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全国の皆さんにご心配を頂いた山梨県の大雪から早くも1ヶ月が過ぎようとしています。未だ雪かきの後遺症で、全身筋肉痛に悩まされているおもて順です
大々的にテレビでもニュースとして流されていたので、皆さんも山梨の大雪の映像を目にされたのではその時はまだ我が友コロンくんの喪中でブログをお休み中だったおいら。ライブで情報をお届けしようかとも思いましたが、返って色んな面でマイナスに働いてしまう事も考えて、あえてお伝えはしませんでした。ただ、山梨では空前の大雪という事で、写真は撮っておいたので、今さらですが当時の状況をお伝えしてみようかと思います。今回の大雪では残念ながらお亡くなりの方もおられました。先ずもって物故者の方のご冥福をお祈りし、ケガをされた方、建物等々被害を被られた皆さまの速やかなご快復、復旧を祈念申し上げます
2月9日朝の奥之院2 2月9日朝の奥之院1 2月9日朝の奥之院3
さて、今回の大雪は2回に分けて降りました。1回目は2月8から9日にかけて。2回目は2月14日から15日にかけてです。1回目の雪の日は、何とおいらは急きょ、お勤めする身延山山頂のお堂、奥之院で宿直をする事になりました。夜中から降り始めた雪は日中も降り続き、身延山ロープウェイも運休に。8日はおいらとゆかいな仲間の山務員さんの宿直交代の為に昼間に1回だけ動かしてくれたのでした身延山の西谷の急こう配を雪で滑りながらも、何とか4WDとスタッドレスの愛車を駆使し到着。ロープウェイで12時過ぎに山頂に着くとそこはすでにひざ上50センチほどの一面の銀世界でした。前日宿直だったゆかいな仲間のウージーさんは降り続く大粒の雪の中、おいらの為に1人が通れるほどの道を雪かきをして作ってくれていました。入れ違いでウージーさんは麓に向かい、1人山頂に残ったおいら。寺務所で仕事をしつつ雪かきをしてくれた道を見ていると、みるみる内に雪が積もり雪が埋まっていきます。おいらはマズイと思い、すぐに雪かきに取り掛かりました。しか~し、いざ始めてみると全く無駄な事が分かりました。体力を温存しておこうと思ったおいらは、早めにお堂の戸締りをして夕方、宿直の部屋へと移動しました。この時点で、すでにウージーさんの作った道は完全に無くなり、おいらは雪に股下まで埋まりつつ別棟の建物まで何とかたどり着いたのでした
2月20日の奥之院1 2月20日の奥之院2 2月20日の奥之院3
翌朝、境内を外を眺めると予想通りのたっぷりの大雪。測ってみると80センチほどありました。寺務所があるお堂と、宿直の建物は階段をはさんで200mはあるので、先ずは人が歩ける道を作る所から雪かきをスタートです幸いな事にこの時の雪はサラサラの軽いパウダースノー。スキー場だったら最高の雪質かも。なので意外と力を使わずに、サクサクと雪をブロック状に切り取っては、通り道を作る事が出来たのでした。それでも広~い奥之院の境内です。1人でしたが午後までかかり、次の宿直さんと交代するまでひたすら雪かきを続け、何とかお堂と宿泊棟を結ぶ道、ロープウェイまで行く道が完成しました。その後も自分のお寺と奥之院で雪かきを続けかなりへとへとにそれでも天気に恵まれ、雪は残ったものの、おいらは2月12日には毎年恒例の志摩房の報恩法要と大祭を何とか行う事が出来たのでした。幸いこの時は国道や県道も問題なく通行でき、他県のお客さんもお参りする事が出来ていました。
2月20日の奥之院 お札場の中から 2月20日の奥之院 手前に埋もれた自動車 雪上にエサをねだりに来たさまよい犬のコロ 屋根の雪下ろしをするゆかいな仲間
