Menu
「雨じゃ~、恵みの雨じゃ~」とダメいぬコロンと久しぶりの雨に歓喜乱舞しているうら順なのだ
前回の旅話の続きを。無事に結婚式に出席を終え、おいらは楽しみにしていた越前おろしそばのお店に向かったのだ。うれしい事にこちらのお店はホテルからもすぐ近く。お店の名は『越前そば 佐佳枝亭』さん。大正5年創業の老舗なのだ。なにやら越前そばは400年ほど前に、この地を治めていた領主さんが非常食としてそばに大根おろしをかけて食べる事を奨励した事に由来するとかさらにおもしろいのは、もともと越前そばとは呼ばれていなかったものがある時、昭和天皇陛下がこのそばを召し上がられ、「あの越前のそば・・・」とおっしゃられた事から、以後そう呼ばれるようになったとか。
    越前そば佐佳枝亭さん   辛み大根おろしそば
店内に入るとお昼のピークは過ぎていたのでお客さんは3分の1程度の入り。見渡すと皆さんのほとんどがおろしそばを食べているみたい。おいらもはやる気持ちを抑えて、おばちゃんに1番オーソドックスであろう辛み大根おろしそばと、我慢できずに生ビールを頼んでしまったのだすぐに運ばれた生ビールを、周りの羨望のチラ見を感じつつ飲んでいると、ほどなくして心待ちにした越前そばとご対面となったのだ。うれしい事におそばには、そば味噌とキュウリがちょこっと添えられていたのだ。本当は板わさなんかで熱燗や冷酒をちびちびやりつつ待って、さらにこのそば味噌もアテにして、2本目というのが清く正しきおそば屋さんの楽しみ方ではなかろうか・・・と思いをめぐらしつつ、おいらはそば味噌を味見してみたのだ。これがまた何とも素朴ながら甘口の味噌の中にしっかりとそばの香りも主張して名わき役をきっちりこなしていたのだうれしい先制パンチに喜びながら、おいらはいよいよ本命の越前そばを食したのだ。ネギとかつお節がちりばめられたそばを、たっぷりの大根おろしが入ったつけ汁にひたし、口いっぱいにほおばってみたのだ。そばの香りとと大根おろしの辛みが相まって、お口の中は一気にさわやかにおろしそばは割と食べるけど、中には辛すぎてダメって所もあったりするもの。でも、こちらは大根も程よい辛みで、おそば、つゆ大根がそれぞれうまく調和して、互いの味を壊していなかったのだ。おなかも減っていたので夢中ですすってしまったおいら。恐れ多くも、敬愛する昭和天皇陛下も食されたかと思うとますますウマさが増して感じられたのだそば味噌の脇にはなぜか大根おろしが添えられており、ラーメンの替え玉のように、「おろしが減って来たら追加してしてね的なサービスなのかと、お店の大根おろしへの愛情と自信を感じたのだ。最後はそば湯でおつゆもおろしも全て飲み干し完食。大満足でお店を後にしたのだ。
   感動のたっぷりのおろし入りつゆと名わき役そば味噌・きゅうり(左上)   すてきな披露宴のめんたいブラザーズ1号&奥さま
披露宴では懐かしい知り合いの顔もちらほら。お坊さんは全国区でお付き合いがあって、しかも狭い業界なのでこういう集まりには誰かしら知り合いがいるのだ。我が弟子めんたいブラザーズ1号の晴れ姿と美しい花嫁さんの着物姿も身内ながらとっても素敵だったのだ詳しくは言えないけれど、めんたいブラザーズ1号はかなりの苦労人。この日に至るまでは、学生の修行時代から様々な紆余曲折、谷あり山ありまた山ありと、色んな出来事があった事を知っているので、おいらも本当に良かったと心から祝福を送ったのだ祝杯を頂き過ぎたせいかあっと言う間に披露宴も終わってしまったように感じたのだ。2次会のお誘いもあったけど、おいらはここから別席に移動。この日はもう一人の弟子、めんたいブラザーズ2号(1号の弟)も来ていたので、彼の近況報告件、お悩み相談を受けつつ反省会に向かったのだ。おいらのほろ酔い頭で果たして相談に乗れたか分からないけれど、久しぶりで2号とも熱く語り合え福井の夜は充実したものになったのだ
翌朝、再び行きと同じコースを逆にたどり帰路に着いたのだ。途中、京都駅で待ち時間があったのでおみやげを買う事に。するとおいらは衝撃の光景を見てしまったのだ。支払いをしているとレジの脇に『極上梅干し 420円』とポップがあり、梅干しが山積になってるじゃありませんか梅干しフリークのおいらは思わず目が点になり、震えながらおばちゃんに「こっ、これは、いっ、1個420円どすぅとたずねるとおばちゃんは「そうどすえぇ~」と上品に答えてくれたのだ。愛妻には言えないけれど、これは自分へのご褒美と即座に買ってしまったのだ。早速、新幹線の中で味見をしたのだ。420円だけに何とも神々しく、京都らしい雅さを兼ね備えた姿形。たまらず一口かじってみると・・・。「あっ、あれ・・・とっても普通。しかもちょっとしょっぱいおすぅ~」と予想外のお味何かとても普通だったのだ。我が家で常食の、つぶれ梅お徳用タイプに慣れ過ぎたのか、おいらにはちょっぴり期待はずれなお味。最後に残念だったけれど、気を取り直して帰路を急いだのだ
愛妻と愛娘モンちゃんが身延駅にお迎えに来てくれたので、車で我が家に帰宅ちょうどこの頃から、忘れていたアブに刺された足に異変が。刺された周囲が赤黒く腫れ始め、水ぶくれが出来てきたのだ。しかも、すぐに破れて晩にはひざから下が腫れてしまったのだ。おいらは去年も刺されていたので、余裕だもんねとなめていたら症状はひどくなるばかり。3日が過ぎ病院に行った時には抗生物質の点滴も受けてしまったのだ。おいらは病院のベッドで「恐るべし越前アブ。いつか返り討ちにしてくれる。またそばも食べたいし」とリベンジを誓ったのだその後、腫れはひいたものの傷跡が治らず未だに通院中。思わぬおみやげをもらってきてしまい、傷心なうら順なのだ

   梅干し1個420円どすえ   雅な梅干しのお姿
※おいらの足はまだまだ完治未定。病院でおじいちゃんやおばあちゃんに顔見知りが出来そうな勢いで通院中なのだ
  • -
  • -