるかに超えた、床上浸水状態になってしまっていたのだ。あわてて、愛妻を起こしおふくろと三人で応急処置に取り掛かったのだ
ショックな事に、水が流れ込んでくる抜け落ちた天井の隣はお客さん用の大量の布団をしまってある物置。案の定、見ると布団はビショビショに。天井裏に大量の雨水が流れ込み、布団部屋と更にその隣の物置部屋も「なぜか、部屋の中で雨が降ってま~す状態になっていたのだ。まずは、これ以上水が入って来ないようにと天井裏を覗いていると、おふくろ曰く「2階の屋根の排水管が詰まってるみたい。」と言うのですぐそこへ。
見ると、確かに排水溝が流れておらず、排水溝へと続く逆への字の屋根の部分に大量の水が溜まっていたのだ。流れない水が屋根の隙間から天井裏に入り込んでいるようだったのだ。よく見ると排水溝の入り口がゴミで詰まってるだけみたいなので、ゴミを取ろうとしたのだけど、万が一建物の中で排水管が破損していたら、一気に大量の水が流れ込んでしまうので、取りあえずは水をくみ出す事に。水がだいぶ減った所でゴミを取り除くと、普通に排水溝に水は吸い込まれて行ったのだ
ホッとして1階に行くと、愛妻は食堂に巨大ブルーシートを引いて、布団を一枚でも無駄にするまいと、火事場のバカぢからでガンガン運び出していたのだ30人分はあろうかという布団セットをほとんど一人で運び出してしまったのだ。かと思いきや、すぐにネットを駆使して、布団丸ごとクリーニング業者を探し出し、引き取りの手配を完了させてしまったのだ。そして、「私、お客さんの朝ごはん作るねと言って台所へと向かって行ったのだ。おいらは「たくましい愛妻を持って幸せだなぁ~。ルンルンとあらためて思ったのだピンチの時にささっと現れ、困った人々を助け、何事も無かったように立ち去って行く。その姿は映画のヒーローのようでカッコよかったのだ
抜けた天井&大工親方  浸水廊下&おふくろ   愛妻が運び出した布団と荷物
その後、すぐ大工さんも来てくれて今も修理の真っ最中なのだ結局、原因はその何日か前から、屋根の塗り直しをしていたんだけど、その時にはがした古い塗料のゴミが大量に出てそれが排水溝に溜まってしまった事みたい。
ところで、今回は不思議な事があったのだ。それは、おふくろが見た夢雨漏り事件の前日、たまたまおいらと愛妻はおふくろに変な夢を見たと話を聞かされていたのだ。おふくろが昼寝をしていると、夢の中でおふくろは志摩房の池の横にいたそうな。池には実際赤い金魚と黒い鯉がいるんだけど、なぜか夢では池の排水溝に金魚が赤黒くゴミのように固まって詰まってたんだって。ふと池を見ると、大きなアナコンダのような大ヘビが首をもたげておふくろを見てたと、こんな夢だったらしい。おいらが思うに、おふくろの夢は、今回の事件を警告してくれていたように思えてならないのだ。詰まったゴミの色はまさに赤黒い色。排水溝へと続くくぼみは太い茶色いヘビを連想させるのだ。おふくろは、以前にも不可思議体験があるのだ。先代の親父が亡くなった後、居眠り運転をした時になぜかクラクションの音が聞こえて目を覚ましたんだって。でも、周りには車は1台もいなかったとか亡くなった先代の親父が元気だった時も居眠り運転で事故をしてしまったから、「あの時は亡くなった親父が起こしてくれたんだよとよく言ってるのだ。今回も原因となった所は、以前にも何回か詰まったり雨漏りを引き起こした事があったのだ。ひょっとすると、おふくろの見た夢も、心配した親父がまた警告してくれたように思えてならないのだ。
突然の災厄だったけど、何とか毎日のお祈りの如く「大難が小難に小難が無難に。」に済んだので、佛さま神さま先代の親父に感謝のお経を捧げたのだ今日も、これからたくましい愛妻、おふくろとともにあと片付けに励むのだ

詰った排水溝  水が溜ったヘビ風な屋根のくぼみ  おまけ・暑いからサマーカット犬


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