そして、悪夢の2回目の大雪の日がやって来ました。2月14日から15日にかけて降った雪は山梨県で1894年の観測以来、史上最大の積雪となったのでした。おいらのお寺の庭でも8日の雪も50センチほど、そして2回目の雪はそれ以上の雪となり、前回と合わせかなりの量が積もりました。15日の朝、おいらは奥之院が心配で宿直担当だった、ゆかいな仲間のタイガーくんに電話をしました。すると・・・。「おもて順さん。た、建物から出られません。残された妻子を頼みます」と半泣きの声でタイガーくんが教えてくれましたどうやら、前回の雪の上にさらに積もった雪は1メートル7、80センチにもなっていたようです。それからがもう大変。今現在に至るまで、毎日が雪かきの日々です。奥之院は雪かきは全て人力。しかも、かつてない量になかなか思うようにはかどりません。何とか我々が通れる道を作り、それからは建物を守るべく、屋根の大量の雪下ろしをしたり、完全に埋まってしまった荷物搬送用の軽自動車を化石発掘のように掘り出したりと、毎日がひたすら雪かきの日々となりました
ニュース等でご存知の通り、2回目の雪では農業用のビニールハウスが壊れたりと甚大な被害が多方面で出ました。交通も麻痺し、山梨県が陸の孤島になった報道は記憶に新しい所です。テレビをつけると、お隣の早川町の映像や身延町といった言葉がしょっちゅう出ているのでご覧になった方も多いかと思いますこんなに被害がひどくなったのは雪の量もそうですが、何と言ってもその雪の重さが原因です。1度目の雪はさらさらだったのでさほど被害はありませんでした。しかし、2回目の雪はたっぷりと水分を含んだ重い雪。それが建物や、農作物を破壊したのでした。身延山でも大きな桜が折れたり、山々を見渡すとあちこちで木が折れたり、倒れています。おいらのお寺の裏山でも数本の杉が折れたり倒れたりし、その影響でせっかく植樹したしだれ桜も数本ダメになってしまいましたその後、雪解けとともにあちこちで被害の状況を目にする事がありました。家々の雨といや屋根が壊れたり、カーポートが潰れたり、電柱や街頭が折れたりと思った以上の被害です。まだまだ完全復旧とまでは行かないのが現状です。身延山ロープウェイでも山麓駅が雪と倒木でかなりの被害を受け、ようやく3月1日より通常運転となり、おいら達もお参りのお客さんを受け入れられるようになりました。しかし、大雪以降もうっすらと雪が何度か積もり、1度は30センチ以上の雪が降ったりと、この1ヶ月はただただ雪かきの毎日といった状況。お山のゆかいな仲間達も、軒並み慢性全身筋肉痛となっている所です
2月20日お堂正面の雪 2月9日の雪の七面山 中央に随身門が見えるのです 2月20日寺務所より仁王門を望む
雪国の方々からすれば、まだまだたいした雪ではないかもしれません。ですが、大雪に対して普段、備えと経験のないおいら達にはかなり辛い体験となりました。身延山の麓は雪はもうありません。ですが、身延山頂にはまだたっぷりと雪が残っています。それでも先日、大雪以来初めてとなる徒歩での登山のお客さんが久しぶりにいらして下さいました。かつてはしだれ桜が咲いてから、雪が降ったなどと言う事も何度かありましたそれはそれでまた風流ですが、雪で辛い思いをしたおいら達はしばらく雪はこりごりかも。今年は大雪や、また気温も低いので桜の開花も少し遅いかもしれません。どうぞ皆さん、エールをお送り頂くおつもりで、しだれ桜を見物がてら身延山にお参りにいらして下さいね。おいらも、雪焼けしたゆかいな仲間と皆さんをお待ちしております。

3月13日の奥之院の様子その2 3月13日の奥之院の様子 2月8日の朝に志摩房の雪かきをするおもて順と応援する愛娘モンちゃん
※ここ一ヶ月でで数年分の雪かきをした感がまだまだ筋肉痛に悩まされそうです
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