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愛妻とジュニアくんが家に戻ってから、我が家に新たな生活ペースが生まれつつあるのだ。愛娘モンちゃんとジュニアくんに合わせ早寝早起きになったのは健康的で良いのだけれど、でもおいらと愛妻はよく眠れないのであまり健康的ではないのだ。最近は愛妻と共にスペインの皆さんのように昼寝が増えているシエスタうら順夫妻なのだ
ちょっとずつだけど時間に余裕が出来始め、このダメブログも徐々に以前のように更新回数が戻るようがんばってみるのだ。愛妻の妊娠から出産までは、月に1回なんて時もあったけどまた月に5~6回は更新したいと思っているのだ。でもその前に、おいらには1つ気がかりな事が。それはある場所にお礼参りに行かなければと、ジュニアくんの誕生以来ず~っと気になっていたのだその場所とはおいらの住む身延山(みのぶさん)のお隣にある七面山(しちめんさん)というお山。前にも何度かお話したけれど、このお山の山頂付近には七面大明神(しちめんだいみょうじん)という、身延山や法華経の信者さんをご守護下さる神さまがお祀りされているのだ。こちらはおいら達が所属する日蓮宗総本山身延山久遠寺のお堂の一つ。このお堂は身延山の中にある『○○坊』と付くお寺の住職の中から別当職(べっとうしょく)と呼ばれる責任者が任命され、3年交代でお守りさせて頂いているのだ。おいら達は親しみを込めて別当さんとお呼びしたりするのだ。
実は愛妻が出産するまでの4ヶ月近くの間、今の別当さんを始めお山の皆さんにおなかの赤ちゃんと愛妻の健康と安産を毎日ご祈願して頂いていたのだこの七面山では例年9月18日の晩から翌朝にかけ盛大にお祭りが行われるのだ。その事も例年9月のブログでお話させてもらってるのでぜひ見てね。昨年もおいらはこのお山に登り、その際今の別当さんとお話をさせて頂いたのだ。今の別当さんは大学や修行場所も一緒だった、おいら達からすれば伝説的な大先輩。OB同士というという事もあり日頃から親しくさせて頂いているのだ。その時においらの愛妻の妊娠の話となり、別当さんのご好意で出産までお祈りして下さる運びとなったという訳その後、愛妻も3ヶ月の入院となったり色々と大変だったものの、おかげさまで残された愛娘モンちゃんやおいら達家族も何事も無く、母子ともに健康で無事にジュニアくんの誕生を迎える事が出来たのだ。
参道から見た朝焼けの南アルプス連峰 36丁で迎えたご来光と山林越しの富士山 参道から見える雲海の中の甲府盆地
お経にも説かれているけど、見えないご守護のお力は確かにあるのだ信じる事、祈る事、努力する事でそれはさらに確かなものになるのだ。おいらは人様のお祈りをたくさんさせて頂いているけれど、自分の事を心配し他にも祈って下さる人がいるのはとてもありがたく安心な事。でもそれを毎日続ける大変さも少しは分かるのだ。なので、今回4ヶ月もの間欠かさずお祈りして下さった七面山の別当さんや他の皆さんのご好意が申し訳ない位ありがたかったのだ。おいらも必死で自分のお寺のほとけさま、神さま、ご先祖さまに赤ちゃんと愛妻の無事をお祈りしたのださらには七面大明神さまにもお祈りして頂いたおかげで、何とかぎりぎりの所で助けて頂いたんじゃないかと感じているのだ。「うら順も愛妻殿ももう年なんだから、大事になさいよ。みんな一所懸命にお祈りしてるし、がんばって過ごしてるようじゃから手を貸そうかのう。七面山のみなも応援してくれてるようじゃし。のうのう、ほとけさま、神さまのみなさん」と、おいら達家族を、優しく気遣って下さったほとけさま、神さまのお声が聞こえてきそうなのだ願いを叶えて頂いたら、忘れてはいけないのがお礼参り。人間の世界もお礼や感謝のご挨拶は大切な事。皆さんもよく寺社仏閣でお願いをすると思うけど、願いが叶ってもお礼参りを忘れてしまってる人も多いのだ。おいらも行ける内に行こうと、思い切って今回冬の七面山に登ってきたのだ。
