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ここ数日、急激にスギ花粉が大量に舞い始め、ゆかいな仲間達と涙目で悶絶の日々を過ごしています。本格的にゆかいな仲間花粉症被害者の会に仲間入りしてしまいそうなおもて順です
先日、おいらはちょこっと用事があって県庁所在地の甲府まで1泊で行ってきました。行きはお友達の車で行ったのだけど、帰りはのんびりと電車で戻る事に最近は電車を使うとおいらが下車する身延駅からは愛妻にお迎えに来てもらうか、タクシーを使うのがほとんどでした。今回は愛妻は忙しいので怒られないようにタクシーで帰るつもりでした。改札を出ると駅員さんの声が耳に入りました。「まもなく身延山行きのバスが出ます。ご乗車の方はお急ぎ下さい」駅のロータリーには発射待ちのバスが停まっているのが見えます。おいらはふと久しぶりでバスに乗ってみようかと思い立ち、どこかの地元の人っぽいおばちゃんと駆け足でバスへと乗り込んだのでした。
こちらは地元は山梨交通さんの路線バス。昔から略して山交バスと呼ばれています。乗車賃は昔と変わらず後払い方式なのでひとまず安心。おいらは1番後ろの席に座ると、懐かしさのあまり車内をきょろきょろと見回してしまいましたなにしろ路線バスに乗るのは中学生以来の事。25年ぶり位の乗車でありました。小学生の頃は、4、5年生位まではバスで通学していました。ですが、途中で学校の教育方針が変わったらしく突然、近所の子供達が一緒になって歩いて集団登校する事になったのでした帰りはバスを使ったような気もするけれど、中学生になるとバスの利用頻度はますます減り、高校生の頃には自転車で通うようになったのでバスにはほとんど乗らなくなっていました。小学生の頃まだ低学年で慣れない時は、整理券を取り忘れたり、乗り遅れたりしないかと、色んな事が心配でハラハラしていた記憶があります。バスの中で何かしていたという記憶はあまりないのだけれど、帰りのバスは早く家に帰って遊びたくてうれしかった気がします
   お世話に立った山交バス   バスの車内はこんな感じ
身延山はとても道幅がせまいところ。ですが、日蓮宗総本山があるお山という事で、昔から多くの方がお越しになります。特にしだれ桜の季節や夏休み頃には大型バスも頻繁に道路を走ります。なのでせま~い門前町の道路を大型バス同士がすれ違うのは一苦労おいら達を乗せた路線バスと他県の大型バスがすれ違う時は、おいら達もドキドキしながらその様子を見守ったのでした。子供ながらも明らかに路線バスの運転手さんがリードをとってすれ違いをしているのが分かり、いつもすれ違った後には「運転手さん運転うまいよなぁ~と、友達と興奮気味に話していたのでした。またよ~く覚えているのが1度だけ亡き先代住職、おいらの親父とバスに乗った事。おいらがまだ小学校2、3年の頃だったと思うけどなぜか夕方親父がバスで出かけようという事になり、お出かけしたのでした。向かった先は、駅まで行く道の半分ほどの所にあるあるパチンコ屋さんその当時はまだ小さいけれどパチンコ屋さんがあったのでした。もう時効だから書いちゃうけれど、おいらは親父とそこでしばしパチンコで遊び、そのあと前にも紹介したホルモン屋さんにご飯を食べに行ったのでした。お子ちゃますぎてあさはかだったおいらは、ここで焼肉を食べ過ぎてトイレでもどしてしまったという苦い記憶もあるので、この時の事をよ~く覚えているのかも。どうしてこの時、親父と二人で行ったのかは未だに謎。夫婦喧嘩でもしていたのか、はたまたおふくろが留守だったのかまあともかく、これが親父と一緒に路線バスに乗った最初で最後の想い出です。
普段は自分で車を運転すれば5、6分で駅まで着いてしまいます。ですが久しぶりにのんびりとバスで家路に着くのも、何とも心地よいものでありました車窓から身延山や富士川、遠くの山並みを眺めながら進むのも良いものです。途中、車内にアナウンスが流れました。それはこの路線は自由乗車区間なので、降りたい人は50メートル前くらいで運転手さんに声をかけて下さいとうものでした。一瞬考えちゃったけれど、どうやらこの路線はお客さんの降りたいところで降ろしてあげるから声をかけてねというものでありました事実、一緒に乗ったおばちゃんはご常連さんらしく、自宅の前で降ろしてもらっていたのでした。いつしか、なんとも心憎いサービスが行われていた事に、おいらはうれしくなってしまいました。お年寄りや日々の足としてバスを使っている方々には、ありがたいサービスだと思います。都会の人が乗ったら驚きそうだけど、心温まる地域密着型サービスにほのぼのしたのでした
子供の頃はバスに乗っている時間は長く感じたのに、今回はなぜかあっという間に身延山まで着いてしまった気がします。久しぶりで何だかワクワクした時を過ごしたのでした。終点に着くと、前にお話ししたいつもの賽銭ドロの姿がバス停に一仕事終えたのか、入れ違いにバスに乗って駅に向かうらしくそそくさとバスに乗り込んでいました。おいらは色んな人生を乗せて今日も路線バスはがんばってくれているんだなぁと思いながら、しばらくその場でバスを眺めていたのでした。

   車窓から見える身延山と富士川   身延山バス停と山交バス
※今度は愛妻と愛娘モンちゃんと乗ってみたいと思います。なかなかバスもいいもんですよ
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