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ようやく朝晩涼しくなって来てホッとしているのだ。夜明けにセミと鈴虫の合唱のぜいたくなひと時を楽しんでいるうら順なのだ
おいらのお寺では、今までご本尊を中心とした本堂の中の仏具一式が2セット安置されていたのだ。どういう事かというと、要は一つのお寺の本堂の中にもう1軒分のお寺の仏具一式があったという事。なのでパッと見て不思議に思うお坊さんなどには、「あれれ、こちらのもう一つは・・・とよく質問されたのだ。これは実はおいらの弟子だった尼さんがやっていたお寺の物。日蓮大聖人のご尊像は、もともとおいらのお寺に2体安置していた1体を、尼さんが自分のお寺を始める時にお分けしたもの。その他の色んな仏像や仏具は尼さんが檀家さん、信徒さんと協力して一式を揃えたのだこちらの尼さんおいらの母親と変わらない年齢。おいらの弟子となって、正式にお坊さんの資格を取り自分のお寺を開いた時には60代半ばだったのだ。大変なご苦労の末、ようやく自分のお寺として新たにスタートをきったのだけど、世は無常なもので3年程で病気で急逝されてしまったのだお寺は解散し、その尼さんのご遺言で仏像、仏具一式はおいらがお預かりしていたという訳なのだ。
仏具はほぼ新品な状態なので、いつかまたどこかで役立てて欲しいと常々願っていたおいら。色んな方の申し出があったり、大震災で被災されたお寺にと何件か検討していたのだけど、この度ようやくあらたに仏具を安置して頂く行先が決まったのだ今回、若くして国内某所で一からお寺を作り上げられているあるお坊さんとご縁があり、そちらにお預かりして頂く事になったのだ。何度かの打ち合わせを経て、先日仏具一式のお引越しを済ませたのだ。今回は大量の仏具、しかも大きく繊細な扱いを求められるものが多いので、プロの方をお願いし下見もしてもらっていたのだ。引っ越し当日は若きお坊さんと業者さん2名の3人が午前9時にやってきたのだ。今回お願いしていた業者さんは、ご存知クロネコヤマトの宅急便さんおいらのお寺の駐車場には、クロネコマークの入った大型トラックが停まってすでに臨戦態勢に入っていたのだ。
   梱包作業中のクロネコキム兄さんを見守るモンちゃん   声を掛け合着実に作業を進めるキム兄&イケメンクロネコさん
すでに運び出す仏具は仕分けしておいたけど、梱包や移動はお任せするつもりだったので手付かずのまま。特に大きな仏具や2階の倉庫にも大型の仏具がしまってあったので、おいらは正直「午後までかかるかもなぁ~と覚悟していたのだ。クロネコさんは、キム兄風ななんとも頼もしげなリーダーと、今どき風イケメン兄さんのコンビ。作業の手順や仏具の扱い、さらに自分達の作業中のみだしなみについても「ちょっとワイルドになっちゃったり、着替えちゃうかも許してね。」的な説明まであり、外見と違った細やかな気配りに思わず笑ってしまいそうになったのだ説明を終えると早速お引越しスタート。まずは畳や廊下、扉などに傷が付かないよう、あちこち布やシートで養生をしてくれたのだ。続いては仏具の梱包。おいらもちょっとお手伝いしようかと思ったけれど、「どうぞお任せ下さい。喜んでと某居酒屋風に力強く言われてしまい、「あっ、お任せします。」とすべてをクロネコさんに委ねたのだ。手順を拝見していると、これが実にスピーディ。衝撃から守る例のプチプチビニールシートで手際よく仏具を梱包していくのだ。下手においらが手を出していたら、間違いなくこうは行かなかったのだ。しかも、一つ一つの状態を確認し、的確に「これはこうなので、こう梱包し、こう置いて運びます。」と説明をしてくれて、まさに任せて安心。大型の仏具もたちまちの内に梱包し、トラックに運び入れてしまったのだ1階の仏具は難なく運び出しを済ませ、後は問題の2階の大型仏具。思えばこちらは搬入の時は一般の信徒さんが運び入れたので、とてつもなく大変だったのだ。2階の倉庫へと続く階段は急でしかも幅の狭い簡易的なもの。しかし、クロネコキム兄とイケメンクロネコさんは階段を見て「あぁ~、意外と広い。これならいいかも。」とにこやかに言うと、声をかけ合いながら、いとも簡単に仏具を1階へと降ろしてしまったのだ
絶妙な手際の良さと抜群のコンビネーションで、結局なんと1時間半程で作業は終了。流れるような作業風景においらもしばし見とれながら、その様子を写真に納めたのだやっぱりモチはモチ屋「お任せ下さい。ニャーの言葉には、ウソ偽りはこれっぽっちも無かったのだ。何だか久しぶりにプロの仕事を拝見して気持ち良かったのだ。クロネコさんというと、もうあまりに身近で当たり前のような存在。でも今回の引っ越し作業の様子を初めて拝見して、クロネコのかわいいロゴのイメージとは逆に、「荷物を運ぶ」という作業について高度な技術とプロの意識をお持ちなのだという事があらためて分かったのだあまりに簡単に作業が終了したので、ちょっぴり拍子抜けしたけど、すっかり安心したおいら。心ばかりのお礼の冷たい飲み物とお菓子を手渡し、「ありがとうございました。何かあったらうちも頼むニャ~とお礼を述べたのだ。
その後、無事に引っ越し先への搬入も済んだご報告を頂き、作業は全て終了したのだ。思いがけず、能あるクロネコの隠された鋭い爪を見てしまったうら順なのだ

  大きな仏具を楽々運び出すスーパークロネココンビ トラックに仏具を運び入れるクロネコさん 空飛ぶ魔法のクロネコトラック
※おいらも任せて安心なお坊さんにならなければと反省したのだ
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