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難眠僧侶のうら順なのだ前にそんなお話もしたけれど、今回はさらに寝不足に追い打ちをかける事態に陥ってしまったのだ。
1週間ほど前に、おいらは右の背中の肩甲骨あたりがかゆくなってきたのだ。最初はただの吹き出物か虫刺されだと思って、オロナインや虫刺されの薬を塗っていたのだ。しかし、日が経つにつれ吹き出物は広がり、痛痒くなってきたのだ。愛妻も「日に日にひどくなってるよと言うので、おいらも鏡でよく見て見たのだ。すると、確かに20センチ位の幅で赤く吹き出物がいくつか出来ていたのだ。おいらは、すぐに嫌な予感がしたのだ。というのも、前にも同じ症状や痛みの感覚を体験していたからなのだ。
それは、忘れもしない6年ほど前、まだ愛妻とも結婚する前の事。おいらはある日、右わき腹に違和感を感じたのだ。すると、そこにはぷくっと吹き出物が出来ていたのだ。最初はやはり、虫刺されか何かだと思って、薬を塗っていたのだ次第にそれは帯状に広がって痛痒くなってきたのだ。でも、おいらはのんきに「何か変な虫にでも刺されたのかしら。ついてないなぁ~。」と思いつつ、塗り薬を変えたりして過ごしていたのだ。おいらは当時、身延山のお隣のお山、よくお話しするゆかいな仲間のゆうちんが今はいる七面山にお勤めをしていたのだ。下界に降りると、当時お付き合いをしていた愛妻に会うために往復300キロ程の距離を、東京まで足しげく通っていたのださらに、お寺関係の様々な役職を兼任していた為、超多忙をきわめていたのだ。そんな中、症状はあまり良くならないにもかかわらず、おいらはのこのこと、研修旅行の為2泊3日で遠出をして、温泉などに浸かって「ちっきしょ~痛いな、カユイなぁ~。でも、温泉は気持ちいいなぁと言いながら、ビールを飲んだりしていたのだ。
その時点で、吹き出物が出てから2週間近くが過ぎていたのだ。しかし、わき腹周辺の痛みは相変わらずピリピリと続き、おいらもさすがに心配になってきたのだ。「やばいなぁ。これはひょっとすると、何か重病のサインかもしれないな。」と思い、内科で見てもらう事にしたのだ。おいらが、やっと休みをとり内科で診察をしてもらうと、60代位の頼りがいのありそうな先生はおいらの症状を見た瞬間にこう言ったのだ。「むむむ、これは帯状疱疹(たいじょうほうしん)だね。もう、ほとんど治りかけてるよ。自分で勝手に治しちゃうのも珍しいねぇ。」と、感心しているのか、あきれているのか分からないような口調で言っていたのだ。おいらは「いやぁ、僕もそうだと思ってはいました。でも、毎日お経をたくさんあげてたら治りまして・・・。いやぁ始めはこうで・・・。こうなって・・・。たまにビールも、てへへと先生に今までの経緯を話したのだ。すると先生は「痛かったでしょ~よく治ったねぇ。でも心配なら検査しておこう。」と言って、採血をして詳しくチェックしてもらったのだ検査の結果は、どこにも異常はなかったのだ。ただ、帯状疱疹は疲れやストレスがたまると起こるから、ゆっくり休むように言われたのだ。確かに忙しくはしていたのだ。しかし、人の話には聞いた事があったけど、まさか自分がなるとは思っていなかったのだ。
と、まぁかつてこんな体験をしていたので、おいらにはこの時の事が頭をよぎったのだ。次の日、朝早く皮膚科に向かい、3時間程待たされてようやく診察してもらったのだすると、こちらの先生も、ちょこっと診察してすぐに「今回も帯状疱疹でしょう。帯状疱疹は・・・、なので、ゆっくり休んで下さい。」と早口で説明してくれて、5分程で診察は終わったのだ。今回おいらが心配だったのは、愛娘モンちゃんの事。帯状疱疹は水疱瘡(みずぼうそう)にかかった事がある人はみんななってもおかしくない病気なのだ。水疱瘡のウイルスは体内に永久にとどまり、普段はおとなしいけれど、体が疲れて、免疫力が落ちたりしていると帯状疱疹などの病気を引き起こして悪さをするのだなので、すでに水疱瘡にかかっている人はかからないけれど、赤ちゃんなどのまだ経験のない人には水疱瘡にかかってしまう心配があるみたい。先生曰く、「患部に触れたり、一緒にお風呂を避ければ大丈夫。抱っこ位ならいいですよ。6か月位までは、赤ちゃんもお母さんから免疫をもらってますから。」と教えてくれたのだ。
飲み薬と塗り薬をもらい、今は帯状疱疹と戦闘中なのだ。日に日に、痛みとかゆさは増しているものの、恐らくそろそろおいらが反撃に出られそうなのだ悲しいけれど、大事をとってモンちゃんには一切触れずに、離れた所からモンちゃんに話しかけたりしているのだ。不思議なもので、モンちゃんの笑顔を見ると痛みも忘れてしまうのだ
考えてみると、お盆に始まり、おいらがお勤めする奥之院のお祭り、お彼岸、七面山に登ったり、その合間も宿坊のお客さんがあったり、お祝い事で外泊したりと、ほとんど休みもとっていなかったのだ。自分ではそんなつもりではなかったけれど、おいらももうすぐ40歳のおじさん。気付かぬ内、気持ちよりも先に体が悲鳴をあげていたのだ。休みは取れないものの、5日間、飲み薬が出ており、その間は禁酒にもなるのでちょうど良いのだ。その分、食べる量は増やして、普段よりも意識して栄養を取るように心がけているのだ
早く治って、モンちゃんとお風呂に入れる日を心待ちにしているうら順なのだ。

     お山を訪れた柴犬親子に慰められるうら順       「みんなも休み給え」byダメいぬコロン
※今回、ビールが飲めない事よりも、我が子を抱けない事の方が比較にならない位辛いという事が分かったのだ
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