Menu
今朝テレビを見たら「ウゲっ」と言ってしまったおもて順ですというのも、またまた台風が発生してるじゃありませんか。困ったものです。前回の台風24号にも翻弄されたおいら。今年最強の台風という事でビビりながらも、岩手県は八幡平(はちまんたい)までご祈祷におでかけしてきました
今回ご依頼を頂いたのは、Oさんという方。お年はおいらのオヤジ位ですが、ご自身を八幡平の妖怪と呼ばれるおちゃめな方です。もともとおいらのブログを見て、何十年ぶりで身延山に来られ宿泊をされました。その後、色々とご奉納を頂いたり、ご相談をお受けする中で今回、土地のお浄めと尊像の魂入れのお経をご依頼頂きました6年ぶりの岩手県。しかも、八幡平方面は初めてです。身延からだと電車で6、7時間はかかるので、今回はのんびりと前泊する事にしました。Oさんのご好意で、前日はすでに始まっている八幡平の紅葉や名所を見学する事になっています。初めての土地を訪れるのは、いつも気分がワクワクするもの。すでにご祈祷用の仏具や法衣一式は送っていたので、かばん一つで身軽に電車旅を楽しんだおいら。7時過ぎに身延を出発し、東海道新幹線と東北新幹線を乗り継ぎ、午後1時半頃に岩手沼宮内(いわてぬまくない)駅に到着こちらは盛岡の次で実はけっこう便利な穴場的な駅なのだとか。
駅にはお迎えに来て頂いており、先ずは車でご自宅へ。おいらはてっきり晴れてると思い込んでいたら、残念ながら曇り。車窓からは遠くに岩手山や八幡平のすそ野がやや見え、晴れていたらさぞかし絶景だろうと期待が高まります。周囲は畑や牧草地が多く高原風な光景です。ご自宅でお経の場所の確認を済ませ、さっそく八幡平へ紅葉を見に連れていって下さいました。今年はまだ遅いとはいうものの、標高が高くなるにつれ周囲はすでに黄色やオレンジに山が色づいていますやはり紅葉のメッカらしく観光バスも次々と通りにぎやか。相変わらず曇り時々小雨の天気で、ちょっぴり残念。続いて温泉の源泉がボコボコと湧き出ているスポットへ。近くまでは立入禁止ですが、20メートルほど下の山の斜面に直径1メートル位の穴があり、煮立った釜のように温泉が涌き出ています周囲はあの独特のイオウの匂いが立ち込め、長くはいられないほど。ほとんど予習せずに来たおいらはおいらは、ここが有名な温泉地である事さえ知りませんでした。続いては日本初の地熱発電所を見学。最初に見えた発電所はその形がスリーマイル島の源発をイメージさせるものでビックリ。「源発みたいですね」というおいらの言葉にOさんも苦笑いです。初めて見た地熱発電所ですが、日本には数か所あるようでさすが温泉大国ニッポンという事を再認識しましたこうしたクリーンエネルギーも、もっともっと活用すればいいのにねと、見学しながら思ったのでした。翌日は朝8時にお迎えに来て頂き、すぐに準備を済ませお経を始める段取りとなりました。Oさんも台風が来るとは予想していなかったらしく予定を繰り上げる事に。のんきなおいらは当日Oさんに聞くまで台風が来る事さえ知らないありさま。夕方テレビで台風の進路予想図を見た時は、急角度のくの字で進路を変え、日本列島を縦断する悪魔的コースにようやくそこで「あわわわわ」と驚いていたのでした
   八幡平の紅葉    温泉ぼこぼこ
その後、宿まで送って頂き温泉で長旅の疲れを癒したおいら。早めに床に就き、翌朝は早起きをしてお迎えを待ったのでした。お経の当日はまたもや曇り。準備をしているとパラパラと雨も降り始め、不穏な雲行き。そんな中、Oさんの娘さんとお孫さんも支度をお手伝い頂き、準備もスムースに運びました。この日は土地のお浄めと、ある尊像の開眼。そしてご供養のお経と盛り沢山。できるだけ丁寧にと思いながらも、雨は無情にも強さを増して行きますお経中はおいらに雨が当たらないようカサまでさして頂きました。こうして雨に濡れながらも1時間ちょっとで全てのお経が終了。Oさんご家族のご協力を頂き、何とか無事に終える事が出来ました
Oさんによれば、この土地はご商売を始められた時に、お店の前で交通事故が多発したそうです。そこで歴史を紐解くと、1600年頃の戦国時代に激しい戦いがあった場所である事が分かったとかそこで、ご供養を思い立たれ自費で立派なお題目が彫られた供養塔を建立されたのでした。この時は不思議なお導きのように事が運んだとおっしゃられていました。。それから20年近くが立ち、今回は新たにこの土地のお浄めと、ある尊像の魂入れを行う事になりました。Oさん曰く、今回もまた何か不思議なお導きを感じられているそうです。確かにはるばる身延山から、おいらがお手伝いさせて頂く事になったのも、何か目には見えない神仏のお力とお導きがあったからかもしれません。月並みですが「雨降って地固まる」の言葉の通り不浄を洗い流すかの如く、今回は良いお浄めやご供養のお経になったのだと思います
帰りがけに、道の駅で地元で有名なキャベツを練り込んだ「春みどり塩ラーメン」を頂き、家路についたおいら。久々に気合の入ったお経ができたかなと、自画自賛しつつ新幹線の中でうたた寝していたおもて順でした

   地熱発電所初体験のおもて順    Oさんが建立した供養塔
※何と来月も研修旅行で岩手県に行く事に。驚いているおもて順です。じぇじぇじぇ
  • -
  • -