Menu
愛妻と愛娘モンちゃんはしばし、江戸の実家に骨休みにお出かけ中。ちょっぴりさみしくなってきたうら順なのだ
先日、急に用事があって甲府方面にお出かけする機会があったのだ。お勤めしている身延山山頂のお堂から慌ただしく降りて来たのでランチもまだ。車を運転しながら時計を見るともう午後1時過ぎ「いやいや小腹が空いてきましたな。」と思いながら外を見ていると、ある建物が目に入ってきたのだ。その建物とは、おいらが住む身延町で経営している『身延町なかとみ和紙の里』。お店の名前は覚えてなかったけれど、その中に食堂があって前に1度ご紹介した身延どんぶり街道の企画に加盟していて、オリジナルどんぶりが食べられる事を思い出したのだこの施設自体まだ1度も来た事が無かったので気にはなっていたのだ。ちょうどこの日は月曜日。公共の施設は月曜休みが多いから、心配だったけどいざ着くと営業中でホッとしたのだ。
この日にようやくちゃんと知ったのだけどお店の名前は『味菜庵』(あじさいあん)。昔からこの辺りは和紙の製造が盛んだったらしく、それを活かしてこの施設は5年ほど前に出来たみたい。美術館、紙すきの体験コーナー、売店、そしてこの食堂で構成されているのだ。(まぁ、後から知ったんだけど・・・)和紙の里だけあって各建物は近代和風な作り。中でも味菜庵はここだけ趣を変えて古民家風な平屋建ての建物なのだ。入り口から中は見えず、扉も横に空く引き戸で渋い感じ。なぜか緊張しながら扉を開けて中に入ると、内部も古民家風で素敵な作りなのだ。この雰囲気は好きな人にはたまらないと思うのだ
味菜庵 味菜庵入り口 味菜庵店内
先客はにぎやかなおばちゃん4人組。すでに食べ終わっていて、おしゃべりタイムに突入中のご様子だったのだ。今回の目的はこちらで提供しているラフティin具丼(ラフティング丼)どんぶり街道のメニューの中でもインパクトがある名前だったので、お店の名前は知らずともこの名前は覚えていたのだ。2010年から商工会やNPO法人が共同で観光事業として富士川倶楽部という組織を立ち上げ、町を流れる富士川でラフティング(急流川下り)のツアーを始めたのだ。おいらもこのニュースは知っていて、いつか体験したいと思ってるのだ。このどんぶりはそのラフティングにかけて考案されたようで、沖縄の郷土料理ラフティ(豚の角煮)を使ったどんぶりなのだ時間もあまりなかったので、少しラフティ風な店員さんにすかさず注文。待っている間にメニューをパラパラと眺めていたのだ。おばちゃん達のトークが嫌でも耳に入って来るので聞いていると、どうやら皆さん静岡からお越しのよう。「やっぱり本場で食べるほうとうはおいしいねぇ。」「なんか色々あって迷っちゃったねぇ。」となかなか甲州料理は好印象のよう。その内、壁に貼ってあったラフティング丼の張り紙が目に入ったらしくこんな声が。「ねぇ、ラフテー丼だって。」「あれって沖縄のじゃなかったっけ「何かなんでもあるのね。」と、ちょっと不思議そう。おばちゃん達は席が離れてるので説明書きまで見えてなかったのだ。おいらは思わずどんぶりとラフティング、山梨県民の名誉の為に「ちょっと待った~そうじゃないずら。それには、りっ、理由があるからまぁ聞けし。」と声を張り上げ、懇切丁寧にどんぶりとラフティングの関係についておばちゃん達が納得するまで説明してあげた・・・なんて事はなく、「いつの日か気が付いてね。おばちゃん達よ。」とポカ~ンとしているおばちゃん達を眺めていたのだ
ラフティング丼張り紙 ラフティン丼一式 ラフティング丼あっぷ
そんな会話を聞きながら注文もおいらだけだったからか、どんぶりもすぐに登場。角煮というと何だか無骨な感じだけど、他の具材と相まって彩りや盛り付けが美しいどんぶりなのだ先ずは記念にそのままのお姿を記念撮影。いよいよ実食となったのだ。ごはんの上には千切りキャベツが敷き詰められ、ソースかつ丼風。その上には具材のメイン、ラフティの塊りが3個。そして真ん中にトロトロ半熟玉子。素揚げ風なカボチャが2枚。味のアクセントにか、紅ショウガと刻みのりが乗っかっているのだ。キャベツのグリーン、玉子の白、カボチャのイエロー、紅しょうがのピンク、のりのブラック、ラフティのブラウン。なかなか考えられた配色なのだこれだけ色々乗ってるとどれから食べようか迷っちゃうけど、ここはやはりメインのラフティから。自慢の角煮らしく、よ~く煮込まれたラフティは少々こぶりながらも、しっかりとした味わい。味も濃すぎず、ブタさんの旨みがお口に広がるのだ。かえって大きすぎない方が、見た目も上品だし食べやすいかも。ただ大きい角煮よりは女性にもきっと好印象なのだ続いてキャベツとごはんを一緒に一口。ごはんには甘辛たれがしみていてこれまたグッド。キャベツの食感も良いアクセントなのだそしていよいよお楽しみの玉子タイム。うやうやしく、はしで半熟玉子を半分に切ると、中からとろ~っと黄身がとろけだしたのだ。今度は玉子にラフティをからめて食べてみたのだ。すると、玉子のおかげでラフティのコクがさらに増し、またまた美味途中で紅ショウガやのりも加えて食べると、さらなる味変も楽しめたのだ。紅ショウガや刻みのりはどんぶりでも比較的ありがちな名脇役。この2大名脇役を配役するあたり、このどんぶりを考案した人はどんぶり好きな人の心を結構ご存知とみたのだ見た目は上品だけど、激流川下りのラフティングのように、食べるものを思わずガッつかせるパワーのあるどんぶりなのだ。このどんぶりには漬物の小鉢が付いてくるのだ。ただ惜しいかな、おいら的にはここに味噌汁か何かスープをがんばって付けて欲しかったのだ。そうしたらトータルバランスもさらに良かったのだ。
こちらは他のメニューも充実しているのだ。ほうとうや、おざらの麺類名産のゆばやおからを使った一品料理。変わった所だとやはり名産の竹炭を使った竹炭ウドンや竹炭アイス、竹炭コーヒーもあったのだ。山梨の郷土料理や身延の名産品を楽しむには良さそうなお店なのだ。デザートメニューも豊富なので、ティータイムに利用してもいいかも
身延の和紙文化にも触れる事も出来る、格調高い施設にある素敵なお店なのだ。ラフティングも組み合わせれば1日楽しめそうもちろん身延山へのお参りも、どうぞお忘れ無きようお願いするのだ。
メニュー一例1 メニュー一例2 メニュー一例3
味菜庵
山梨県南巨摩郡身延町西嶋345
TEL  0556-42-2585
営業時間 10:30~16:30(食事は15時まで)
定休日  毎週火曜日
収容人数 いっぱい入れそう 
     団体もOKっぽいよ(確認してね)


大きな地図で見る
※生ビールもあったのでご心配なく初めて見るプラスチック製再生エコ割り箸があって驚いたのだ。
  • -
  • -