Menu
ようやく春本番。おいらが住む身延の山々のしだれ桜も、もう間もなく開花が始まりそうすでにお花見ではなく、つぼみを愛でながら一献楽しんでいるおもて順です
さて、春は別れと出会いの季節。人生の転機を迎える方も多いと思います。実はおいらもその一人。今まで、身延山頂のお堂、奥之院思親閣にお勤めをさせて頂いていましたが、この度2期目の任期満了の為、退任する事になりました。先ずもってお世話になった全ての皆さまに、心より厚く御礼申し上げます
こちらのお堂をお預かりするのは別当(べっとう)という役職の方。分かりやすく言うと、住職であり責任者です。おいら達は日頃は親しみを込めて、お別当さんとお呼びしています。この役職は身延山内にある約30の支院(しいん・~坊と名の付いているお寺です)のご住職さんの中から選ばれ、日蓮宗総本山久遠寺の法主猊下(ほっすげいか・久遠寺のご住職)より任命を賜り、3年任期で交代をします。おいらは恐れ多くも、2代のお別当さんよりお声をかけて頂き、お堂をお守りするお手伝いをさせて頂きました。お勤めを始めたのは平成20年の4月から。以来、あっという間に6年が過ぎました当時、34歳のおいらは、お坊さんの世界では生まれて間もない赤ちゃん程度の存在。浅学、若輩のおいらに果たして、お手伝いが無事に務まるかドキドキしながらのスタートでした。それでも、先輩や同僚、心優しき多くのスタッフや関係者の皆さまに御指導、時には片目をつむって頂くなどして、何とか職務を全うさせて頂く事が出来ました。何と言っても1番感謝したいのは6年の間、風邪気味程度の事はありましたが、大病やケガもなく1日も病欠せずに済んだ事。丈夫な体を下さった両親と、ご守護を頂いた佛さま、神さま、ご先祖さまにただただ感謝するばかりです忙しい時は早朝から夕方遅くまでのお山での勤務。さらに我が家へ帰ってからは、愛妻に怒られないように宿坊のお手伝いも。我ながら、よくがんばれたものだと、自画自賛したくなります。でもそんな時はストレス解消に、ビールの消費量もUPしちゃったかも
また、このお堂にお勤めさせて頂いたおかげで、全国の多くの皆さまとも尊いご縁を頂く事ができました。お参りをされる方との信仰的なご縁はもちろん、その他にも色んなご縁が。中でも印象に残るのは、ゆかいな仲間のけんぼうや、プリーストタイガーくんにお参りにいらした現奥さま方と、ステキな一生の良縁を結ぶお手伝いが出来た事です思親閣の日蓮大聖人の不思議なお導きか、あれよあれよという間に事が進み、見事にゴールインを決めてくれたのでした。おいらの私生活では、愛娘モンちゃんを授かりこれまた親子の縁を頂く事が出来ました。おかげさまでモンちゃんは間もなく3歳を迎えようとしていますまたこの間、なぜか遅ればせながらブログを発作的に始めてみたおいら。奇跡的に4年半近く続いているダメブログですが、このおかげでわざわざファンという方が、奥之院まで訪ねて来て下さった事もありました。
6年の間には、東日本大震災や、大雨、大雪等々、近年にない天災に見舞われた事もありました。ですが、自然の驚異よりもそれに勝るほどの、身延山の四季の移り変わりの素晴らしさを体験させて頂く事が出来ました。毎日のように目にする富士山南アルプス連峰や、伊豆半島まで見渡せる雄大な山並みの眺め。春の桜や、初夏の新緑。秋の紅葉に厳しい寒さの中での雪景色。わずか麓から、ロープウェイで7分半の距離ですが、麓とは全く違った四季折々の風景を楽しむ事が出来ましたおいらは30代からだんだんと地元に愛着が涌くようになりました。今はもう40代ですが、この6年でますますこの身延山が大好きになりました。これもこちらにお勤めをさせて頂けたからこそだと思います。
ゆかいな仲間のゆうちんと作戦をたてて、お正月にモチツキ大会を始めたのも思い出深い出来事すっかり恒例となってリピーターさんもおられる事はうれし良い限りです。でも今さらですが今になって、もっとこうしておけば良かったと思う点も色々とあります。全国からお越し頂くご参拝や観光の皆様に、少しでも気持ち良くお参りして頂けるよう、知恵を絞ってみましたがまだまだ努力が足りなかったかもしれませんここでの経験と反省点を今後に生かし、もっと愛される身延山、何度でもお参りしたくなる身延山、なぜか足が向いてしまう身延山と、ますます多くの皆様にお越し頂けるよう、おこがましくもおいらもまた自分のお寺でがんばって行きたいと思います

某超有名歌手さんと想い出の一枚 赤富士とタイガーくんの切ない後姿 平成26年の初日の出と富士山に世界平和を祈るおもて順
※間もなくしだれ桜シーズン本番に突入宿泊のご予約お待ちしてま~す
  • -
  • -