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連日の猛暑でダウン寸前です。避暑地でビールグラスを傾けるのを夢見るおもて順です
おいらはご存知の通り、身延山山頂のお堂に勤めています。ここは山の中なので、色んな動物や虫がたくさんいます。つい先日は巨大なアオダイショウが現れ、職員のおばちゃん達は「ギャ~、ギャ~と叫び恐怖におののいていましたおいらはヘビは平気なので「うわ~、でっけ~なぁ。モリモリ食べてもっと大きくなり給え。」と、のんきに眺めてましたが。
さて、このお山の上では夏になると決まって大量発生するものがいます。それは、アブなぜか分かりませんが、夏のある時を境に急に大量に現れ始め、気が付くとまたいなくなっています。朝、お堂や寺務所の窓を開けて周るのですが、どの窓にも一窓一匹、中には一窓三匹といった具合に毎日大量なアブを見かけます。虫が大嫌いなおいらの愛妻なんか見たら気絶するような光景かも生きていれば、窓を開けると飛んで行ってくれるのでまだ助かります。でも、アブは寿命が短いのか、困った事に窓の下には死骸も毎日たくさん転がっています。この掃除もまた一苦労おいらは毎朝、ハンドクリーナーを持って掃除に周りますが、建物内を一巡りして戻るとクリーナーの中は虫で一杯です。
日中には、おいら達が働く寺務所の中にもアブは侵入してきます。高速で部屋の中を飛び周り、しかもなぜか人にまとわりつくように飛んだりとまったりするので何とも不愉快ちょっぴり可哀そうですが、あまりにうっとうしいので、お山のゆかいな仲間達はハエたたきを取り出し、一撃必殺ボウズアタックをお見舞いしている時も。街から来たお客さんなどは日頃アブを見かけないのか決まって「あっ、でっかいハチ、ハチ。わ~。」と言いながら、逃げまわっています。まぎらわしいのは、たまに本当にハチだったりする事。大きさがちょうどスズメバチ位なので、ごくたまにおいら達もハチだと気が付いてあわてて逃げるなんて時もあったりしますアブはあまり人を刺さないイメージがあるので油断している人も多いようです。おいらもその一人でした。アブも人を刺すのは知っていましたが、体に付いてもすぐに刺す訳でもないので、いつもは手で振り払っていました。しかし、先日アブの恐ろしさを思い知らされる出来事が・・・。
おいらはその日、いつもと同じように自分のデスクで仕事に励んでいました。その時、急に左足のすねに重苦しいような鈍い痛みが走りました。一瞬、何が起こったのか分かりませんでしたが、あわてて足を見てみるとそこには一匹のアブが。そう、アブはおいらの足を刺していたのでした。まったくアブの存在に気が付かなったおいら。いつのまにかアブはおいらの足にとまり、何と作務衣の上から攻撃していたのでした作務衣をめくって足を見ると、刺された部分はうっすら赤くなっています。「な~んだ、たいした事ないじゃん。」と余裕をかましていたおいら。すると、ゆかいな仲間の長老が一言、「ちょ~痛がゆくなるよ。夜中にかゆくて目が覚めたよ。2週間は続いたよ。覚悟は出来たかいと言いながら、少し前にアブに刺された足のくるぶしをおいらに見せてくれたのでした。ビビったおいらは、すぐに薬箱からムヒを取り出し、大量に足に塗ったのでした。
その日の夕方あたりから、徐々に長老の言葉が現実のものとなっていきました。段々とかゆみが増し、薬を塗ってもなかなか痛がゆさがおさまりません。ダメだと分かっていても無意識に患部をかいてしまいます2日ほど過ぎた頃には、刺されたところは赤黒くますます腫れてしまっていたのでした。ハチに刺されると、結構腫れたりしますが、アブの場合もしかするとハチよりもたちが悪いかもしれません。その後、少しずつ良くはなって来ています。ですが、まだ少しかゆみもあり、腫れも残っています。子供の頃にアブに刺された記憶があるものの、ここまでひどくなるとは思いませんでした
今まではアブには友好的平和路線で接していたおいら。しかし、その日を境にすすんで一撃必殺ボウズアタックを仕掛けるようになってしまった、戦闘モード突入中のおもて順でした。

寺務所に侵入中のアブさん 一撃必殺ボウズアタックを決めたホンタコスくんとアブの供養をするけんぼう 汚いけれど、おいらの刺された足
※調べてみると、アブの寿命は10日から30日程度との事。皆さんも刺されないように気を付けて下さいね
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