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山梨県のトンネル崩落事故はビックリしました。謹んで犠牲者の方のご冥福と事故に遭われた方の心身のご快復をお祈り申し上げます。今回はちょっぴり複雑な心境のおもて順ですと言うのも、おいらも実は事故の前日にまさしく現場のトンネルを通ったばかり。都内で所用があり、愛妻と愛娘モンちゃんと3人でお出かけしていたのでした。当初はまさしく事故が起きたその朝に行こうかなんて話もしていたので、もしかするとおいら達も巻き込まれていたかもと考えると怖くなってしまいました
さて、おいら達3人がお出かけしたのは身内の法事の為。いつもは法事を請け負うお坊さん側の立場がほとんどだけど、久しぶりで参列する側での出席となったのでした。ご存知の通り、おいらが所属する宗派は日蓮宗。でも今回は他の宗派のお寺さんでの法事という事で、「果たしてどんな感じかしらとちょっぴり楽しみにしていたのでした。
当日、何も分からないままお寺に着くと、宗派は某既成宗派のマイナーな派閥に属するよう。こじんまりとした境内ですが、なかなか立派な本堂です。お寺に入る前にモンちゃんと愛妻はお墓にいたニャンコを見付け、お参りよりも早速ネコを追いかけて行ってしまいましたネコをからかっていると親戚の方も何組か来られ、久しぶりに見るモンちゃんに皆さん「大きくなったねぇ~。」と目を細めていました。寒いのでみんなで玄関に急ぐと、玄関口でモンちゃんが激しく抵抗します。どうやらまだニャンコが見たいらしく「にゃー、にゃー。」と言いながら、おいらと愛妻の手を引っ張って外へ行こうと催促しました仕方なく法事が始まるぎりぎりまで、2回ほどニャンコと玄関を行ったり来たりしながら最後はようやく控室に連れて入る事が出来ました。
時間になると副住職さんらしいおいらより少し若い感じのお坊さんが案内に来ました。この日のおいらはお坊さんのお衣ではなく、ダーク系スーツに黒いネクタイ姿。他宗とはいえ同じお坊さんと分かると、気を遣わせてしまうかなとあえて普通のかっこで参列したのでしたいざ本堂に入ると、覚悟はしていたもののやはり寒さが気になります。畳の上にじゅうたんが敷いてあり、その上にイスがあるのですが座ると足元がスースーします。気密が良さそうな本堂なので、暖房をきかせればかなり温まりそうですが、こちらの方針なのか申し訳程度にエアコンがついていました。
モンちゃんが途中でごね始めたらいつでも退席できるよう、おいらと愛妻、モンちゃんは後ろの隅のイスに座っていました。一言「それでは始めます。」と言うと、おいら達の宗派でいう最初の声明(しょうみょう・よくお坊さんが唱えている歌のようなお経文)が始まりましたおいら達が行うのは最初は短い声明です。ですが、こちらはけっこうな長さ。お数珠で遊んでいるモンちゃんをあやしながら耳を凝らすと、どうもおいら達が最後に唱える回向(えこう・ご供養、お経の功徳を捧げる為の文言)のようなものも聞こえます。「あらら、もしかしてこのまま終わっちゃったりしてと思っているとここで一区切り。お焼香の案内ののち、今度は手渡されたお経本で一緒に短いお経をお唱えしました。モンちゃんはすでに空き始めていて、後ろの方で座布団を並べて愛妻と静かに遊んでいます。しかし、お経が始まりお坊さんがお経に合わせて木魚をポクポク叩き始めるともうダメ。木魚の音と一緒に「ドンドンドンと楽しそうに言ってはしゃぎ始めてしまいました。モンちゃんは『いないいないばぁ』という番組で『たいこたいこどんどん』という曲を見てから太鼓が大好きなのです。おいらのお寺でも本堂で太鼓を叩くと、うれしそうにクルクルと踊り始めてしまいますここでモンちゃんにはレッドカード。愛妻と一緒に控室に退場となったのでした。この後、お経本に沿って簡単な文言をいくつか一緒に唱えて後半戦はあっさりめに終了となりました。ちょっとしたお話を頂き、みんなでお墓参りを済ませ法事は一通り終わりとなりました
今回は一般の参列者として法事に出させて頂き、我が身に置き換えて考えさせられる点がいくつかありました。ともすれば自己満足に陥りやすい職種なので、お客さんの視点から物事を考える事を忘れちゃいけないなとあらためて考えさせられた次第ですモンちゃんにはまだまだ法事の参列は難しい事もよ~く分かったおもて順です。

墓ニャンコを追いかけるモンちゃん お墓参りをする愛妻とモンちゃん 法事を行った本堂
※それにしても、何でお墓にはネコが多いんだろうまた一つ新たな疑問が浮かんでしまいました
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