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2012.05.13 (Sun)

『みんなコイコイ田植え大会』のお知らせ

眠いのだ猛烈に。この所いつもよりもかなり早い早朝出勤が続いていて、体内時計がおかしくなってしまったうら順なのだ
さて、今回はお知らせなのだ。おいらのお勤めする身延山山頂のお堂には、一緒に働くゆかいな仲間がたくさんいるのだその中の1人、前に紅葉のお話でご紹介をしたウージーさんのお寺で、イベントがあるので皆さんにお知らせするのだ。
今月、5月27日(にウージーさんのお寺で
『みんなコイコイ田植え大会』が開催されるのだこれは、ウージーさんとお檀家さん、ご信者さんが企画したイベント。日頃、おいら達が当たり前のように頂いているホカホカご飯この何気なく頂いているお米や、食べ物のありがたさ、命の尊さ、また農家の皆さんのご苦労を田植えを通じて、少しでも実感して頂ければとの事。こう言うと何だか堅苦しいけど、みんなで楽しく遊びがてら参加して頂ければありがたいそうなのだ
   よく効くご祈祷中の働く、霊感ウージーさん   田植え修行中のゆかいな仲間のゆうちん、ヨッシー、とくじい(田植えのイメージです。)
今ではなかなか体験する事も出来なくなった田植え。この機会にぜひ、大人も子供も体験してみてほしいのだ。山々の緑がまぶしい位美しいこの季節身延の山あいで、家族で泥にまみれながら楽しくすごしてみてはいかが。ウージーさんのお寺のそばには、町営の温泉、『門野の湯』(かどののゆ)もあるので、田植えの後は温泉で汗を流し、泥に続いてビールの泡にもまみれてほしいのだ
ぜひ、皆さんお誘いあわせのうえご参加下さいませ。おいらももしかしたら参加するかも詳細は下記を見てね。


日  時   5月27日() 午前8時頃から
集合場所   身延町門野 本妙寺
住  所   山梨県南巨摩郡身延町門野1079
参加費    無料
持 ち 物   着替え等
お問合せ   本妙寺 0556−62−1438
      (ウジハラご住職まで)


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09:10  |  お知らせ  |  編集  |  Top↑

2012.05.10 (Thu)

