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この所、山の緑が日に日に鮮やかになり始めています。桜の時期も好きですが、新緑の季節も割りと好きなおもて順です
先日、とあるお寺のお祭りのでの事。お経を終え、おいらはご近所のお坊さん達と宴席でお昼を頂いていました。そこで話題は今年の桜の話にすると、隣に座っていたゆかいな仲間のウリュゼワースくん「みどりの桜ってどこにあるんですか?ってお客さんに聞かれたんですよ。困っちゃいました」と言い出しました。おいらは「ん~、それってもしかしてウコン桜のことじゃないのそれならうちにもあるけど、クリーム色っぽくて、淡いグリーンにも見えなくもないけど。今ちょうど咲いてるよん。ビール持って花見にくればと言うと、今度はゆかいな仲間のサンコンくん「いや、緑の桜ホントにありますよ。うちに1本だけあって今咲いてます。ホントに緑っす。何かこのお寺の近くにもあるらしいいっすよ。トンネルのそばとか。お坊さんウソつかないね~」と勝ち誇ったように言ったのでした。その場ではみんな「あっそう」ってな雰囲気で会話は終わり、宴席はお開きとなりました。
帰りはおいらはウリュゼワースくんとのんびりお散歩しながら帰る事にしました雨の予報だったもののまだ薄曇。おいら達はくだらない会話をしながら、とことこと家路を急ぎました。身延川沿いの道を進むとふいに左手に桜らしき木が3本あるのに気が付きました。おいらはその木をよく見て「あっ、これだ。緑の桜と思わず声に出してしまいました。何気なく見ていたら、開花が終わった葉桜のように見える木。でも、よく見ると、葉っぱではなくきれいな緑色の花を咲かせた桜の木でした。しかも満開の状態。ここは普段はほとんど歩く事のない道。車で通り過ぎるだけです。きっとこの日も車だったら見落としていたかもしれません。先ほどサンコンくんが言っていた通り、トンネルからも近い場所です。40年以上この地に住んでいて、初めての発見。ウリュゼワースくんもおうちがそばですが、今まで気が付かなかったとか。おいら達二人はその場で手を取り合い、「ありがとうほとけさま。ありがとうかみさま。ちょっとくやしいけどありがと、サンコンくん」と、新たな発見を喜んだのでした
3本のギョイコウ ギョイコウの花 ギョイコウの花アップ
それにしても、ほんとに緑。愛娘モンちゃんは3歳にして抹茶アイスが大好物。なので、「モンちゃんよ、これは抹茶アイスの木だよ。花が散ったら、抹茶アイスの実がなるんだよ」などと言ったらホントに信じてしまいそうな位に、美しいグリーンですサンコンくんが言った通り、これは確かにウコン桜とはあきらかに別物。でも木や花の形や雰囲気はソメイヨシノやウコン桜とほぼ同じです。果たしてこの木は一体何なのかおいらはネットで調べてみました。どうやらこの木はギョイコウ(御衣黄)という種類の桜みたい。桜でも珍しい種類なのだとか。詳しくはウィキのリンクを見て下さいね。クリーム色のウコン桜もおいらは渋くて好きです。おいらの宿坊では門を入ったところにあり、毎年この時期にいぶし銀的美しさで楽しませてくれますご近所さんや宿泊のお客さんの中には有名なしだれ桜より、このウコン桜を楽しみに来られる方も。おいらは一本では寂しいので、かなり前にこのウコン桜の対面に形状の似たピンクの八重桜の一種を植えてみました。まだまだ小さな木ですが、時を同じくして八重のきれいな花を咲かせています。
それにしても、こんな色の桜があったとは。久々の驚きと感動でありましたおいらはギョイコウを2、3本境内に植えたくなってしまいました。裏山だと遠目にただの葉桜にしか見えない恐れが。なので、植えるなら玄関そばの皆さんが見える場所がいいかも。まだ手に入れてもいないのに、あれこれと思いをめぐらしてるおもて順です

     志摩房のウコン桜   志摩房のウコン桜アップ
※ギョイコウがある場所は日蓮大聖人のお墓の道のそば。トンネルを抜けてしばらく行くと右手にあります。サンコンくんのお寺にもあるので行ってみてはいかが
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