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何だか桜シーズンも消化不良の内に終わった感がありますね。おもて順ですおいらの住む身延山もしだれ桜はすっかり葉桜になり、急にお客さんの姿も減ってひっそりとしています。今、おいらの宿坊では境内の右近桜八重のカンザン桜が満開になっていて見頃です。とは言っても、1本ずつなのですがウコン桜のクリーム色と八重カンザンの濃いピンクが対照的でなかなか風情があります。右近桜は桜の中でも、唯一クリーム色のような黄色っぽい花を咲かせますこれが何ともいぶし銀的な美しさで、おいらを始め秘かにご近所さんにもこのウコン桜の隠れファンがおり、毎年開花を楽しみにしているのです。
   右近桜と志摩房山門   右近桜&八重カンザン桜&山門
さて、今回は久々にわが友、愛犬のダメいぬコロンくんの現況報告を前に最近コロンくんの足腰が大分弱ってきているお話をしました。サプリを与えたりもしましたが、あまり効果も無いようです。その後も段々とひどくなるようで、愛妻と相談してコロンくんのシャンプー&カットも兼ねて獣医さんにも診てもらう事にしましたコロンくんがお世話になっている美容院には定期的に獣医さんも来てくれるので、おいら達が住んでるような田舎では大助かりです。当日、コロンくんを連れて行くとカットの前に早速診察。先ずは体温をはかりましたが、これがビックリ。コロンくんは標準よりも大分体温が低く、先生も驚いていたのでした。体重も少し減っているようなので、ともかく暖かくして栄養のあるものを食べさせて下さいとの事。さらにはよ~く効くお薬も出すので飲ませるように言われたのでした先生曰く、この薬は大分効くようで、これまでも同じような症状のワンコ達に与えた所、見違えるように歩く事が出来た例もあったとか。おいらは先生の言葉に一筋の光明が差し始めた気がしましたさて、それではシャンプーとカットで後はさっぱりと・・・と思っているとここで獣医の先生からダメ出しが。「けっこう足腰に負担がかかるから今回は止めておいた方がいいでしょう」コロンくんはここ最近、大分ワイルドな香りを放つようになっていたのでガックリです。とは言え体の事なので薬をもらっておとなしく我が家へと帰ったのでした
家に着くと先ずは先生に言われた通り、コロンくんの小屋を暖かくするように改造に取り掛かりました。何ていうと大げさですが、大したことも出来ません。小屋の中をお掃除して分厚い座布団を入れて、入り口にはこれまた熱いバスタオルをのれん代わりに取り付け、防寒対策をしました。本当は家の中で飼ってあげれば良いのだろうけど、おいらの家ではそれは無理。せめてもの償いで、出来る事をしてあげたのでした幸い気温も暖かくなって来ているので少しはコロンくんの体も楽かも。さらにはよ~く効くらしいお薬も頂いたので、これが効くのを願ってその日から与えてみました。薬は10日分。2日、3日と与えてみましたが、コロンくんの様子にあまり変化はありません。結局、全て薬を飲み終えても残念ながら症状は良くなっていませんでした。そのまま、ワイルドスメルコロンくんでいるのは可愛そうなので、結局もう一度美容院に連れて行きカットとシャンプーをしてもらう事に美容室の先生もコロンくんの症状をよく分かっているので、引きずる後ろ足の部分は皮膚がこすれないよう毛を長いままにしてくれていました。先生も元気な頃のコロンくんをご存知なので、ズリズリと後ろ足をひきずりながら、懸命に歩こうとするコロンくんの姿を見て悲しそうなのでした。
シャンプーとカットをしてもらったコロンくんは、何だか少しうれしそうでした人間だって1日お風呂に入らないと気持ちが悪いもの。おいらは何度か入院中の親族や知り合いが病院でお風呂や、散髪をしてもらう場に立ち会った事があるけれど、それはそれは皆さんうれしそうな、気持ちよさそうな表情をされていたのを思い出しました。コロンくんは調子がいいとよたよたと歩くけれど、後ろ足を引きずって歩く事が多くなってきました。それでも幸い、食欲も旺盛でまだまだ遊びたい気持ちはあるみたい先日もすきを見て夜のうちに、ベランダを抜け出し境内をパトロールに出掛けていました。翌朝コロンくんがいないので、慌ててあちこちを探しまわると、疲れてしまったのか本堂の床下で気まずそうに休んでいる所を発見したのでしたコロンくんは今年13歳。人間の歳にすると73歳位のようです。年を取れば弱くなるのは人も生き物もみな同じ。「コロンくんよ心配するな。最後までおいらが面倒をみてあげるからね」と言いながら、一緒に満開の右近桜を眺めたのでした。

   ハウスからちら見コロンくん   「世の中は諸行無常 足腰も弱るのだよ」byダメいぬコロン
※テレビで何度か後ろ足に車を付けたワンコを見たけれど、コロンくんもそうなっちゃったりして。真剣に作成を考えようかしら
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