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寝不足のうら順なのだもともと慢性不眠症のおいらは、20年以上も浅い眠りにしかつけない人。ここ最近はさらに愛娘モンちゃんの寝相の悪さがさらにパワーアップ。モンちゃんの無意識パンチや裏拳ネリチャギや前蹴りが夜中に突然襲い掛かって来るのでウトウトも出来ないのだ
眠い目をこすりつつパソコンでメールチェックをし、ボケーっとそのままネットサーフィンをしていたら、目の覚めるサイトを発見。そこにはおいらが待ちに待ったうれしい文字が書かれていたのだ。それは・・・アルビノソウギョ入荷しましたというもの。興味のない方は「何すか、それ?」と思うかもしれないけど、釣りや観賞魚に興味がある方なら多分ご存知のはず。ソウギョ(草魚)はコイのような淡水魚で、アルビノとは先天的に色が白かったり、薄い金色っぽい感じの体色の生き物の事。そう、要は金色っぽいソウギョの事この魚は今はなかなか手に入りにくくなってきているのだ。それは、水草の食害や、フンが水質汚染を招くので要注意外来生物に指定されたから。最初は明治時代に食糧難解決の為、日本各地に放流されたみたい。今でも中国では食用として食べられているのだ。体も1メートルから2メートル位まで成長するから、食べごたえもありそう。一時期は日本の皆さんも、ソウギョに救われたと思うのだ。でも、その後、生態系に悪影響が出始めた為、かわいそうだけど救世主から一転悪者のレッテルを貼られてしまったのだ。そんな事もあってか、近年ではソウギョの流通は減ってきているようなのだ
初めてアルビノソウギョ見たのはもうかなり前の事。その後も、水族館やよそのお寺の池で泳ぐ巨大なアルビノソウギョを見て、おいらもいつか欲しいなと思い続けていたのだ自然界では悪影響が出てしまったけど、個人や施設の池なんかでは藻などを食べてくれるので、池の掃除屋さんとして今でも重宝がられているのだ。アルビノソウギョは見た目も華やかだし、体も結構丈夫だとか。さらに掃除までしてくれるとあって、おいらもずーっと欲しかったのだ。これまでも何件も養魚場やペットショップに問い合わせたけど、いつも売り切れか入荷未定。なので今回は念願のチャンス到来となったのだ早速発見したペットショップに電話をすると、まだ売れていないとの事。お値段もややお高いような気もしたけれど、おいらは2匹だけ予約をお願いしたのだ。
   上の金色はギョ太郎、真ん中は金色コイ、下がソウ子   ソウ子
その翌日、早速ソウギョを買いに向かったのだ。日頃何もしてあげていない愛妻には金額は恐ろしくて言えないので、モンちゃんとソウギョを持ちに言ってくるとだけ伝えたおいら。お店に着くと、水槽の中に10匹ほどのアルビノソウギョが泳いでいたのだ。水槽のすみには『佐藤様ご売約済み』のうれしい張り紙が名前を告げると、店員さんが2人がかりでソウギョをアミですくい出そうと作業を始めてくれたのだ。その間、おいらはモンちゃんとペットショップ内を見学する事に。ここは何度か訪れていた事があるのでモンちゃんも覚えているらしく、「とーちゃん、ワンワンとネコにいく」と言っておいらの手を引っ張り出したのだたくさんのネコやイヌ、大きなコイやナマズ、スッポンなどを見て、モンちゃんは目を大きく見開いては「わ~、かわいいね、かわいいね~」ととてもうれしそうだったのだ。ケージの中に2匹のコーギーの赤ちゃんを見つけた時は、おいらもにごった目を少し輝かせて「わ~かわいいね~」とモンちゃんと連呼しては、相棒コロンくんの事を思い出したりしていたのだ一通り店内を見て水槽の場所に戻ろうとした時、おじさんの叫び声が聞こえたのだ。何かと思ったら、ソウギョがアミから飛び出し、床ではねていたのだ。そして、次の瞬間、ソウギョは後ろにある大きな貯水槽の中にドボンと落ちてしまったのだ。偶然現場に戻ってしまったおいらを見て、おじさん建ちはかなりバツが悪そうな表情。貯水槽はちょっとしたプールくらいあるので、そこからすくうのはどう見ても無理。申し訳なさそうにあやまるおじさん達に、おいらは仕方なくさらにやや高いソウギョをもう1匹代わりに買う事で伝えたのだ。ソウギョはかなり飛び跳ねる習性がある魚。その後っも2匹のソウギョを水槽からビニール袋に移すまでは、おじさん達も一苦労だったのだ。何とかソウギョを車に積み、お会計をする事に。すると、うれしい事に、大きめのソウギョも逃がしたものと同じ値段にしてくれたのだ。うれしいような申し訳ないような気持ちでモンちゃんと我が家に急いで戻ったのだ
我が家に着くと、ソウギョをビニールのまま池に入れ、まずは水温を体に慣らさせてあげるのだ。直射日光があたるといけませんと言われたので、日よけの傘も置いてみたのだ。そのまま1時間ほど置いておき、いよいよ池に放す時が。モンちゃんには良く見える位置で見ていてもらい、おいらは恭しくビニールの中のアルビノソウギョを池に放ったのだ。1匹は40センチほどの大きさ。もう1匹は30センチ位。おいらは大きい方に『ソウ子』、小さいほうに『ギョ太郎』と命名したのだ。まあ、果たして命名通り、オスとメスかは分からないけどともかく、この池で2匹が結ばれ、たくさん卵を産んで子供が生まれて欲しいと願いを込めてみたのだ。おいらと愛妻も、愛妻のほうが体が大きいと思われているので、ソウ子も大きいほうにしてみたのだ。魚にも個性があるのか、2匹はすぐに池の環境に慣れたよう。もともといる大小多数のコイにもビビる様子もなく、逃げる様子もなし。最初のエサやりの時も、コイに混ざってしっかりとうきエサを吸い込んでいたのだ新しくコイを買って池に放すと、しばらくは慣れず、隅っこでじっとしているコイもいるのだ。その点、ソウギョは神経が図太いというか、たくましいというか、これならしっかりと育ってくれそうな気が。
ソウギョは育ちも早く、1年で30センチ以上大きくなる場合もあるとか。今の池なら2メートル位になっても大丈夫そうなので、ガンガン大きくなってほしいのだ心配なのは、やはり宿敵サギの存在。ここしばらくは来てないようだけど、いつまた現れるか分からないのだ。今のサイズだとまだ襲われる危険がありそう。恐らく50センチ位になれば襲われないし、襲われても逃げられそうな大きさだと思うのだ。愛娘モンちゃんの成長とともに、ソウ子とギョ太郎の成長もまた新たな楽しみとなったのだ。毎日、ウキウキしながら池をのぞきこんでいるうら順なのだ

   ギョ太郎   コイの中でも余裕のソウ子
※アルビノソウギョは色もきれいなので見つけやすいのだ。目が赤くて、コイよりちょっとスマート。ややブサカワ系な顔をしてるからすぐ分かるはず。おいらの宿坊にいらした方は、中庭の池でアルビノソウギョをぜひ見つけて頂きたいのだ
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