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昼間だけど、まぶたが重くてくっつきそうなのだ。うら順なのだ今朝は朝が早い団体さんがお泊りだったので、朝3時に起きたのだ。一応、宿坊の住職だけど掃除、配膳、布団敷き、送迎と何でもやらないと、愛妻にゴハンを食べさせてもらえないのだ。
どうも、3月11日の大震災の後から、いろんなものが現れるようになったのだ。最初に現れたのはキジのような鳥。おいらがある朝、門前の最上さまで朝のお経を唱えていると、背後でカサカサと物音がしたのだ。振り返ると道路を挟んだ反対側の空き地にコロコロとした薄茶色の鳥がいたのだ大きさは子犬やトイプードル位。珍しいので見ていると、しばらくして山の中に消えて行ったのだ。実はこいつはその前にも、おいら達の部屋の横にも現れたようで、愛妻が目撃して話は聞いていたのだ。
調べてみると、こいつはどうもキジのメスみたいなのだ。その後もキジは度々お寺の庭に現れ、おいらや愛妻は写真にその姿をおさめる事が出来たのだ。キジはあまり気配を感じさせなくて、気が付くとふいにすぐそばにいたりするのでちょっとビビってしまうのだ1度はダメいぬコロンくんとも遭遇。この時は愛妻とおいらも散歩帰りでたまたまいて、おもしろそうなのでコロンくんを放すと一目散にキジめがけて突撃して行ったのだ。でも、キジも還暦犬のコロンくんに捕まる事もなく、羽ばたいてすぐに山に逃げて行ってしまったのだ。
     キジさん1     キジさん2
次に現れたのは、巨大ガマガエル正しくはヒキガエルかなこいつはあり得ない場所に出没したのだ。それは、2階のベランダ。おいらのお寺は複雑な構造なので、2階のベランダを通っておいらの部屋に出入りするのだ。1部外の庭ともつながっているので、コロンくんも2階のベランダで暮らしているのだ何年も前に庭にカエルがいた事はあったのだ。でも、2階のベランダにいたのは、入れなくはないけれど今までなかったので驚いたのだ。何を隠そうおいらはカエルがこの世で1番の苦手。夢に出て、叫び声をあげて起きたりした事もあるのだ。しかし、不幸中の幸いかおいらはカエルの姿を見なかったのだ。と言うよりも、気が付かなかっただけだけど・・・。愛妻とおふくろはカエルに気が付いていて、おいらも同じような時間にベランダを通っていたので、間違いなくカエルと接近遭遇していたのだ。おふくろが見た時はカエルがベランダの出入り口まで来ており、見かねてほうきでつついて、ベランダから1階へとジャンプさせて逃がしたらしい。今までにもカエルがいた事はあったけど、それはいつも7月か8月。こんな時期に、しかもベランダに侵入して来たなんて不思議なのだ。それにしても、おいらの日頃の功徳なのか、カエルくんに気が付かなくて本当に良かったのだ
その数日後、最後に遭遇したのはシカさん達。まあ、シカは普段も現れているけれど、この日は会った場所がいつもと違ったのだ。おいらはその日、お勤めする身延山奥之院からの帰り道、車を止めていた久遠寺の駐車場へと歩いていたのだ。その日はしだれ桜見物のお客さんがまだ大勢来ており、駐車場にも何人も人がいたのだ。駐車場の横にはしだれ桜並木があるので、おいらは「美しいですなぁ。疲れも癒されますわと眺めたのだ。すると、桜の木の下に2頭のシカがいて、おいらを見ていたのだ周りのお客さんはシカの姿に全く気が付いておらず、おいらはラッキーと思い、あわてて携帯のカメラで写真を撮ったのだ。この桜並木の坂道は『女坂・おんなざか』と言う久遠寺へと至る参道の一つなのだ。おいらは子供の頃から、歴代のワンコやダメいぬコロンとも一緒に、数え切れない程通った道。でも、何十年も通っていて、初めてそこでシカの姿を見たのだ。
立て続けにおかしな時期に、今まで無かった場所で動物を見かけたので「もしや、またまた大地震の前兆かと不安になったのだ。気になったのでネットで調べると何と、「キジは地震の前にいつもと違う行動をする。」と出ていたからビックリしたのだ。シカやカエルは分からなかったけど、生き物たちが色んな影響で大地震の前にはおかしな行動をするらしい。いやはや参ったのだ。おいらの住む身延山付近は東海大地震が起きた時に最も大きな被害が予想される地域の一つなのだ。明日にでも起こってもおかしくないと言われているので心つもりだけはしているのだけど、やはり心配なのだ。予兆ではない事を祈るのだけど、動物達からの「気をつけた方がいいよというメッセージだと受け止めておこうと思うのだ。

  女坂参道に現れたシカさん1   女坂参道に現れたシカさん 拡大   カエルの代わりにうっとりグルーミング犬
※おいらのお寺も過去には大地震で被災したのだ。まめな歴代の住職さんが、記録を過去帳に記してあるのだ。
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