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おかしいなぁ。近頃時が経つのがいやに早いのだ。気が付けばもう3月。ジュニアくんが誕生して安心したのか、もしかしてプチ燃え尽き症候群かもなうら順なのだ
おいらには決まって毎年、「これはこれは春ももうそろそろですな」と感じる風物詩があるのだ。順を追っていくと、まずはふきのとう。そう、山菜のふきですな。いつも、2月中ごろに伊豆は下田の親戚のおばちゃんが、伊豆の太陽をめいいっぱい浴びたふきのとうを山のように送ってくれるのだほろ苦い独特の風味は好きな方も多いはず。我が家では定番の天ぷら、ふき味噌、あっさり佃煮風にして頂くのだ。これがまた、ビールのつまみに最高なのだ。ビールの苦みとふきの苦みで、うま苦さ倍増なのだほどなくすると伊豆よりもはるかに寒い、おいらのお寺の庭や裏山にもふきのとうが顔を出し始めるのだ。こんなおいしい食材が、毎年勝手に生えてくれるなんて全くありがたい事なのだ。「すまんなぁ。おいしく頂くからね」と言っては、愛娘モンちゃんとふきを摘んでくるのだ。とってもとっても生えてくるので、採りきれなかったふきは庭や山でそのまま花を咲かせているのだ。
続いては段々と暖かくなってくると、今度は庭のしだれ梅が咲き始めるのだ。この頃は寒さもピークを越え、本格的な春までもう少しといった気候になってくるのだこのしだれ梅の木はもともと境内の違う場所にあったもの。本堂を新築する際、今の場所に移植したのだ。植木屋さんも最初は、もしかすると根が付かないかもと心配していたけれど、健在だったおいらの親父とおいらのお経が効いたのか、しっかりと根付き毎年美しい花で楽しませてくれるのだ。年によっては梅が咲いた後に雪がまた降ったりする事も。でも、これがまたおつな風景なのですな。雪山となった身延山(みのぶさん)と隣の鷹取山(たかとりやま)をバックに「日本ばんざい」と言って熱燗でもぐいっとやりたくなるような雪かぶりしだれ梅の姿が見られるのだちなみにその写真はおいらのお寺のホームページのトップページ中にアップしてるので、気になる方は見てね。熱燗飲みたくなっても知らないよん
   我が家のふきの花   ふきのとう甘辛煮
時を同じくして現れるのがウグイスさん。これも律義に毎年同じ頃に現れては「ホーホケキョ。今年も来ましたぜ」と鳴き始めるのだ。今年は昨日の朝に今年の初ウグイスの声を聞いたのだけど、驚きの事実が。その晩、おいらはとある会合に出席した際、ウグイスの話になったのだ。すると、離れた隣町の3人の人も「えっ、俺も今朝初めてウグイスの声を聞いたよ」と、離れた場所の4か所で初ウグイスの声が確認されていたのだ。ひょっとすると、身延山周辺のウグイスさん達は、よなよな集まっては「今年の初鳴きは明朝5時48分開始とする。もれ無きよう、山梨県下21875羽すべてに通達すべし。ホケキョケキョなどと、リーダーウグイスから指示が出されているのかも。そんな訳ないか・・・。その場でウグイスの鳴き方についても話になったけど、よく言われているように鳴き方がだんだん上手くなるという事でおじさん達の意見は一致したのだ。おいらも子供の頃から、庭や山のウグイスの声を聞き続けてるけど、確かにそうなのだ。最初は「ホケホケケキョ」なんて感じで頼りなさそうだけど、日を追うごとに「ホーホケキョとホントに鳴くのだ。口笛で真似してやると、仲間だと思うのか声を返してきたりしてなかなかかわいいのだ。でも、最盛期には数羽が一度に鳴き、しかも早朝から窓の近くでなくのでうるさくて寝ていられないほど。こうなると、もう風流を通り越してほぼ騒音状態になってしまうのだ。でも、お泊りのお客さんがある時などは、まるでスピーカーで流してるかのように、美しくずーっと鳴いているので、皆さん喜んで下さっているのだウグイスの声で目覚めるなんて、考えればぜいたくな話かも。ことに都会にお住いの方なんかそんな事もないんだろうなぁ。
春はもうすぐ。梅が散るといよいよ今度は、しだれ桜の季節がやって来るのだ。いやいや、お花見でまた飲んでしまうなぁ~

      しだれ梅咲きました   しだれ梅全景と後ろが鷹取山
※世の中は春近し。おいらは春風に誘われて、愛娘モンちゃんとジュニアくんを授かったお礼参りの旅に出るのだ

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