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秋ですな。紅葉もいいけれど、やっぱり食欲の秋なのかもねとつくづく感じてるうら順なのだと、いうのもおいらの周りでは食欲全開の方々が増加傾向。我が家では愛娘モンちゃんはご飯にはあまり目もくれず、豆乳を飲みまくり、お菓子を食べまくっては愛妻とおいらを困らせている所職場へ出向くと今度はゆかいな仲間のプリーストタイガーくんが何かに取りつかれたかの如く、部活まっさかり高校2年の夏的な旺盛な食欲を見せては、毎日のように仲間達を驚かせているのだ
そんなのんびりとした秋のある日、おいらは自分のお寺で用事がある為、お昼前に身延山頂のお堂から下ろうと身延山ロープウェイの駅に向かったのだ。駅に近付くと、ふいにこうばしい、い~香りが漂ってきたのだ。それはしょう油の焦げたような香り。「はは~ん。あれですな」とすぐにピンときたおいら。それはロープウェイで売っている焼きダンゴコーナーからの香り時折、風味付けの為なのか炭火にササッとしょう油を垂らしては、猛烈にうまそうな香りを発生させている場面をお見かけしてるのだ。寒さが厳しいこれからの季節は、凍えた手を温めさせてもらおうと、山頂駅に入ると真っ先に焼きダンゴコーナーに向かってしまうのだ。この日も光に自然と吸い寄せられる虫のように、ダンゴコーナーの炭火に足が向いたのだ。でも、そこにはちょっといつもとは違う光景が。いつもの数倍の量のダンゴが焼かれており、思わず目を奪われてしまったのだ、串に3個刺さったダンゴは、炭火をぐるりと取り囲んだしめ縄のようなワラに、これでもかとばかりに突き立てられていたのだ。それはまるでダンゴのおっきな花が咲きましたといった状態。色は白、緑、黒の三色なので花としては微妙な色合いだけど。
「すっごいダンゴだね~うまく並べるよねぇ。何かおもしろいから写真撮っちゃお~っと」とおいらが言うと、この日の担当のダンゴレディーは恥ずかしそうに「これから団体さんが来られるんで。てへっ」と、恥ずかしそうに教えてくれたのだ。一緒に入ってほしかったけど、カメラを向けるとぽっとほほを赤らめ、写真に入らないよう5歩ほど後ずさりしていたのだ。ただのダンゴもこれだけ量があると壮観。いい具合にみんな焦げ目もついて、実にいい香りを発しているのだ。これを見たら誰でもついつい食べたくなっちゃうかもおいらは今回のブログを書きながら、そういえば前にもこのダンゴ、紹介したような・・と思い過去の記事をあたってみたのだ。すると3年前にロープウェイの山頂食堂をご紹介した時に、一緒にちょこっとダンゴにもふれていたのだ。するとちょっとした発見が。3年前はまだダンゴは1種類だった事に気付いたのだ。当時は湯葉風味の白いダンゴ1種類。いつからかは分からないけど、その後いつしかよもぎ風味の緑のダンゴと、身延特産の竹炭を練り込んだ、ブラックダンゴの3兄弟に仲間が増えていたのだ「そうかそうか、ダンゴくんも3兄弟になったか。毎日見てたはずなのに、お祝いもしてあげなくてすまなかったねぇ」とおいらは、ポケッ~としていた非礼を心の中で詫びたのだ。
前にもご紹介の通り、このロープウェイの串ダンゴは全国にファンがいるみたい。このダンゴ、「苦死を切る」にかけて店員のおダンゴガールやおダンゴボーイが、お坊さんバリの気合を込めてダンゴの串の手元部分を切って供されるのだ。味の良さだけではなく、そのご利益もあってか年々ファンも増えているとか。ある日、大量のダンゴを包装しているのを見たので尋ねると、何と地方の方に頼まれてこれからお送りする所だったりもしたのだ何を隠そう、愛娘モンちゃんもすでにこのダンゴのとりこ。1度あげたら、はまってしまったようなのだ。モンちゃんのお気に入りは、ゆば風味のホワイトダンゴ。ダンゴに塗られたくるみ味噌もこれまた良い仕事をしているよう。モンちゃんはペロペロとくるみ味噌を堪能しては口の周りを黒ひげ危機一髪の海賊のようにしてまずはうっとり。それから、おダンゴ本体にかぶりついているのだ。なので、そんなモンちゃんのゴキゲン取りの為、おいらもたま~にダンゴをおみやげに買って帰るのだ
これからの寒い季節、炭火で焼かれたダンゴはますますそのウマさが増して行くのだ。どうぞ、身延山山頂にお越しの際は、名物、苦死切りダンゴをご賞味あれ。展望台から世界遺産の富士山を眺めつつ食べたら、ウマさもご利益も倍増かも。ちゃんと身延山山頂のお堂、思親閣にもお参りをお忘れなく

ダンゴの花 ダンゴコーナー 秘伝くるみ味噌
※すでに四十路のおいらはダンゴより花の境地。いや、まだ未熟なおいらはダンゴより麦酒くらいかなあっ、ちなみにダンゴは1本350円なのだ。
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