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少々ご無沙汰してしまったのだ。実は秘かにお出かけしていたうら順なのだまぁ、特に秘密という訳ではないけれど。
今回はかなり前にご紹介したおいらの弟子、めんたいブラザーズ1号がめでたく結婚する事になりお祝いに行っていたのだ。場所は福井県某所。わがふるさと身延山からだと電車で5~6時間ほどかかるのだ。おいらが今回使ったのは特急と新幹線を乗り継ぎ静岡と京都で乗り換えるというコース。残念ながら今回は愛妻と愛娘モンちゃんはお留守番となり、一人旅だったのだ
お泊りは福井駅のそばのホテル。夕方駅に降り立つと、夕焼けがきれいだったのだ。予定も無いのでキョロキョロと周りを眺めつつお宿に向かったおいら。事前学習した所では、福井市は日本で1番こじんまりしている県庁所在地なんて言われてるらしく、確かにそんな様子。でも、路面電車が走っていたり、お城の跡があってお堀があったりとなかなか風情がある街だったのだ何となく規模や雰囲気はふるさとの県庁所在地の甲府に似てるかも。街灯がオレンジだったりとちょっと外国風な感じも。残念ながら全国的な症状の、県の中央部空洞化ドーナツ&シャッター軒並み閉じっぱなし現象も見受けられたけど、それでもまだまだ頑張っているようだったのだ。その日は福井名物、秋吉の焼き鳥でサクッと夕食を済ませ翌日の結婚式の為、早く床に就いたのだ
翌朝目覚めたおいらは朝のお祈りを済ませるとしばし瞑想に入ったのだ。なぜならばホテルと弟子のお寺の間は車にしても電車にしても距離も時間も微妙な場所。ホテルからお寺までは車で向かうべきか、電車とタクシーを使うべきか迷ってしまったのだ。すると、8分ほどでおいらの頭の中に「自ら手綱をさばきおもむくべしとのほとけさまの声が聞こえたのだ。「ははぁ、車という事ですね」と理解したおいらはフロントでレンタカーの場所をいくつか聞いたのだ。たまたまコンビニと一緒のポイントがたまるレンタカーがあったのでちょっと離れていたけど、速足で向かったのだお店に着くと時計の表示は8時35分。営業開始は8時半からだったので1番のりかと思いきや、何とすでに先客が。愛想のいいおばちゃん店員さんとお客さんのやり取りを聞きつつ待っていると、どうやらこの人は駅周辺の全てのレンタカー屋さんを回ったけれど全て断られ、ようやくここで空きがあったとか。これを聞いておいらはほとけさまの言葉はホントだったんだと思ったのだ。1歩間違えたらこの人と同じ運命だったかも。1発で車を借りられたおいらは運がいい事に気分を良くし、ウキウキしながら弟子のお寺に向かい車を走らせたのだ
   福井市内の街並み   式を前に緊張するめんたいブラザーズ1号
ナビのおかげで迷う事もなく、30分ほどで弟子のお寺に到着。ちょうどめんたいブラザーズ1号は結婚式用の法衣にお着替えの所だったのだ。お祝いを述べこの後の流れを聞くと、「お嫁さんは隣の公民館から行列で来るとです。この辺のしきたりですばい。私はそれまで嫁さんに会えんとです」と、彼はめんたいこ色にほほを染め、照れくさいようなちょこっと切ないような表情で教えてくれたのだおいらはその光景を一目拝見しようと外に出ると、すでに200mほど先に花嫁さんの行列が歩き出していたのだ。どうやらご媒酌人さんご夫婦が先導をされ、その後に白無垢のお嫁さんがいる模様。花嫁さんは介添えが付き、大きな赤の日傘でお身内の方が日よけをされ、あとからご親族の方が行列していたのだ。おいらは初めて見る光景に「日本人に生まれてホントに良かった。日本万歳と素敵な光景に見とれていたのだ。やがてお寺に到着すると、いよいよ開式。おいらも新郎側の席に着席したのだ。仏式の結婚式にはこれまでも自分の時を含め何回も経験しているけれど、何度出てもやはり独特の厳かさがあって良いものなのだ。我が弟子めんたいブラザーズも何ともうれしそう。師匠のおいらも心の中で篤い篤い祝福を送ったのだ。今回は本堂の飾りや細かな道具一つとっても、とても凝ったお支度で華やかだったのだ式のお手伝いをするおちょうめちょう役も、親類の女の子が着物でお勤めをされとてもかわいらしく、式に花を添えていたのだ
おいらは途中腕を伸ばし、愛用のデジカメで様子を記録したり式を楽しませて頂いていたのだ。すると式も間もなく終わりという頃、突然右のふくらはぎにチクッと痛みが視線を下におろすとそこには一匹のアブがいたのだ。「ちっくしょう。また刺された。しかもこんな時に」おいらは声にも出せず、あわててアブを手で払ったのだ。実はブログでもお話したけど、去年も足をアブに刺されひどい目にあっておりアブには気を付けるようにしていたのだ。でも、なぜかその後もおいらの足元にまとわりつくアブまた刺されてはかなわないと、おいらも気が散ってしまったのだ。最後におもわぬアクシデントに見舞われたけれど、おいらの事には周りの皆さんも気が付かず、無事に式は終了。記念撮影も済ませ、後は会場を移し披露宴にのぞむ事に。
おいらはササっとお寺を後にし、レンタカーで再びホテルへ戻ったのだ。アブに刺された所もさほど痛みも無かったので、気にせず車を飛ばしたのだ。「さ~って、まだ披露宴まで時間もあるし、名物の越前おろしそばでも食べよっかなと心はすでにそば一色。しか~し、この後、越前アブの恐ろしさを嫌というほど知る事になろうとはこの時は全く思ってもいない、のんきなうら順だったのだ
弐の巻へ続く・・・

   花嫁さんの行列   三々九度の儀式をする皆さん
※福井の皆さんのアクセントは何とも心が和むのだ関西弁とも愛知風とも違う独特な雰囲気。おいらは好きだなぁ。
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