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溶けたのだ。今年1番の連続猛暑攻撃にとろけてしまったのだ。暑さが苦手な汗かきうら順なのだ
こう暑いと食欲も下降線をたどり、夏バテ一直線になりがち。そうならないように、ウナギやら精のつくものをみんな食べるんでしょうねでも、ただでさえコッテリが苦手な四十路草食系なおいらは、暑くなるとますますさっぱりさらっとフードへと逃避していくのだ。先日は激熱な日中、時間的に外でお昼ご飯を済ませないとならない状況になってしまったおいら。とはいえ、場所は思いっきり地元の身延山周辺。ふるさと身延山付近では飲食店も限られるので、さっぱりメニューよいずこと、とろけたオツムで懸命に考えたのだ。いつものあずみので、つるつるおそばなんぞうむむ、中華屋さんで冷やし中華もいいなぁ。などと考えていた時、ふとある事を思い出したのだ。それは、あるお寿司屋さんのランチ。確か、昼時になるとお店の前にのれんがかかり、メニューボードにちらし寿司とか書いてあったのを前に見たのだ。おいらは愛車のスクーター、よいどれ流星号2世で熱風を受けつつ、一路お寿司屋さんに向かったのだ。お店の前に行くと、のれんとメニューボードが出ていたので一安心非難するようにお店の中に入ったのだ。
福寿司の入り口とアンニュイなランチメニューボード カウンターと奥に気さくなマスター いい味が出てる壁のメニュー
こちらのお店の名前は『福寿司』(ふくずし)さん場所はおいらの母校の小学校のすぐそば。身延山からは2キロほどの所。身延駅からバスやタクシーで来ると、通り道に面しているのですぐ分かるのだ。こちらはもう10年以上前にMr.M・J大先輩に連れてきてもらって以来、たま~におじゃましているのだ。我が家でも急にお客様があったりすると無理を言って、出前をお願いする事も。でも、おいらは今まで夜しか来た事がなかったので、お昼におじゃましたのは初めてだったのだランチメニューはちらしのほかにも鉄火丼や、言えばにぎりのセットやお好みも出してくれるみたい。おいらの心はすでにちらしに決まっていたので、迷わず「マスター、ちらし一丁と、へろへろ声で注文したのだ。落ち着いた雰囲気の店内は懐かしき清く正しい町のお寿司屋さんといった感じ。居心地がいいので、おいらはここに来るといつも時の経つのを忘れてしまうのだ。あっ、どこでもそうだったりして・・・。店内にはカウンターが5、6席あって、奥のお座敷には20人位まで入れそう。この日は奥の見えないお座敷には先客が数人いるらしく、どうやらお昼から一献酌み交わしているご様子。「ぐあぁ~。この暑さにビールを飲んだら、どんなにうまい事かと、壁の生ビールのポスターとビールサーバーをチラ見しながらも、まだお仕事があるので良い子でガマンしたのだ。カウンターの前には冷蔵のショーケースがあるんだけれど、空っぽ。マスター曰く、ここ何日かは暑すぎて効かなくなってしまうので冷蔵庫にネタを避難中との事。なので、奥の冷蔵庫からネタを出して来て、ちらし寿司を作ってくれたのだ気さくでいやし系なマスターととりとめのない会話を楽しんでいると「へいお待ち。」と、カウンター越しにちらし寿司がおいらの目の前に。暑さで思考回路がやられたおいらは思わず、彦摩呂風に「うっひゃ~。お寿司の宝石箱や~と声を上げてしまったのだ。
   おいらを誘惑した飲み物の数々   お昼に出てた一品メニュー
