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2月12日はおいらの宿坊で恒例の開創日傳上人報恩法要&最上さま大祭が行われます。準備に向けて慌ただしい毎日を送っているおもて順です
そんなさなか、おいらが所属しているご近所のお寺さんと皆さんで年に1回の研修旅行に行ってきました。いつもは秋頃に開催されるのですが、今年度は訳あって2月初旬の開催です。おいらは自分のお寺の大祭もあって忙しいのですが、毎年楽しみにしている旅行なのでちょこっと無理をして参加してきました場所は伊豆方面で熱海に宿泊。さんざん行った場所で、近いので自分で行った方がいいんじゃないのとも思ったものの、参加したのにはある理由が・・・。それはおいらの恩師がいるお寺さんがコースに入っていたからなのでした。
その恩師とはおいらが中学生の時の美術の先生。おいら達が中学を卒業後、縁あって静岡の某お寺さんに嫁がれたのでした今回の研修旅行ではその先生がおられるお寺さんともう一軒、身延山とゆかりの深い大きなお寺さんにお参りをしました。身延山を朝8時半に出発し、1時間半程で最初のお寺さんに到着です。おいらは初めてのつもりだったけれど、境内を参詣していると何となく1度来た事もあるような。40歳になって早くも記憶もあやふやになり、もしや若年性健忘症かしらと心配になったおいら。ダジャレじゃないけど、一緒に行ったゆかいな仲間のけんぼうから「大丈夫ですかおもて順さん前回は酔っ払って来たんじゃないですか。しっかりして下さいよ。」と言われてしまいました。お参りを終えると、お茶の席を用意して下さっていました。しかも、普通のお茶ではなくちゃんとしたお抹茶の席です。お迎えの女性陣の方も素敵な和服をお召しになられていますコの字に赤い毛氈が敷かれ、気の小さいおいらは末席に座りました。おいらの隣にはゆかいな仲間の後輩、チャンコマンが座り「いやいや不作法ですから。」「いやはやこれはこれは参りましたなと、互いに上品に見せかけながらも全く作法が分からずおどおどしてしまったのでした。思い返すと実はおいらもお茶を習った経験があったのでした。それはちょうどこれから久々に顔を合わせる美術の先生も居られた中学生時代。かれこれ25年程も前の事です。中学校のクラブか何かだったはずだけど、今思い出しても何でおいらがお茶を習っていたのか思い出せないのでしたそうしている内に、最初に和菓子の練り切りが運ばれてきました。おいらは「すいません。何にも分からないですが頂きま~す。」と楊枝でお上品に少しずつ頂いたのでした。そこへお抹茶が登場チャンコマンと一応、器を眺める仕草などをしながらおいしく頂いたのでした。内心ホッとしていると、そこへ再びお菓子が登場。今度は高級そうなおまんじゅうです。辛党のおいらは甘いものがあまり得意じゃありません。とっさに「いっ、いやあのお医者さんから甘いものは控えるようにと・・・。」といいかげんな事をぼそぼそと言ってお菓子はご遠慮してしまいました。せっかくのご好意なのにゴメンナサイ。対面にいた甘党のけんぼうが、おまんじゅうを食べながら冷たい視線でおいらを見つめていたのでした
美味しくお抹茶を頂いたおいら達は、すぐそばにある2件目のお寺へと向いました。玄関に入るとご住職さんとご家族の方がお出迎えをして下さいました。その中にはおいらの恩師の姿も。中学生以来の再開となりました。先生も事前においらが来る事を知っていたのか、おいらを見て「いやぁ~、立派になられて。」何て笑いながらおっしゃったのでした本堂でお参りの後、お茶を頂きながら先生と記念写真を撮ってみました。「いやぁ~、恥ずかしいなぁ。」と先生はおっしゃっていましたが、その仕草は中学時代のまま。中学生の頃は「美術の先生だけに何とも不可思議で素敵な印象の先生だなぁ。」と秘かに思っていたのでした恐れ多いですが今で言う、不思議ちゃん的な魅力と言ったらいいでしょうか。お茶の席がある客殿には立派なおひな様とつるし雛、まゆ玉に色を付けて糸でつなげたものが沢山吊るされ飾られていました。また畳の上には柳の枝が扇状に並べて飾られています。おいらが想像する所、これらは恐らく先生が飾り付けをされたもの。さすがに美術の先生。まるで、どこかの美術館のオブジェのようですこんなに立派でステキなお飾りをしてもらったら先生の娘さんもさぞかしうれしいだろうなと思ったのでした。帰りがけに「おいらも娘を授かっておいらに似てすごい美人です。今から心配なんです。」と言ったらうれしそうに爆笑しておられました先生は昔と変わらぬ笑顔で、バスで去りゆくおいら達にずう~っと手を振ってお見送りをしてくれたのでした
久しぶりの再会に、その晩のビールは殊のほかおいしく感じられたのでした。中学時代を思い出しながら、またまた飲み過ぎてしまったおもて順です

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※熱海はすでに梅と河津桜が咲いていました。着実に春が近付いて来ています



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