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前回より続く
とろろランチを食べ終えると時間的に宿へ行くのかと思いきや、オグー上司は「腹ごなしをせねばまずいであろう。大井川をさかのぼるのだ」と、やや赤いお顔で述べられたのだ。オグー上司の言葉通り車を大井川沿いに走らせ、どんどん上流に向かったのだ。途中、有名な大井川鉄道のSL列車ともすれ違い無邪気にはしゃいでしまったのだ。オグー上司によれば、この川にはたくさんのつり橋があってけっこう有名なスポットなんだとか。周囲が結構山深くなった所で急にオグー上司が車を止めさせたのだ。外に出た上司は何やら神社らしい建物の前でお参りをして戻ってきたのだ話によればすぐ近くに親類の家があり、幼い頃に来ていたとの事。どうやら、お礼参りのご挨拶に行かれたようなのだ。1度大井川を対岸に渡ると目の前が開け始め、広い川一杯に長いつり橋がかかっているのが見えてきたのだ。近くに車を停め早速渡りに向かったおいら達。何とこの橋はスタートするとすぐ下が民家の屋根の上何か申し訳ない気分になるのだ。この橋は塩郷のつり橋といって、長さは200メートルほど。高さも10メートルはあったのでかなりスリリング。天気もよく、澄んだ川の水も美しく気分爽快。お約束でおいらはみんなが真ん中辺りに来たところで、橋を思い切りゆらしてふざけてみたのだ。「や、やめろ~」「こら~」と仲間達が恐怖におののいていたのだ。そんな時、オグー上司は「あっ、あ~」とかぶっていた帽子が風にあおられ、ひらひらと川に落としてしまったのだ。コントのような展開に一同大爆笑対岸に全員渡ったものの、特になにかがあるわけでもなく、すぐに引き返したのだ。帽子はあいかわらず川岸に落ちたまま。そのまま車に乗って帰ろうかと思ったその時、オグー上司は「ちょっと拾ってくる」と言って走り去っていったのだ。後を追っかけると、すごい速さで川岸に下りていったのだなだらかに石積みで舗装がされていたので、歩くのには問題なし。でも、3、400m位はあったかも。その様子を残されたおいら達はのんきに笑いながら見て、「がんばれ~。川に落ちないでね~。流されたら知~らないっと」などと言っていたのだ。執念でホントに拾ってきたオグー上司はその後、疲れたのか宿まで爆睡でいらっしゃたのだこうして1日目の日程を終えたおいら達。お神酒で心身を清め、お寺をお参りし、つり橋を渡り精神が鍛えられ、帽子から人間あきらめてはいけない事を学び、ちょこっと心が鍛えられたのだ。
 つり橋の上からコントのように帽子を落とした直後のオグー上司 渡ったつり橋 帽子を拾って慌てて戻るオグー上司
翌朝、宿でブレックファーストを済ませたおいら達に、早速オグー上司から2日目の指令が下ったのだ。「着いてきたまえ。まだ旅立ちまでは時間はあるだろう」朝からやる気なのだ言われるがまま上司の後に付いていくと、まるで宿の中を我が家のようにどんどん進んでいったのだ。やがてベランダ風なところから屋外へ。さらに海岸沿いの岸壁にある遊歩道をひたすら上に上って行ったのだ。10分ほど山道を登ると、そこには思いがけずお寺のお堂風な建物があったのだ。こちらは香集寺というちゃんとしたお寺のよう。人は住んでないようだけど、下には仁王門もあったりと割と立派なのだ。境内には記念碑があって、なんでも日本発の無線の実験を行ったんだとかオグー上司は昔、お子さん達とたまに来ていたようで、それで知っていたのだ。
朝からお寺を参拝し、パワーを頂いたおいら達は次なる目的地に向かったのだ。とは言え全く目的がないので、「さあ、どうしますか?」「どうする、どうするとのゆかいな仲間達の言葉に、おいらが速攻で答えてあげたのだ。「海を渡りましょう。」この間、2秒。できる男は迷わないのだ。清水港から西伊豆は土肥までカーフェリーが出ているのだ。早めに港に着き、船を待っていると、後ろにはきれいな女性二人組みの車が。しばらくして、ゆかいな仲間のけんぼうが「いやぁ、僕を見てずっと微笑んでくれるんですよね。僕に気があるのかなぁ」と、にやけていたのだするとおいらは偶然、その答えに気付いてしまったのだ。よく見ると、けんぼうのパンツのファスナーが全開だったのだ。おいらは横にいたタイガーくんにも耳打ちし、2人でふき出しそうになってしまったのだ。その姿を写真に納めるようタイガーくんに伝え、携帯を向けた所でけんぼうに気付かれてしまったのだ。「そりゃ~女の子達も笑いますよね~」と恥ずかしがっていたけんぼう。意地悪なおいらとタイガーくんは、しきりに悔しがっていたのだ。この日は超快晴。40分ほどの船旅では、海も穏やかで駿河湾と富士山の絶景が楽しめたのだ。すでにお昼になっており、まずはランチを取る事に。けんぼうの霊感で選んだ店に入り、海の幸を頼んでみたのだ。お店のおばちゃんは、まるで30年位前から知ってるかのような応対で、良くも悪くもかなりフランク。メニュー通りのお魚がなかったものの、逆にもっとすごい料理を出してくれて、こちらが恐縮してしまったのださすがに海沿いだけあって、おどろきの新鮮さと品数。オグー上司はお店の皆さんと必ずの再訪を約束していたのだ。
