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おいらの住む身延山では、有名なしだれ桜が咲き始めだいぶにぎやかになってきたのだ。我が家ではジュニアくんが誕生し、愛娘モンちゃんもいるのですでに超にぎやかなのだけど。寝不足育児24時間勝負な毎日なので、やっぱりブログにまで余裕がまわらないのだ。言い訳の春となってしまったうら順なのだジュニアくんが誕生したら、もうちょっとおいらにはゆとりが出来るつもりだったんだけどなぁ。
前にも池のお話をしたけれど、おいらの宿坊には池が2つあるのだ。1つは中庭の大きな池。ここには今、もう10年以上住む真っ黒クロコイ一族が数十匹と錦鯉が数匹、そして新参者のゴールデンアルビノソウギョファミリーが6匹暮らしているのだクロコイ達はよほど水が合うのかこれまで数百匹が誕生。あまりに増えすぎるので、あちこちにもらって頂いたりと大変だったのだ。錦鯉は繊細なのか寒い環境が苦手なのか、なかなか長生きしてくれないのだ。そこで今はタフで見た目もゴージャスな金色のソウギョを飼ってみることにしたのだ。これは外来種だけあってホントに強そう。おいら的には相撲、野球、プロレス等々、すべて日本人びいき。だけどソウギョだけはみんなにナイショで秘かにファンになりつつあるのだ。四十路になってもやはりとまどい、ぶれてしまうダメうら順なのだ
もう一つはおもての境内にある小さな池。おもての池にはかつて錦鯉一家が長い間暮らしていたのだ。10センチほどの子供の頃から、30センチほどまで成長し数も10匹以上いたのだ。自分達から寄ってきてはエサをねだったり、飛び跳ねては肩に乗ったりそれはそれはかわいいコイだったのだ。肩は冗談です。すいませんしかし、時は流れ1匹、また1匹と徐々に数が減り、この冬にはなにがいけなかったのか突然一家はお家断絶となってしまったのだ。何と池に残ったのは、愛娘モンちゃんが金魚すくいでとってきた赤い金魚2匹のみ。悲しいかな一つの時代が終わってしまったのだ。おいらは、とりあえず気分を変えて、おもての池の掃除をする事にしたのだ。汚い水を全て取りきりブラシでこすって、池を洗い新たに水をはると美しい澄んだ水の池に変身すぐに2匹の金魚を戻してあげたのだ。まるで億ションワンフロアーすべて我が家ですぜみたいな贅沢な状況に、金魚達もうれしそうにのんびりと泳いでいたのだ。
コイとは何たるかを教える愛妻と耳を傾けるモンちゃん 池の水温に鳴慣らし中 モンちゃんに手伝ってもらいコイを分ける
さて、せっかく池を掃除してみるとやはり金魚2匹では寂しい気が・・・。おいらは日本、日本人大好き人間だけど、ここはグローバリズムに飲み込まれ、またまた外来アルビノソウギョを10匹ほどと考えてみたのだ。金色だらけの池も、風水的に良さそうかしらと思ったりしつつ、その事を愛妻に話したのだ。すると愛妻は「やっぱり、おもてぐらいは錦鯉がいいよ」と即却下。横で聞いていたモンちゃんも「コイコイコーイ」と断然コイ派らしく、おいらは2秒でカウンターKOされてしまったのだうまく育ってくれればいいのだけど、またすぐに命を終えてしまうとかわいそう。寿命ならまだ仕方ないけど、以前は亡くなった我が友ダメ犬コロンくんが、こっそりコイや金魚を襲撃したり、サギが来ては殺戮を繰り返すという事態も。今もサギが来るし、最近はまるまる太ったのらネコが徘徊してるので、コイツもコイを狙いそうな気が我が家のコイをとりまく環境は決して平穏とは言えないのだ。困ったおいらは、いつもの瞑想と読経をする事に。そして半日の瞑想と4時間ほどの読経の後にお告げを聞いたのだ。おいらの深層意識に聞こえてきたのは、「数は力なり」「質より量」「下手な鉄砲も数打ちゃ当る。ちょっとちゃいまっかな」というお言葉。ひらめいたおいらは、ネットでコイの通販を探してみたのだ。すると・・・、ありましたな。最初のページからヒット。そこには何と『コイ50匹1万円』の文字が。しかも『ひかりものミックス』とか『特盛りミックス』とか、おいらは「おいおいお寿司のメニューかよと笑いながら、パソコンにむかってつっこんでしまったのだ。しか~し、それにしても安い。10センチから15センチ程度の稚魚とはいえ、おいらの知りうる限りでは破格な気が。まあ、どんなコイが来るかものは試しという事で、とりあえず発注してみたのだ。
本日28日からは愛娘モンちゃんも新年度まで保育園がお休み。そんな事もあり、今日届くようにお願いしていたのだ。もうモンちゃんは朝からそわそわして、おいらに「とーちゃん、コイさん来るまでお外でおむかえしてよう」と言って待ちきれない様子ようやくお昼前にコイさんはやって来たのだ。ダンボールの中には厳重にビニールに包まれたコイさん51匹が。お手紙には、池に放すまでの方法や注意書き、そして1匹サービスしといたよんと、丁寧に書かれていたのだ。見たところ特に問題もなさそう。しっかりとコイヘルペス等、色んな病気の検査済み証も添付されていて一安心。愛妻とモンちゃんとしばしコイを愛でつつ、まずは池の水温に慣れさせる為、ビニールごと移し30分ほど池につけておいたのだ。「モンちゃん、51匹のコイさんに名前をつけてね」とおいらが言うと、「うん、分かった」と言いながら頭を悩ませていたみたいそしていよいよコイを池に放す事に。愛妻と慎重審議を重ねた末に、おもてに30匹、中庭の大きな池に21匹を放したのだ。メダカブリーダー、ダメいぬブリーダー、人の赤ちゃん2人出産済みという経験を持つ愛妻は、「2つの池でどう成長が変わるか見てみたい。それにはこの配分が理想的と計算結果がでたの」と何か科学者のような事を言ったのでおいらは一瞬たじろいでしまったのだ。そこまで深く考えていない事を悟られないよう、おいらも「うん、そうだよね。それがいいよねと分かったような振りをして答えたのだ。
その後、おいらは助手の愛娘モンちゃんに手伝ってもらいながら、2ヵ所の池にコイを放したのだ。新たにやってきた51匹の錦鯉は春の陽射しの中、元気に泳ぎ出しているのだ。まだ少し寒かったり、水温も低めで心配だけど、何とか無事に成長してほしいのだ。1匹数十万もするエリート的コイもいる中、我が家に来たコイは特盛りミックスの51匹1万円という超庶民派。しかし、そこは庶民派雑草魂を発揮して何十年も長生きしてほしいのだジュニアくん、モンちゃんとともにまた成長を見届ける楽しみが増えてうれしいのだ

おもての池に放されたコイさん 中庭の池に放すコイ達を落ち着かせるモンちゃん 中庭の池に放されたコイさん
※おいらのお寺に来られた方は、どうぞ池のコイ達の様子を見てあげて下さいね。お寺にコイをあげたくてあげたくてたまらないという方も大歓迎なのだ
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