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今年の夏は本気でやる気がありそうですね。激アツでサウナに入ってるおじさんみたいになってるおもて順です
都内や都市部ではすでにお盆。7月盆ですね。なので、おいらは都内のお檀家さん宅へお盆のお経に行ってきました。最近は都内へ行くのにもっぱら高速バスを利用。門前町のバス停から乗ると、3時間半で新宿西口です。渋滞だと時間が読めないけれど、気にしなければ、乗り換えもなく料金も安いのでかなり便利。地元の皆さんやお参りのお客さんも重宝されてるようです便数が少ないのがちょこっと残念ですが。
今回もいつものようにお盆のお経を終え1泊し、翌朝帰りの便に乗りました。平日の朝なのでお客さんも少なく、おいらを入れて総勢6名。大型バスなので何とも贅沢な気分においらの席は1番後ろ。その前に30代位のサラリーマン風なお兄さん。さらにその前の通路を挟んで反対側に60代位の角刈り、リュックの山登りでも行きそうな風のおじさん。前の方にあとはおじさんが3人。運転手さんもおじさんなので、完全オッサン高速バスなのでした。出発するとおいらは缶コーヒーを飲みつつ、至福の読書タイムに突入。行きの便でも小説を読み始めたらおもしろくて1冊読破してしまいました座席の隙間から前がちらりと見えると、どうやらお兄さんも文庫本を読み始めたみたい。「お~仲間よ。いざ、読もうではないか」と心の中で声をかけ、読み進んだのでした。
さて数分後、前から「シャカ、シャカ、ピロン。シャカ、シャカ、ピロン、ピロン」と機械音が聞こえてきました。音の方を見ると、お兄さんの反対側の前の角刈りおじさんから音が聞こえます。どうも、おじさんはスマホをいじってるようで、タッチする際の操作音でありました。「おいおいおっさん、こういう場所では音を消して使うんだよと、おいらは角刈りおじさんに叫んでしまいました。心の中で・・・。多分すぐに終わるだろう。仕方ないけどこちらが大人になって我慢してやるか。と思いつつ読書を続行。前のお兄さんもカシャカシャ音が気になるようで、チラチラ前を見ています。おいらは昨晩よく眠れなかったせいか、その内、眠気に襲われてウトウトしていました。しか~し、15分ほどですぐに目がすぐに覚めてしまいました。原因は角刈りおじさんのシャカシャカ音。おいらは寝ぼけていたせいか、「チッ、うるせーなぁ~と舌打ちして独り言を言ってしまいました。年のせいか、たま~に思った事をつぶやいてしまうという悪癖がついてしまったおいら。しかしもうあとの祭り。車内は走行音がけっこうしていましたが、おいらのぼやきは角刈りおじさんにも聞こえたようです。カシャカシャ音がすぐに止みました。やばっおじさんが来たらどうしよう。寝ぼけている事にしようという事で再び眠りについたおいら。すると、おいらの脇に人の気配が。こぶしを握った角刈りおじさんがおいらに襲い掛かって来たのでした・・・・。すいません。冗談です。そんな事はなく、おいらは再び夢の世界へと旅立ったのでした
それからまたまた15分ほどして、おいらは再び目覚めました。一瞬耳を疑いましたが、やはり先ほどのシャカシャカ音がするではありませんか。前のお兄さんはまだ読書を続けています。先ほど音が止んだのはたまたまだったのか、それともよほど意地悪な確信犯か。おいらが諦めかけていたその時、何と救世主が。「すいません。マナーモードにして頂けますか毅然とした大きな声が車内に響きました。声の主は前のお兄さん。すると、シャカシャカ音は止まったものの、角刈りおじさんは無言で見向きもしません。「ありがとうお兄さん。ビビリーなおいらは言えなかったけど、ありがとう。お礼にビールでもおごらせて下さいと、心の中で拍手喝采してお礼を伝えたのでした。こうしておいらとお兄さんには静寂が戻り、再び安眠と安らかな読書の幸せなひと時が訪れました。めでたしめでたし・・・・と、行くはずだったけれど、何とまたまた悪夢が。シャカシャカ音は小さくなっただけでまだ聞こえています。走行音もわりとするけれど、それに混じってちょうどかすかに聞こえる程度。これだと、人によっては余計に気になるかも。角刈りおじさんは操作音を小さくしただけで、消してはいなかったのでした。設定をすれば消せるはずなのに、どうやら角刈りおじさんは操作音を消す方法が分からないようです。おいらも知らないけれど、マナーモードだけでは操作音は消えないのかしら。この後、お兄さんは諦めてしまったのか、あきれてしまったのか席を変えて前方に移動してしまいました結局、角刈りおじさんは終点近くで下車したものの直前までスマホをいじりっぱなし。おいらも意地になって読書を続けたのでした。
最初は若者(一応、おいらとお兄さんの事)が読書して、おじさんがスマホなんて立場が逆な感じでおかしいなとのんきに笑っていたおいら。でも、その若者に注意され、スマホマナーまでお子ちゃまみたいなおじさんに最後はすっかりあきれてしまったのでした携帯電話に限らず、近頃こうした現象をたまに見かけます。中高年の方が明らかにマナー違反をして、周囲の若者に白い目で見られている光景。おいらは一応お坊さんなので、色んなお寺でもそんなシーンを目にしてきました。そのたびに残念な気持ちになり、「おいおい日本よ、大丈夫かと憂えていました。でも、さっきのバスのお兄さんのように、しっかりとした態度やマナー、言動をとる若者もいるのも事実。そんな若者に接した時は「うむうむ。まだ日本は大丈夫みたいだ」と、ホッとします。完璧な人間なんていません。でも、成人したなら最低限の大人のマナーは守りたいもの。おいらも決して偉そうな事は言えませんが、2人の子供の父ちゃんとなって、しっかりしなければと思い直したのでした。
「人の嫌がる事はやめましょう幼い頃、幼稚園や小学校で先生に言われた言葉が蘇えってきた、ぼやきおもて順でした。

   身延・新宿線高速バス  おいらがお世話になった高速バス


「お坊さんの常識は世間の非常識おいら達がよく言われる言葉です。気を付けたいと思います写真はご参考まで。
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