新東名初走行

ヘンテコりんなお天気が続きますね。おいらの住む身延山でも、突然の突風や雨、雷が鳴り響く日が何日かありましたおもて順です
この間、2回続けて話題の新東名高速道路を走る機会がありました。最初はお仕事で上司と東京出張の帰り道。東名の御殿場JCから入り、新富士ICまでの区間です。この時は運転も上司任せだったので、内心ラッキーと思いつつ初めての車窓からの眺めを楽しんできましたやはり、開通したばかりだったので、JCからほとんどの車が新東名に入って行きます。今までの東名よりも山側にあり、しかも陸橋タイプの道路なので、これまでの風景より高い視線から見下ろすような感じでした。富士山も気持ち近くに感じられましたさすが道路は出来たばかりだけあって、舗装も全然痛んでいません。すべるように車が走るので快適です。しばらくすると、進行方向左側に駿河湾と伊豆半島が見えてきました。沼津から三島辺りの海岸線もよーく見えますこの時は1BOXタイプの車だったので車高もやや高め。なので、遠くの景色も割と見えました。観光バスなんかだと、さらに景色が楽しめそうです。途中、SAの案内板がありました。名前は『駿河湾沼津SA』です。ちょっと前にテレビの特集で見たのですが、名前に駿河湾と付いてるだけにまさしく駿河湾を一望できる場所にあるとの事でした。しかも、新東名のSAの中で、唯一オーシャンビューを楽しめるらしいです。(確かそうだったような。ちがったらゴメンナサイ。)しか〜し、残念ながら満車の表示が・・・テレビでやっていた時も大混雑だったけど、やっぱり人気のSAみたい。この時はあきらめて素通りし、おとなしく帰る事に。新富士ICで降りると、かつての西富士有料道路につながります。この道路は今まで有料でしたが新東名の開通に合わせたのか、完全無料化になっていました。この道を最後まで行くと富士宮(ふじのみや)の街にたどり着きます。そう、あのB級グルメの『富士宮焼きそば』で有名な街ですここからは一般道で、空いていれば4〜50分で身延山に着く事が出来ます。今までは東名の富士ICで降りるか、富士川SAのスマートインターから降りるルートを使っていました。ですが、今回新東名のルートを使ってみて、もしかするとこちらの方が若干早く着く事が出来るかもしれないと思いました。ただし、富士宮の街を抜けるのにやや道が分かりにくいのと、渋滞にはまるとかえって時間がかかる可能性があるのが難点です。
2回目は愛妻と愛娘モンちゃんを、骨休み里帰りの為に東京の実家まで送った時に新東名を利用しました。この時は前回とは逆のルートを行きました。同じく新富士IC〜御殿場ICまでの区間です。今回は運転手はおいら。愛妻は初めてなので、興味深々ですモンちゃんはいつも通り、我が家を出発してすぐに指定席のチャイルドシートで爆睡でした。しかし、いつみても眠っているモンちゃんは何だかオヤジ顔で笑ってしまいます。我が娘ながら、威厳を感じさせるような堂々とした眠りっぷりです。将来、大物になるかもさて、親バカはこれくらいにして、自分の運転で走ってみて、いくつか気付いた事が。新東名はさすが最新の道路だけあってとても走りやすく感じます。直線が多く、起伏もこれまでの東名高速よりもとても少なく感じます。ただ、それだけに飽きてしまうかもしれませんが。また、前回はよく海が見えましたが、車高の高い車はともかく、セダンタイプの車だとあまり景色が楽しめないかも。今回はリベンジで、前回立ち寄れなかった『駿河湾沼津SA』に入ろうと愛妻と意気込んでいました。しかし、無情にも案内板にはまたもや満車の表示がそれでも、トイレにも行きたいので寄るだけ寄って駐車できなければ、トイレだけ行こうという事に。いざSAに入ると空き待ちの車が列を作っています。空きが出るとすかさず次の車が入り、なかなか停められません。それでも、やっと空きが出来たのでさあバックして停めようとハザードを付けると、どこかのオッサンが一瞬のスキをついて駐車してしまいました。「やっぱり日本は確実におかしくなってきてるな譲り合いとか、きちっと順番を待つ日本人の美徳はどこに行ってしまったんだ。良い大人がこれじゃあ日本も終わりだな。モンちゃん、あんな大人になっちゃダメでちゅよ。バブーと憤慨しながら、仕方なく交代でトイレだけ済ませたのでした。再び出発するともう時間は正午近く。ともかく新東名のSAは次回のお楽しみにして、どこかのSAでモンちゃんとおいら達のお楽しみランチタイムにする事にしました。おいら達が入ったのはあえて大きなSAを避けて、小さな所。東名の中井PAという所でした。手早くモンちゃんのおむつを取り替えると、いざ建物の中へ。ここの食堂ははスナックコーナーと『中井麺宿』という本場讃岐うどんのお店のみ。おいら達は迷う事無くうどん屋さんに入りました好きなうどんを注文し、後は好きな天ぷらなどを自分で乗せて会計をする半セルフのお店です。おいらは梅なんとかぶっかけうどん、愛妻はぶっかけうどんにイカげそ天のトッピングです。食べてみてこれがビックリ。高速のお店とあなどっていましたが、これがなかなか本格派のうどんでウマいのでありました。愛妻がモンちゃんにご飯を上げてる間に、おいらが「すまん。すまんと言いながら先に完食です。二人を見ていると、モンちゃんがお茶の入った湯呑を指さし、お茶を要求しています。愛妻が湯呑を取ってモンちゃんに飲ませているのを隣の仲良し4人家族が見て、「お〜、この赤ちゃん、お茶くれって命令してるよ。すげ〜と言いいながら笑っていました。ここでもモンちゃんは大物っぷりを見せ、おまけに笑顔まで振りまいてサービスしていたのでしたちょっと時間が経っても、うどんはしっかりとコシがあったようで、愛妻も納得のウマさでありました。
結局、いつもよりも時間がかかりながらも、無事に愛妻とモンちゃんを東京まで送り届けたのでした。今度は新富士から西方面、三ヶ日ICまでを利用してみたいと思います。ちなみに静岡方面から身延山に来られる方は、新東名の新清水ICから国道52号線に入ると以前よりグッと時間短縮になるようですよ。ぜひ、使ってみて下さいね

