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あまりに急に冷え込んできたので、温暖な所へ逃げてきました。おもて順です
逃げた訳ではないのですが、おいらのご近所さんでお坊さん達の研修旅行があって、静岡県の伊東にちょこっと行ってきました。
伊豆はこの辺の皆さんだと、手軽に行ける温泉地なので、海水浴など結構利用する機会が多いのですましてやおいらは、おふくろが伊豆の下田出身なので子供の頃から伊豆にはこれでもかという位行ってたりします。
では、なぜ今回も伊豆の伊東かと言うと、それには理由が。おいら達の心のお師匠さま日蓮大聖人はたくさんのご法難に遭われました。お住まいを焼き打ちされたり、佐渡ヶ島に流されたり、時には処刑されそうになったりと、数え切れないほどの回数でありました。その中の1つが、伊豆流罪であり、その地が伊豆伊東でありました。昨年、伊豆のご法難から750年の節目(伊豆法難の内容についてはコチラをクリック。Q&Aをご覧下さい。)を迎えました。ですので昨年から今年にかけて、おいら達が所属する日蓮宗でも大聖人へのご報恩とご遺徳を讃え、様々な行事を行っているのです
先ずお参りに向かったのは、伊東は川奈という場所にある船守山蓮慶寺(ふなもりさん れんけいじ)さん。当日はご住職さんがインドでご法務の為、残念ながらお留守でありました。でも、ご住職さんのお弟子であるゆかいな仲間のコーチーくんがたまたま一緒に研修に参加していたので、代わりにこちらの縁起を説明してくれました
  蓮慶寺さん本堂  縁起をお話しするゆかいな仲間のコーチー  ご給仕の絵
大聖人は伊豆流罪の際、まないた岩という海中の岩の上に置き去りにされます。それはいずれ満潮を迎えれば溺死をまぬがれない実質的な処刑でありました。その時に波間から聞こえるお題目を聞き付け、間一髪の所で命をお救いしたのが川奈の漁師、船守弥三郎(ふなもりやさぶろう)でありました。当時、一帯には大聖人と遭遇しても決してかくまってはならない旨のお触れも出ていました。しかし大聖人のお人柄に接し、その正義感から大聖人を近くの岩穴にかくまい、夫妻で約一カ月衣食のお世話を申し上げ、命をお救いしたのでしたその船守弥三郎夫妻の住まいの跡に建立されたのが蓮慶寺さんであります。
おいらは大学時代の4年間、お坊さんの修行をしながら大学に通う寮にいました。卒業後も丸4年、そこで修行かたがたお手伝いをさせて頂きました。寮では修行として伊豆、佐渡、身延、千葉の霊跡を行脚(あんぎゃ・太鼓を叩きながらお題目を唱え歩く修行)をして巡ります。伊豆では熱海駅から伊豆高原駅までの約40キロを1泊2日で巡ります。海岸線にはるか先まで道が見えるので、気分的にとても辛かったのを覚えています。こちらの蓮慶寺さんにもお参りをさせて頂き、お檀家の皆さんに大きなおにぎりやおかずを沢山頂戴し、とてもおいしかった事が懐かしく思い出されました本堂にはご夫妻のご尊像が安置され、大聖人にお給仕申し上げるご夫妻の絵も飾られています。 
続いて向かったのは、海光山佛現寺(かいこうざん ぶつげんじ)さん。(詳しい縁起等はご紹介のページをご覧下さい。)伊東の街のやや高台に位置し、横には市役所があります。こちらも行脚修行以来なので懐かしくお参りさせて頂きましたこちらでは、貫首(かんじゅ・ご住職の事)さまが自らお経をお唱えして下さり、縁起に始まり大聖人直筆の大曼荼羅御本尊や、数々のお仏像、ご宝物についてこと細かに説明をなさって下さいました。何度かおじゃまさせて頂いてはいましたが、初めて見たり聞いたり出来た事もあって、あらためて感激のお参りとなりました現在では境内や建物も立派に整備をされていますが、先代、先先代のご住職さまの時までは全くその面影はなく、歴代のご住職さまとお檀家さん、ご信者さんが並々ならぬご苦労をされ景観を一新されたお話も聞かせて下さいました。おいらの大恩師の先生も、「お寺は人だよ。」と常々教えて下さっていました。伽藍や境内を拝していると、「血の滲むようなご努力で先頭に立って、皆さんと一緒にここまで造り上げられたんだな。」と思い、おいらも頑張ろうと秘かに心に誓ったのでした
やはり伊豆法難750年という事でとてもお忙しいご様子。おいら達の前にもお参りの団体さんがあり、お茶を頂いて帰る時にはもう次の団体さんのお経が始まっていました。
    佛現寺さん本堂    誓いをたてるおもて順
今回は伊東温泉へ1泊し、つかの間の温泉も楽しみました。帰り路には三島の駅前にある楽寿園を見学。現在は三島市立公園となっている園内ではこの季節、菊祭りが例年開催されています今年はメインに菊で松本城が造られており見事でありました。でもおいらの心を掴んだのは別の物。園内には動物も少しいて、ちょっと前にニュースに出た三島のかみつきサルもいました。なぜかラッキーと命名されたかみつきサルは、「もっとかみつきて~よと言いたげに元気なくおりの中でしょぼくれていました。おいらがうれしかったのは、生アルパカに初めて会えた事。少し前に愛妻とテレビでアルパカを見ていて、「もしもコロンくんに何かあったら、次はアルパカを飼って裏山で放牧しようねと秘かに計画をたてていたのでした。生アルパカの名はココアとクララ。ちょっとシャンプーしてあげたら、もっとかわいい感じでしたが、やはりモフモフの体と眠たげな眼差し可愛らしかったのでした。

  菊の松本城  かみつきサル ラッキー  ココアとクララ
※伊豆のお寺さんはその他にも見どころがいっぱい。ぜひご参拝なさって下さいね
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