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せっかくのゴールデンウイークなのに、大雨なのだ負けずに意地でスクーターで出勤してみた無謀なうら順なのだ
ここのところ、おいらは我が家のお食事タイムの時にいつもゴキゲンなのだ。その訳は、タ・ケ・ノ・コ今年はタケノコが当たり年のようで、おいらの宿坊にも色んな方からタケノコがどっさり届けられているのだ。なので、食べても食べても今年はタケノコが減らない感じなので、我が家の食卓には色んなタケノコ料理が姿を変えて登場しているのだ。ノーマルな煮物に始まり、お刺身風、ワイルド皮付き焼きタケノコ、タケノコご飯、タケノコの味噌汁等々さらには愛妻が嫁いで来てくれてからは、中華風な炒め物や手羽とタケノコのお酢で柔らかコーラも入れてあらビックリおいしいじゃないですか煮込み、柔らか穂先タケノコ梅肉和え等、レパートリーも増え続け毎食楽しませてもらっているのだ
思えばおいらはお子ちゃまの時からタケノコ大好きっ子だったのだ。今は裏山も竹を切ってしまったので、少し奥に入らないと取れないのだけど、その当時は家のすぐ裏まで竹藪がせまって来ていたので、春を迎えるとタケノコ採り放題状態だったのだおいらは幼稚園の頃から、親父やおふくろ、寄宿していた学生さんなんかと一緒にタケノコ堀りをしていたので、タケノコを掘るのはお手のものだったのだ。小学生になると友達を集めて、みんなで遊びがてらタケノコを掘って自ら自然学習体験をするたくましいお子ちゃま達だったのだ。汗だくになって、時にはケガもしながらタケノコ収穫の大変さと、苦労して掘り起こした時の喜びを味わったのだ
そんな体験もしていたからか、子供の頃からおふくろが作るタケノコ料理はお気に入りでよく食べていたのだ。当時からやっぱり1番のお気に入りはシンプルな煮物。タケノコ単独でもおいしいけれど、裏山で採れたフキと合わせて煮たものもウマウマなのだ小さい頃は分からなかったけど、しばらくしてからタケノコが料理として出されるまでにはとても大変だという事が分かったのだ。当時、おいら達がおもしろがって掘ってきたタケノコはおふくろがほぼ一人で下処理をしてそれから料理をしていたのだおいらも手伝うようになって分かったけど、タケノコはいきなり皮をむく所からけっこう大変。大人になって知ったのはタケノコは皮をむいてから煮るのと、皮付きのままにてしまうのと、両方のやり方があるらしいって事。おふくろは先に皮むき派だったみたい。タケノコの皮はけっこうな厚みがある上に、毛羽立っているので手でむいたり、厚いものは包丁で切れ目を入れてからじゃないとむきにくかったりするのだ。掘るのも大変だけど、これもまたけっこうな重労働。お肌の弱い人だと擦り切れたり、かぶれちゃう人もいるかもしれないのだ
続いては大鍋に水をはり、ぬかを入れて水煮にし、灰汁をぬくのだ。これは量によっても違うけど、30分から1時間位。竹串で刺してみて、柔らかくなるまで煮ているのだ。さらに煮あがったタケノコは流水で水にさらして、さらなる灰汁抜きをするのだ。これもタケノコ自体大きいものだし、一度に大量の処理をするから、またまた重労働なのだこうして、いくつかの汗だく下処理労働を経て、ようやく料理が出来る状態となるのだ。
おいらの宿坊の裏山には竹藪があって、しかも色んな竹が生えていたのだ。よく亡くなったばあちゃんが、ご近所さんに羨ましがられるなんて事を得意げに言っていたのだおいらはよく分からないけれど、ハチク、モウソウ、マダケ、ササみたいなネマガリタケなんてのが生えてるみたい。ネマガリタケは細い柔らかなタケノコなので、食べやすい感じ。その他のタケノコも先端から根に近い部分まで、部位ごとに食感が違うので、1本のタケノコでも色んな楽しみ方が出来るのだおいらはどうも、タケノコの味というよりも、このシャクシャクとした食感が好きなのだ食卓に大皿でタケノコの煮物が出ていたりすると、シャクシャク、ポリポリ、ゴクゴク(これはビールを飲み干す音)と、いつしか一人でたいらげてしまっている事もしばしば。世の中の女性なんかはスナックやスイーツがやめられない止まらない状態に陥りやすそうだけど、おいらはタケノコを目の前にするとやめられない止まらないオジサンになってしまうのだ
しだれ桜を植える為に、3年ほど前に裏山の竹藪は近場のものはほとんど伐採してしまったのだ。でも、ちょっと上まで行けばまだまだタケノコ採り放題。愛娘モンちゃんも生まれた事だし、もう少し大きくなったら、愛妻と当坊秘伝のタケノコ堀りを伝授するつもりなのだ。タケノコ料理続きの毎日で、幸せビールな日々を楽しんでいるうら順なのだ

水煮後にさらに流水で清められる身延山清浄タケノコ 調理を待つ輪切りタケノコ うら順のビールの至高のお供、タケノコ&フキ最強タッグ煮物
※おいらの住む、身延町の隣町、南部町はタケノコが有名な町。タケノコ祭りも毎年開かれるのだ。ゆかいな仲間のプリーストタイガーくんもこの町の住人なので、今年は特産激ウマタケノコを頂いたのだ。
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