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今年も年に1度の激しい筋肉痛に悩まされているおもて順です
というのも、18、19日と恒例の七面山敬慎院(しちめんさんけいしんいん)の例大祭に参加してきたから。毎年、その様子をブログにつづっているので皆さんも何となく覚えて下さっているかもしれません。おいらも去年おととしの記録を見て、「あ~雨も降ったりしたっけな~」と思い出していました今年はまた直前に台風が直撃して、16日に身延山周辺も大荒れの天気となりました。でも、翌日からは台風一過で超快晴。大祭の18、19日も近年では最高の好天に恵まれました
今年もおいらは早めに登って、ご神木と二ノ池、奥之院さんにお参りをするつもりでした。朝8時半に麓を出発。麓にある白糸の滝も、台風の影響でかなりの水量になっていました。朝方は肌寒かったので迷いましたが、半ズボンにポロシャツで今年も正解。徐々に気温も上がり、途中は暑い位でした七面山は標高1982m。登山で言うと中級位になるようです。頂上までは50丁に分けられ、途中の2、13、23、36丁には坊があり休憩が出来ます。それぞれに坊をお守りするお坊さんや家族がおられるので、登りながら年に1度のご挨拶をしながら登って行きます。2丁目でおいしい手作りお漬物を頂き、13丁さんでも冷た~いアイスコーヒーを頂き、その度にまた元気が出ます。天気がよくて気持ちがいいせいか、今年はなぜかあまり疲れを感じません。23丁にはかわいい柴犬のリキくんがいますおいらが8年ほど前に七面山に勤務していた頃にはまだ子供でしたが、すっかり日本男児的風格の漂う、正しき柴犬に成長していました。我が友、ダメいぬコロンくんもその当時、2回一緒に七面山に登った事も「今は後ろ足が動かなくなって車いすも使ってます。後期高齢犬になっちゃいました」と、リキくんの飼い主オバちゃんに話すと、「あんなに元気だったのにねぇ」と一緒に悲しんで下さったのでした36丁目では、いつも名物のおでんをごちそうになります。コンブ、コンニャク、大根、はんぺんのシンプル・イズ・べストおでんですが、これが激ウマここまで来ると、けっこう疲れて、お腹も空いてくるので、さらにおいしく感じるのかも。それ以外にもおいらにはおいしく感じる理由が・・・。この食材は、荷物用の索道で山の途中まで運ばれてきます。しかし、索道から坊までは人力で全て背負って運ぶ意外には方法がありません。おいらは1度だけ、たまたまこの食材を運んでいるおばちゃんに遭遇した時に、ちょこっと手伝わせてもらいました。ずっしりと背中に食い込む食材の重さは相当な物それをしょってガタガタの傾斜の厳しい山道を坊まで運ぶのはかなりの重労働。参拝者の皆さんの為、これを何十年も続けて来られてるんだと思うと、ただただ頭が下がる思いでした。それだけに、36丁のおでんは今も格別においしく感じるのでした
山道入り口にある白糸の滝 23丁の番犬・リキくん 山道途中からの眺め、遠くに甲府盆地と手前が赤沢の集落う
今年も2時間ちょっとで敬慎院にゴール。皆さんにご挨拶の後、サクッとランチを済ませ、ご神木と二ノ池、奥之院に向かいました。さすがに山頂は涼しいので長ズボンに着替えたおいら。でも、外は高原を歩いてるかのようにホントにさわやかですまだ人もそれほどおらず、独り占め状態で申し訳ない感じ。奥之院へ向かう参道の途中でも富士山がよ~く見えます二ノ池に着くと、先日の台風で水かさが増して池が数倍にもなっていました。普段は対岸のお堂まで行けるのですが、水で周囲の道が水没しています。でも、これはこれで、また幻想的な光景。木々の合間から透き通った池の中まで日がさし込み、『もののけ姫』のワンシーンのようでした。ご神木には参道途中から1度下の方へと下ります。400mほどでご神木に到着。こちらも人がおらず、しばしおいらは読経とお題目を唱え、秘かな祈りを捧げてきたのでした。こちらも、周囲が苔むし、倒木がある中に色んなキノコが生えていたりと、そのまま映画のロケに使えそうな光景です気持ちよくお参りを済ませ、別ルートから奥之院へと向かいました。登り始めると前方から人が歩いて来ました。坊主頭なのでお坊さんのようです。徐々に近づくと、どこかで見かけたような気が。先に気が付いたおいらが「おおー、そっそなたは」と声をかけるとうれしそうに笑ってくれました。人影の正体は同級生のキューちゃん。高校から大学の修行時代までを一緒に過ごした、ゆかいな坊さん仲間の1人です。彼も毎年、大祭に来ており時間があったのでご神木までお参りに来たとの事でした。思わぬ出会いに笑いながらその場を後にし、奥之院のお参りを済ませて来たのでした
増水した二ノ池とお堂 ご神木 敬慎院の摩尼殿と遥拝所へ続く階段
夕方は4時からのお経があり、その後はおいらの秘かなお楽しみタイム。夕方5時半位になるとおいらはご来光を拝む遥拝所(ようはいじょ)に向かうのがいつものパターン。というのも、夕焼けのあか富士が見られるからです今年は翌日に中秋の名月で満月を控えるという絶好の日。いざ着くと、何とお月さまも見えてるじゃありませんか。しかも、まだ誰もおらず絶景を独り占めです。おいらはこの絶景を写真におさめ、しばらく暮れゆく空と月と富士山をボーっと眺めていました結局この場に来たのもおいらを入れて4人位。何ともぜいたくなひと時でありました。8時からは2時間半ほどの長~い大祭法要が行われます。本年は300人ほどの参拝者がおられました。また、世代交代が進んでいるようで、若いお坊さんも大勢来られ、30人以上での迫力あるお経となりましたその晩は名物の長布団でみんなで雑魚寝です。窮屈だけど、これはこれでおつなもの。おいらの隣はゆかいななかまのプリーストタイガーくん。夜中に何度か彼のヘップリ攻撃に悶絶しながらも、2時間ほど眠ったおいら。3時半には起床で、4時からはこのお山が開かれた記念の開闢法要(かいびゃくほうよう)が行われました。今年はこの七面山が開かれてから716年目となります。睡魔と闘いながらも何とか無事に法要を終える事が出来ました
お経の後、朝食も取らずにすぐに下山1時間で麓に着き、我が家に帰宅です。着替えとお経と朝食を済ませ、再びいつもと同じ8時20分発のロープウェイで、身延山頂のお堂へ出勤となりました。毎度、慌ただしいお参りですが、今年はかつてないほど心地よい気候の中でお参りができ、心も晴れやかになった2日間でありました。何歳までこの弾丸参拝ができるかちょっぴり不安なおもて順です

 ご神木から奥之院への山道  富士山・月・夕焼け・左下が身延山山頂  名物 長布団
※来年は裏参道を下ってみようかと計画中。ちょっとこう配はきついけど楽しいらしいですよ


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