七面山は標高1982m。登山のコースで言うと中級クラスの山。今の季節は麓近くからアイスバーンが現れ、アイゼンという滑り止めを靴に付けないと登るのが厳しいのだおいらも過去に3年間お勤めしていたので、この時期の山の様子は一応分かっているつもり。普段は1泊で行くのだけれど、今回は都合上日帰りの強行軍。出来る限り早く行こうと考え、早朝4時には登山開始を目標に、前日床についたのだ。でも万年寝不足のおいらは目覚めたのは午前3時。我が家から登山道の入り口までは30分ほど。でも、この季節は行くまでの道路も凍結があるのでゆっくりと走っていたら、もっと時間がかかってしまったのだ。
途中の参道はこんな感じ 境内入り口・45丁目の和光門 摩尼殿へ続く随身門
結局、登山を始めたのは午前4時30分ちょうど。30分遅れのスタートとなったのだ。参道は全部で50丁に区切られ、歩く距離は約8キロほどと言われているのだ。普段は2時間から2時間半で登るおいら。しかし、この日は麓近くからすでにアイスバーンが現れ、さらに前日降った新雪もあり、足をとられながらの登山となったのだ。4時半だからもちろん周りは漆黒の闇。外灯も無い参道ではおいらは懐中電灯1本の灯りが頼りだったのだこの年になると、今までそれなりに色んな経験をした事もあり、多少の事ではビビらなくなっているのだ。暗闇も特に怖いという事も無く、逆に新雪に反射した電灯の明かりが周りをボウっと照らして何とも言えない美しさだったのだ。半分ほどの23丁近くになるとまだ暗い中、遠くに富士山の稜線が浮かんできたのだ。快晴の夜空ではすでに遠くで朝焼けが始まっていてしばし見とれてしまったのだ。6時近くになると日の出も間近となりもう懐中電灯もいらない位に。当初は境内の見晴台でご来光を拝むつもりだったけど、お寝坊のせいで途中の36丁の坊でご来光を拝んだのだ山頂手前のお堂、敬慎院に着いたのは午前7時半。境内は50センチほどの雪が積もっていたのだ。特に行く事も告げていなかったので、お出迎えをして下さった顔見知りのお坊さんは朝からの突然の訪問者に少し驚いた様子だったのだ。大先輩の別当さんもこの日はおられ、お礼を申し上げる事が出来たのだ。先ずは七面大明神にお礼のお参り。お堂の中はさすがに寒く、歩いていた時の方がまだ暖かかったのだ開扉された七面さまのお顔を拝むと、一緒に喜んで下さっているようで、いつもよりにこやかに明るいお顔のように感じたのだ感謝の気持ちを込めてお礼参りを済ませ、今度は別当さんを始めゆかいな仲間のゆうちん達にも世間話をしつつお礼を述べたのだ。おいしいコーヒーをご馳走になり、弁当のおにぎりをほおばるとすでに時計は8時半。おいらは帰り支度を整え、皆さんのお見送りを頂きながらすぐに帰途についたのだ。雪の山道では何かあると大変なので、特に早めの行動なのだ。何と言っても午後には愛娘モンちゃんを保育園にお迎えに行くつもりだったし。お礼も出来て心が軽くなったおいらは、足取りも軽快に参道を下ったのだ。新雪があるおかげでクッションとなり、山道の段差も減るので足に負担がかからないのだ。この日は19日で毎月の七面さまのご縁日。なのでかかさず19日には月参りをされてる方も多いのだ。おいらも帰り道、顔見知りの方に何組か会い、立ち話をしてきたのだ。麓に着いて時計を見ると10時前。1時間半の帰り道だったのだ。10時半には我が家に戻ると、愛妻とおふくろが「げっ、もう帰ってきたの」とビックリしていたのだみんなが思うほどまだまだおいらは年ではないのだ。こうしてお礼参りとモンちゃんのお迎えも無事に済ませる事ができ、その日のご褒美ビールはことのほか美味く感じたのだ

七面大明神をお祀りする摩尼殿 雪の七面山境内と後ろに山頂 遥拝所から見た富士山と左下は身延山山頂
※あと2ヶ所ほどお礼参りに行かないとなぁ。家族の為ならエ~ンヤコ~ラなのだ
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