   駿河湾フェリーから見た富士山   フェリー内で幽体離脱中のタイガーくん
海の幸に圧倒されたおいら達に、ここで再びオグー上司から指令が下ったのだ。「ここまで来たから、えぼし岩に行きましょう」車を南下させ、雲見という集落に入ると、そのえぼし岩はあったのだ。でも、実際は岩などという物ではなく、山。正式にも烏帽子山という、えぼしのような形をした岩山だったのだ。オグー上司曰く、山頂には神社があり、そこまではかなり長い石段があるとの事この神社に祀られているのは富士山に祀られている木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)のお姉さんで、容姿が妹よりも劣っていたとか。なので、この山を歩いてる時に富士山のほう見て、きれいだとかそういう言葉は決して口にしてはいけないのだそう。もしも言ってしまうと、ねたんだお姉さんの神さまが怒って、けがをさせたり足をすべらせたりするetc・・・などなど諸注意を聞き、とりあえずおいら達は上り始めたのだ。階段の幅は狭くかなりの急傾斜。後から調べたら石段だけで500段以上とか。身延山の石段より200段以上多いのだ。予想以上のきつい階段に、休み休み登るゆかいな仲間達。途中、二つのお宮があり、山頂近くまで来るとそこからは山道になっていたのだ。ここで思いがけない光景が。山頂近くの茂みの中から、女性のすすり泣きが聞こえてきたのだ。「ひょっとして、お姉さんの神さまの泣き声かしらと、思ったらホントに30台位の女の人が声を出して泣いていたのだ。場所が場所だけにとっさに「なんかやばいかも」と思ったおいらは普通に「こんにちは~」と明るく挨拶をして通り過ぎたのだ。山頂に着くと、そこには小さいながらもお宮があったのだ。ご挨拶のお参りを済ませ、さらにその横にある展望台を登ると・・・。そこからは超絶景が広がっていたのだ。そこはまさしく岩山のてっぺん。数人が建てる位のスペースからは富士山や伊豆半島の海岸線が丸見えなのだ強い海風に油断してると飛ばされそう。でも恐る恐る下を覗き込むと、岩肌に植物が。その植物とは岩松。オグー上司は何年も前にそれを採ろうとチャレンジしようとしたけど、さすがに諦めたのだとか。その後も同じような事をしようとした方が、誤って転落し亡くなられたなんて話も。オグー上司は映画ロードオブザリングゴラムが指輪を見つめるように、いつまでもその岩松を凝視していたのだ「岩松がほち~。私のいとしいイ・ワ・マ・ツとダダをこねる上司をなだめ、おいら達は来た参道を下ったのだ。下りの方が急な分、怖かったのだ。途中、先ほどの泣いていた女性も追い越し一安心。無事に戻ってきてくれていて良かったのだ。雲見もさんざん通った場所だけど、こんな絶景スポットがあったなんて、全く知らなかったのだ。身延山の山頂からもこの烏帽子山が見えるそう。確かに西伊豆まで晴れていると見えるけど、確かにこの山かはちょっと自信がないのだ。また確認してみま~す。
 長い石段のぼりスタート 疲れのあまりスマイルポーズで気を紛らわすタイガーくん 山頂のお宮の屋根越しの風景
   山頂から見た下田方面の眺めとけんぼうの後頭部   山頂からの土肥方面の眺め
こうして、烏帽子山の神社をお参りし、おいら達は帰路についたのだ。1泊2日の旅は思いがけず、パワースポットを巡る旅となったのだ。かなりのご利益やパワーを頂けたかも。旅のコーディネーターのオグー上司にはただただ感謝なのだ各お寺や神社で6年間の任期満了のお礼と、さらなる次のステップのお願いをお祈りさせて頂いたのだ。パワースポットとゆかいな仲間から、元気をいっぱい分けて頂いた充実の卒業旅だったのだ。満足じゃ~

※人生、やはり何でも先輩に聞いてみたり、相談して見る事が大切なのだ。おいら達が知らない事を、たくさん教えて下さるはずなのだ。何事も困ったらまずは、人生の先輩に相談が有効と、あらためて思ったのだ
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