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「涼しいねぇ、今年の夏は」・・・な~んて事はないけれど、「暑ぢ~暑ぢ~と、もう言い飽きたので、ちょこっとひねくれてみたのだ。今年はもう暑さにお手上げ状態のうら順なのだ
ただ今、おいらの宿坊がある身延山はとっても忙しい季節。お参りや観光のお客さんが毎日訪れるのだ。おいらは時に番頭うら順、時に我が子の育児に励むイクメン僧侶と化し、バタバタしているのだ。さらに、おもて順にも変身し、お盆やら色んな依頼の準備も重なったりして、もはやスーパーエリートかブラック企業アルバイト状態なのだしか~し、やはりかわいい我が子達を見ると、そんな事も忘れなぜかがんばれるのだ。世の中のお父さん、お母さん、不思議なもんですね。
さて、先日、愛娘モンちゃん「と~ちゃん、きょうりゅうが見たい」と急においらに言ってきたのだ。愛妻に話を聞くと、どうやら県立博物館で恐竜関係の展示をやってるとの事新聞のでっかい広告を見つけて、どうやら興味を持ったよう。大きなティラノサウルスのロボットの写真が出ていたのだ。モンちゃんは広告を見たいんだけど、ティラノサウルスの写真が怖いらしく、新聞のはしっこを持って「これこれ、これだよ」と言ってるのがおかしかったのだ忙しいけれど、かわいい我が子の頼み。たまたま1日だけ宿泊予約が無い日があったので、急遽お出かけする事になったのだ。
炎天下の中、おいらと愛妻、モンちゃん、ジュニアくんの4人でお客さんの後片付けを済ませてから出発。会場の山梨県立博物館は、身延山からだと1時間ちょっと。有名なお父さん達の人気スポット、石和温泉の近くなのだここは秘かにおいらもちょっぴり行ってみたかった施設。まだ出来て間もないはずと思っていたら、もう10周年なのだとか。到着してみると、意外と街に近い場所。アクセスも良好なのだ。まだ比較的新しいので、建物もきれいで重厚な雰囲気。そうそう肝心な企画の正しい名称は『開館10周年記念特別展 大化石展 -山梨に恐竜はいたか!?-』というもの。10周年だけに、気合が入ってる感じなのだ分かっていたものの、とにかく暑い。暑すぎるので、おいら達一家は、逃げるように博物館に入っていったのだ。入り口にはアンモナイトの化石堀り体験500円なんてコーナーもあり人だかりが。係りのお姉ちゃんに「もし出てこなかったら、どうするの?」と、どこかのおとっつあんが聞いていたけど、「大丈夫です。ちゃんと出てくるようにしますと笑顔でカウンターパンチを喰らわせていたのがとってもクールビューティーだったのだ。
   ティラノサウルスに襲われるうら順一家   巨大化石とモンちゃん
さすがに夏休みという事もあって会場は家族連れでにぎわっており、チケット売り場も行列が。愛妻にしばし並んでもらいチケットを買い、いよいよ会場に。入り口にはでっかいティラノサウルスのパネルがあって人気写真スポットにいよいよ公開の『ジュラシックワールド』の予告も大画面で流されていて、会場を盛り上げていたのだ。色んな貝やらゾウやら化石が展示され、40過ぎの自覚を持った父ちゃんとしてはじっくりと見たいところ。でも、4歳のモンちゃんは説明なんて読めないし、とりあえず視覚に訴える復元の標本の前でいくつか立ち止まって見学していたのだ。どんどん会場内を進んでしまうので困ったけれど、さすがに巨大な恐竜の化石が展示されたブースでは何かを感じてくれた様子。その大きさに圧倒されていたようだったのだ。おいらも小さな頃から、恐竜大好きっ子だったけど、やっぱり今でも化石やでっかい複製を見るとワクワクしてくるのだどうしていつの時代も子供は恐竜が好きなんだろうなぁそして最後はいよいよ、巨大な恐竜ロボット達が展示されたブースへ。カーテン越しにちらりと巨大ティラノの姿が見えて、おいらは少年うら順に変身。年甲斐もなくウキウキしてしまったのだ。しか~し、次の瞬間・・・。何とカーテンをくぐって、ひと目ティラノサウルスを見た途端、モンちゃんは「やだ~、行かない。こっち戻る~」と全力でおいらの手をひっぱりだしたのだ。モンちゃんはティラノサウルスの迫力に本気でビビッてしまったのだ「大丈夫、大丈夫」と言って手を引いても、モンちゃんは頑として中に入ろうとせず困ってしまったおいら。今更会場を逆戻りするのも大変だしなぁと思い、おいらはモンちゃんにある提案をしたのだ。「この中を通る間、目をつむってよう。父ちゃんがだっこして外まですぐ連れてってあげるから」嫌そうだったけど、しぶしぶ言う事を聞いたモンちゃん。こうして、おいらは1番楽しみにしていた、恐竜ロボットコーナーをモンちゃんを抱っこして小走りで通り過ぎて行ったのだでもせっかくなんで悪あがきで一瞬だけ、ロボットくんを写真におさめたけど。むははは。
出口に行くとベビーカーにジュニアくんを乗せた愛妻が待っていたのだ。「多分そうじゃないかと思ってたんだぁ~愛妻は我が家にいる時からこうなる事を予想してたんだとか。恐るべし母親的洞察力なのだ。ロボットコーナーを出たモンちゃんはもうケロッとして、さっきの様子がウソのよう。「きょうりゅうずかんほしいと、すでに心はおみやげコーナーに向いていたのだ。せっかくなので、常設展も見学する事に。ここも同じくじっくり見学とは行かなかったけど、ミニチュアや楽しそうなコーナーがたくさんあって時間があればじっくり楽しめそう。でも、モンちゃんにせかされ、いそいそとおみやげコーナーに。結局、おみやげコーナーにいた時間が1番長かったかも恐竜を見に来たけれど、なぜかモンちゃんが選んだのは、サーベルタイガーのぬいぐるみだったのだ。女心は移ろいやすいようなのだ。
ロボット恐竜くんをじっくり見られずトホホなおいらだったけど、モンちゃんはとりあえず喜んでいたので良かったのだ人生は何事も経験。モンちゃんの心がちょこっと成長してくれていれば良いのだ。大化石展は8月31日まで。身延山のお参り帰りに見学されてはいかが。近くにはモモ狩りやブドウ狩りが出来る農園もいっぱいあるからおすすめなのだ

   モンちゃんと恐竜博士   ティラノサウルス巨大ロボット
※ロボットコーナーにはトリケラトプスプテラノドンもあったらしいく~っ見たかったちくしょ~、こっそりジュラシックワールドを見に行ってやる~んっ?そんな時間あるのか
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