年季の入った寿司桶には数種類の寿司ネタと、スパイスジャンキーのおいらにはうれしい、たっぷり本わさびとガリ。さらにその上には、マスターの手で揉みちぎられた焼き海苔が、豪快にちりばめられていて食欲をそそるのだはやる気持ちを抑え、皆さんにお伝えすべくまずはネタチェック。たっぷりとよそられた酢飯の上には、マグロ、エビ、ハマチ、カツオ、アジ、玉子焼き、イカの王道寿司ネタ軍団の数々決して高価なネタは入ってないけれど、ランチには十分な正統派任せて安心寿司ネタメンバーなのだ。続けてお椀も登場し、いよいよ実食となったのだ。マグロの赤身にたっぷりとワサビを付けてパクリ。ワサビは思った以上に新鮮らしくウマ辛なんだけど、強烈な辛みにむせてしまいそうになったのだお茶を飲んでリセットし、今度はこれまた山奥ではなかなか巡り合えないきらびやかな身のアジ。こちらには、少しだけワサビを付け、酢飯とともに2パクリ目。マグロとはまた違った、繊細な旨みがお口に広がったのだ。こちらの酢飯はお酢がきつすぎず、かといって物足りなくもなく良い加減お酢が苦手な方も食べやすいかも。普段はあまりちらし寿司は食べないけれど、たまに食べるといいものなのだ。握りとはちがった、まとめてドンていう豪快さ。握りは一口で1種類ずつ食べて行くけれど、ちらしだとネタも一口かじってまた後とか、ご飯だけめい一杯ほおばるとか、別の楽しみ方もあるのですな。何と言っても握りよりも大抵リーズナブルでお得感があるしさて、今回おいらが1番気に入ったネタは思いもしなかったカツオ。残念ながら一切れしかなかったけれど、これがなかなかのお味。ほんのりと脂も乗り、カツオ独特の野性味のウマさが激辛ワサビとがっちりタッグを組み、絶妙なハーモニーを醸し出していたのだ。一品料理のボードにも『カツオたたき』とあったので、やはりおすすめだったみたい。夜の部で来ていたら、間違いなく注文していたのだおいらはカツオの旬というと初夏の初ガツオと秋の戻りカツオしか知らなかったので、後で気になって調べてみたのだ。すると、今頃は『中元のカツオ』とか言うようで、カツオが大きくなって脂も乗り始めこれからますますおいしくなっていく時季という事が分かったのだ。「どうりでおいしい訳ですね。まだまだ知らない事がありますなぁ。」と妙に納得したおいらだったのだ最後に好物の玉子焼きをとっておき、シメにゆっくりと頂いたおいら。しばし暑さも忘れ、満足のちらしランチとなったのだ。
ちらしランチ800円也 「うまそうだぜぇ~!」なちらし寿司 一本取られたウマウマカツオ
福寿司さんは夜もご常連さんで、けっこうにぎわっているのだ。おいらも来る時にはたいてい誰かどうか顔を合わすのだ。お寿司やお刺身はもちろん、その時々で色んなおつまみを出してくれるマスター冬場には鍋なんかも頂けたりして、毎回楽しみなのだ。飲み物も居酒屋チェーンのようには多くないけれど定番は一通りそろっているので安心。今回棚を見ると最近のハイボールブームの影響か、ご常連さんのウイスキーボトルが増えていたのだこちらはまたうれしいのが値段の安さ。お寿司の特上でも1700円なのだ。ちなみに今回頂いたランチのちらしは800円(お椀付き)。よく考えると、いつもお料理代よりも飲み物代の方がかかってるかも
『福寿司』の名の通り、お手軽にお寿司で幸せになれるお店なのだ愛称はフクちゃん。おいらが勝手にそう呼んでるだけだけど・・・。身延に来た時は、気楽にフラッっとのれんをくぐってほしい、そんなお店なのだ。

福寿司
山梨県南巨摩郡身延町梅平1334
TEL 0556-62-0307
営業時間 ※すいません未確認 お昼と夜に営業
定 員   30名位
定休日  ※すいませんまたまた未確認


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※かつて身延周辺には数件のお寿司屋さんがあったのだ。今は段々と数が減り、福寿司は今でも営業してくれている貴重な1軒なのだ
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