Menu
いよいよ梅雨の洗礼を受けて、毎日不快指数118パーセントなうら順なのだ
先日、おいらがお勤めする身延山山頂のお堂ではペット誕生かなんて出来事があったのだそいつはペットショップで28万円で買ってきた・・・という事はなく、勝手にやってきたのだ。その正体とはコウモリくんある朝、いつも通りおいらはお山のゆかいな仲間達と出勤したのだ。寺務所裏の控え室に入ると何やら、天井際の壁に黒い塊がくっついているのが目に入ったのだ。もう何年もコウモリくんの姿は見ているので、一発で分かったけれどこんな所まで入って来たのは初めていつもだとお堂の中や、廊下の壁にへばりついているのだ。梅雨前位から、山の上では急に気温が上がってくるのだ。すると虫が「わ~い、わ~いと思い出したように現れるようになり、それをエサにしているコウモリくん達もやってくるという訳。どうやら、彼らは夜に活動しているみたい。ドラキュラもそうだからやっぱりそうなのだ食べればその分出る物が出るので、朝方はコウモリくん達の宴の後の会場には虫の羽やら残骸と、黒い粒々のフンが点々と落ちているのだ。
コウモリくんは手のひらサイズで、顔もよく見ると意外と愛くるしいのだ。腹が減るとおいら達のすきを突いて、首筋をカプリという事もしないので、部屋がちょっと汚れる位で特に害もないのだ。何日も同じ場所にいる事もしばしば。今回はおいら達の休憩場所にやって来たので、みんなで「こいつペットにしようかなどと言っていたのだ。おやつやご飯の時間になると、ゆかいな仲間のけんぼうホンタコスくん「さあ、君も何か食べるかい?」と言っては「バナナなんかどうとか「やっぱ虫でしょ。俺、クモとアブのサルティンボッカ ソースシャルキティエールでも作るわなどと世話を焼いていたのだ。
   寺務所に再登場したコウモリくん  記念撮影中のネルネンコ氏
このままひと夏をコウモリくんとゆかいなお坊さん達はお山で過ごし、素敵な思い出となりました。めでたし、めでたし・・・と勝手にストーリーを描いていたおいら。でも、1日目にしてゆかいな仲間の長老が「ならぬ。三食昼寝付では、立派なコウモリにはならぬ。定めなのじゃとおいら達を諭し、コウモリくんを森に帰してあげる事になったのだ。残念ながらおいら達は長老の意見に従い、ほうきでコウモリくんを天井からはがしたのだ。コウモリくんは「俺はここがいいんだよう~。キッキーと激しく抵抗し、畳の上で爪を立てへばりついていたのだ。ダダをこねるコウモリくんを見かねて、ゆかいな仲間ののび太君こと別名ネスギコー・ネルネンコが手を差し伸べたのだ。手を差し伸べたと書いた通り、ネスギコー・ネルネンコは何と本当に手づかみでコウモリくんを優しく畳から引きはがしてあげたのだ。しばしみんなで別れを惜しんだ後、そのまま外の木へ移してあげたのだ。ネルネンコとコウモリくんが外に行っていた間に、みんなは「おいおいマジか。」「あいつ素手でつかんだぞ。」「絶対何かビョーキもらったなとネルネンコの怖いもの知らずの行動に驚いていたのだ。コウモリは色んな雑菌やバイキンを持っていたり、媒介するのでなるべく触らない方がいいのだ。まあ、常識的に野生やよく分からない生き物にはみんな警戒して触らないのが普通な気がするんだけど
こうしてその日はコウモリくんとの遭遇は終わったのだ。しかし、翌朝出勤してみると・・・。なんと今度は寺務所の天井から逆さにぶら下がっているコウモリくんの姿が。よっぽど部屋の中が気に入ったのかまたまた戻って来ていたのだ。ホンタコスくんが、「こいつは控室だとみんなが休めないので、ちょっとやる気を見せてこっちに移動したんコスよ。タマ駅長みたいにマスコットにして働いてもらうのはどうッタコスかと、提案したのだ。しかしここでまた長老が一言。「ならぬ。バットマンはファンじゃでも、それはならぬ。」とおごそかに、ニコニコとコウモリくんを見つめるみんなを制したのだ。ここでまたネスギコー・ネルネンコの出番となったのだ。ネルネンコはまたまた手づかみでコウモリくんをつかむと、みんなにお別れの挨拶をして周ったのだ。別れを察したのか、ネルネンコの手のひらにしがみつき、必殺ぶら下がりポーズをきめて愛嬌をふりまいたコウモリくん。みんなは「ネスギコーよ、ご褒美に指先に画びょうを刺して、ひとすすり生き血を吸わせてあげなさいなどと無責任な事を言っていたのだ。
残念ながらコウモリくんはお山のペットとなる事なく、再び森に帰って行ったのだ以来、ネスギコー・ネルネンコは寂しさからか、ますますお昼寝の時間が長くなった気がするのだ。もしかして眠り病でもうつされてたりしたりして

   ぬいぐるみのようなコウモリくん   ネルネンコの手にぶらさがり、ポーズをきめるコウモリくん
※コウモリくんは可愛い顔をしてるけど、本当にバイキン大王らしい。良い子の皆さんは触らないように気を付けてね
  • -
  • -