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おいらのプチ単身赴任生活がスタートし、もう4か月になろうとしています。でも、おいらの中では4日位にしか感じられません。時間が経つのが早すぎて、ますます戸惑っているおもて順です
今年の1月においらはある記事をアップしました。それは『山門リニューアルプロジェクト始動』というもの。今回はそのプロジェクトがほぼ完成したので、ご報告をことの始まりと詳細は始動の回を読んで頂きたいと思います。
おいらの宿坊の山門が建てられたのは今から95年前の大正10(1921)年5月の事。おいらの3代前の住職さんの時です。5年後の平成33年には何と建てられて100年、1世紀を迎えます。おりしもおいら達の心のお師匠さま、日蓮大聖人がお生まれになられて800年にあたる記念の年でもあります。そんな節目の年を目前に控え、昨年末から今年にかけおいらの身の回りで、不思議なタイミングの出来事がいくつか起こり、今回のプロジェクトは始動しました。しかも今年はおいらの親父である先代住職の17回忌の年でもあります。何かしらのお導きや、良い因縁を感じずにはいられません
リニューアルプロジェクトにあたり、まず行ったのは山門に新たに取り付ける山号額の文字をお書き頂く旨を、恩師にお願いする事でした。書いて頂いてから額の完成に至るまで、これが一番時間を要する事だったからです。こちらについても詳細は始動の巻をご覧下さいね。続いては防腐処理を兼ねた山門全体の塗り直し。これは1週間とかからずに終了。貼ってあった汚れた古い千社札もはがしてもらい、すっきりしました続いては荘厳さを増す目的と防腐の為に、山門の随所に銅板等で装飾を施しました。こちらの作業には4ゕ月程の時間がかかりました。おいらはどんな感じでどこを装飾したいかを、後輩の大工棟梁くんに伝えました。すると棟梁くんはこれまでの経験を活かし、色んなアドバイスをしてくれます。取り付ける金具はほとんどがオリジナルなので製作に日にちがかかります。また、次第に出来上がって行くうちに、ここもああしたいともっと希望が出て来てしまい棟梁くんを困らせてしまいました。しかし、一通り仕上がるとやはりやって良かったと思わず見とれる良い仕上がりとなりました今まで気が付かなかったけれど無くなっている部品などもあり、その部分も新たに作り直したりと、恐らく建立当初に近い形に修復出来たのではないかと思います 
そしていよいよ先日、山号額が仕上がり、取付けを行いました。9月に入り原本の書を恩師から頂戴し、すぐに佛具屋さんに依頼をしました。それから2か月半。仕上がってきた額はおいらも納得の仕上がり。恩師ご染筆の文字も額に彫刻されると、一層力強さと美しさが増していますこの時はちょっとしたアクシデントが。おいらは本当は設置の場に立ち会いたかったのだけど、おいらがちょっとした留守中にアポなしでやってきた佛具屋さん。あらかじめ指定してあった場所に額を設置して帰ってしまっていました。なので用を済ませて我が家に戻ると、突然額が付いていたのでビックリしてしまったおいらおいらは驚きと喜びで動揺しながらも、初めて見る額が取り付けられた山門の姿に、30分ほど色んな角度から額と山門を眺めてはウットリとしていたのでした。
細かな所で手を加える点はあるけれど、これにて山門リニューアルプロジェクトはほぼ完成最初のきっかけの事が起こってからこの日を迎えるまでおよそ1年8か月。不思議なご縁に導かれるままに、この度、志摩房の山門に新たな息吹が宿りました。きっと志摩房のほとけさま、神さま、志摩房を開かれた住職から山門を建立した曾祖父、おいらの親父にいたるまで、皆さん今回の完成を喜んで下さっていると勝手ながらに思っています。恩師ご染筆の額の設置と山門の修復は、おいらの夢の一つでもありました。夢が叶った今、おいらはとても満たされた気持ちですリニューアルされた山門はきっと愛娘モンちゃんジュニアくんが守り、次の100年への歴史を紡いで行ってくれると願い、祈っています

リニューアル山門表から 山号額 リニューアル山門裏から
※今はプチ単身赴任中なので、毎日額と山門を拝めないのが残念。我が家に戻ったらボーっと額と山門を眺める日がしばらく続きそうです
  


 

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