すでにこっそり一人お花見を毎日楽しんでいるおもて順です
身延山はしだれ桜が有名ですが、今回はちょっぴり穴場的なお花見をご紹介します。その花とは、ミ・ツ・マ・タ。あまりなじみの無いお花ですが、和紙や紙幣の原料に使われています。このミツマタが身延山内に自生しているのですが、その量がここ最近かなり増えて来ました。その場所というのが、何と歩いてはいけない場所。実は身延山ロープウェイのケーブルの下に沿って自生しているのです。ですから、ロープウェイに乗らないと、ミツマタのお花見をする事が出来ません
おいらは15年程前にも6年間、ロープウェイに乗せてもらい身延山山頂のお堂に通勤していました。その頃に比べると、各段にミツマタの量が増えていました。ロープウェイは山頂までの間に4本の鉄塔が建っており、ケーブルを支えています。麓から数えて2本目の鉄塔の間まで、ミツマタが密集して生えています。花が色づくのは３月から４月。身延山のミツマタも今がまさに見頃を迎えています
花の色は淡いクリーム色。一つ一つの花は小さく可愛らしいですが、密集しているのでクリーム色のじゅうたんを敷き詰めているようにも見えます。ミツマタは長めに花を楽しむ事が出来ます。これからしだれ桜も見頃の本番を迎えるところ。ぜひロープウェイにも乗られて、ミツマタのお花見も楽しんで下さいね。コロナに気を付けながらどうぞ皆様、身延山にご参拝、お花見にいらして下さい。お待ちしてま～す
※おいらの宿坊もまだ予約に余裕があります。おすすめは平日。ぜひお泊りでゆっくり身延山を楽しんで下さいね
