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暑さ寒さも彼岸までと言うように、お彼岸に入ったらホントに寒さもどこかに行ってしまったみたい。ちょっぴりとまどいぎみなうら順なのだ
お彼岸という事でおいらは、お檀家さんのお宅にお経をあげにまわってきたのだ。おいらのお寺は古来、宿坊や祈祷がメインなのでお檀家さんも数える程。しかも、大半が他県のお宅なのだ。なので、お盆やお彼岸には泊まりがけで数件を巡ってくるのが恒例になっているのだいつもは車で移動するのだけど、今回は東京方面のお宅だけだったので高速バスを使ってみたのだ。もう何度か利用させてもらってるけど、なかなか高速バスも便利なのだ。身延山のバス停で乗ってしまえば、あとは終点の新宿駅まで乗り換えもしなくてOK。しかも料金もリーズナブル。渋滞があると到着が遅れるけど、時間に余裕がある時ならおススメなのだ
愛妻と愛娘モンちゃんに見送られ、一路おいらは東京へ向かったのだ。途中の渋滞でちょこっと遅れたものの、特に問題なし。無事にお檀家さんのお経を終えて、その日は都内で一泊したのだ。翌日、特に予定も無かったけれど何となく早く目が覚めてしまったので、またまた高速バスで帰ってみる事にしたのだ。ネットで確認すると7時台の便はすでに満席。次の9時40分発のバスがとれたので、その便で帰路についたのだ身延山では2、3日続いた超ポカポカ陽気で、しだれ桜がほぼ満開状態になったのだ。だから、ひょっとすると身延山行きの高速バスも混んでいるかもと心配していたのだ。しか~し、いざ発車してみると車内は空きの方が多かったのだ。途中、車窓からの風景を眺めながら、ご褒美の缶ビールを飲んで小旅行気分のおいら。お昼寝もしたりして気が付くと身延山まで30分ほどの所まで来ていたのだ車内を見回すと、残っているのはおいらを入れて3人だけ。全部で10人位はいたけれど、みんな途中で降りてしまったのだ。
おいらには一つだけ心配な事があったのだ。それは身延山に入ってからの渋滞。桜が咲く時期は、毎年身延山の中は大渋滞になってしまうのだ交通規制が入ると、山内には自家用車は入れなくなるので渋滞は無くなるけれど、ちょうどこの日はまだ規制が始まっていなかったのだ。しかも、桜が咲いて最初の土曜日なので、すでにネット等で情報を聞いた人達がすでに沢山来られてるんじゃないかと思ったのだ。ドキドキしながら身延山の最初の門の総門に近付くとまだ車は無い様子。ラッキーと思いつつ総門をくぐると、バスはブレーキをかけ停まってしまったのだ。前を見ると、そこには予想通りの長~い車の列が・・・嫌な予感は的中し、渋滞にはまってしまったのだ。
身延山は地理的に昔から駐車場が少ないので、桜の季節やお正月の特に混雑する時は慢性的に渋滞が発生してしまうのだそんな時は身延山内の道路は半分ほどの所から2ルートに分かれるので、渋滞の時は片方ずつ一方通行になるのだ。登りの川沿いルートは身延山の有料駐車場まで行けるのだけど、聞く所では普段は数分の2キロほどの距離が2時間近くかかった時もあるとかバスの場合はバス停が門前町の商店街にあるので分岐点から一方通行を逆走して行けるのでそこまで行けば後はスムーズなのだ。でも、その分岐まで行くにもこれでは3、40分はかかりそうなノロノロ具合だったのだ。そこでおいらは意を決し、その場で降りて愛妻に迎えに来てもらう事にしたのだ。その方が遠回りをして別ルートで我が家に戻っても早く着くのだ。電話をすると「すぐに行くよんとの事。おいらはバスを降ろしてもらおうと、運転手さんの所へ向かったのだ。「すいません、混んでるんでここで降ろして下さい」と恐る恐る言うおいら。すると運転手さんから驚きの答えが。「あ、ダメです。降ろせません。法律で路線バスはバス停でしか降ろせないんです」予想外の返答に、一瞬ポカンとしてしまったおいらもう電話もしちゃったし、ここで引き下がれないおいらは、「いやでもこの渋滞だと1時間かかっちゃうかもしれないし。降ろして下さい」すると運転手さんは「でもダメなんですよ。会社に怒られちゃうし、ほらここでカメラで撮ってるから」と困った様子。しかし、なお食い下がるおいら。「じゃあ、身分証でも置いてくからここで降ろして下さい」運転手さんは「昔じゃなんとかしてあげましたけど、カメラもあるしダメなんですよと穏やかそうに言いながらも、ちょっとあきれぎみ。何度かこんなやりとりを繰り返し、ここでついにおいらはモンスター乗客化し、窓を開けて制止を振り切り飛び降りたのだ・・・。な~んて事は無く、優しそうな顔とは裏腹に芯が強そうな運転手さんに根負けし、しぶしぶ席に戻ったのだ運転手さんもおいらの心情を分かってくれたのだろうけど、規律に反すれば自分の立場も危ういしそりゃ降ろせなくて当然なのだ。会社にも迷惑がかかるしね。席に戻ると、愛妻が来るのが見えたので、訳を話し戻ってもらったのだ。仕方なくノロノロと進むバスの中で、渋滞に苦しむお客さんの気分を味わったのだ。思ったよりも割とスムースに動いたので、結局バスは30分遅れ程で到着。運転手さんからも最後に「すいません」と言われてしまい、こちらが恐縮してしまったのだ別に運転手さんが悪い訳ではないのだ
ひさ~しぶりで、地元での渋滞を体験したけれど、少々くたびれてしまったのだ。年に何人かはお客さんで渋滞でひどい目にあった愚痴を聞く機会があるけど、まあ確かにそのお気持ちも分かったのだ色んな条件が複雑に絡み合う事だから、駐車場問題の解決には長い年月がかかると思うけど、いつかは解決して欲しいのだ。もうちょっと新宿で遊んで遅く帰ってくればよかったかなぁと、後悔したうら順だったのだ

おいらがお世話になった身延山行き高速バスと同型車両 桜の規制はこんな感じ 身延山ロープウェイでロープウェイ待ち渋滞の皆さん
※桜の季節は朝早い時間に来られるか、夕方以降に夜桜を楽しむのも一つの手。出来れば、宿坊や旅館に一泊してゆっくりと楽しんで頂きたいのだ
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