  中井麺宿のぶっかけうどん  堂々爆睡モンちゃん
※新東名はとばしやすいからか、けっこうパトカーに捕まってた車がありました色んな意味でお気を付け下さい。
15:08  |  おもて順  |  編集  |  Top↑

2012.05.04 (Fri)

タケノコスキナコ

せっかくのゴールデンウイークなのに、大雨なのだ負けずに意地でスクーターで出勤してみた無謀なうら順なのだ
ここのところ、おいらは我が家のお食事タイムの時にいつもゴキゲンなのだ。その訳は、タ・ケ・ノ・コ今年はタケノコが当たり年のようで、おいらの宿坊にも色んな方からタケノコがどっさり届けられているのだ。なので、食べても食べても今年はタケノコが減らない感じなので、我が家の食卓には色んなタケノコ料理が姿を変えて登場しているのだ。ノーマルな煮物に始まり、お刺身風、ワイルド皮付き焼きタケノコ、タケノコご飯、タケノコの味噌汁等々さらには愛妻が嫁いで来てくれてからは、中華風な炒め物や手羽とタケノコのお酢で柔らかコーラも入れてあらビックリおいしいじゃないですか煮込み、柔らか穂先タケノコ梅肉和え等、レパートリーも増え続け毎食楽しませてもらっているのだ
思えばおいらはお子ちゃまの時からタケノコ大好きっ子だったのだ。今は裏山も竹を切ってしまったので、少し奥に入らないと取れないのだけど、その当時は家のすぐ裏まで竹藪がせまって来ていたので、春を迎えるとタケノコ採り放題状態だったのだおいらは幼稚園の頃から、親父やおふくろ、寄宿していた学生さんなんかと一緒にタケノコ堀りをしていたので、タケノコを掘るのはお手のものだったのだ。小学生になると友達を集めて、みんなで遊びがてらタケノコを掘って自ら自然学習体験をするたくましいお子ちゃま達だったのだ。汗だくになって、時にはケガもしながらタケノコ収穫の大変さと、苦労して掘り起こした時の喜びを味わったのだ
そんな体験もしていたからか、子供の頃からおふくろが作るタケノコ料理はお気に入りでよく食べていたのだ。当時からやっぱり1番のお気に入りはシンプルな煮物。タケノコ単独でもおいしいけれど、裏山で採れたフキと合わせて煮たものもウマウマなのだ小さい頃は分からなかったけど、しばらくしてからタケノコが料理として出されるまでにはとても大変だという事が分かったのだ。当時、おいら達がおもしろがって掘ってきたタケノコはおふくろがほぼ一人で下処理をしてそれから料理をしていたのだおいらも手伝うようになって分かったけど、タケノコはいきなり皮をむく所からけっこう大変。大人になって知ったのはタケノコは皮をむいてから煮るのと、皮付きのままにてしまうのと、両方のやり方があるらしいって事。おふくろは先に皮むき派だったみたい。タケノコの皮はけっこうな厚みがある上に、毛羽立っているので手でむいたり、厚いものは包丁で切れ目を入れてからじゃないとむきにくかったりするのだ。掘るのも大変だけど、これもまたけっこうな重労働。お肌の弱い人だと擦り切れたり、かぶれちゃう人もいるかもしれないのだ
続いては大鍋に水をはり、ぬかを入れて水煮にし、灰汁をぬくのだ。これは量によっても違うけど、30分から1時間位。竹串で刺してみて、柔らかくなるまで煮ているのだ。さらに煮あがったタケノコは流水で水にさらして、さらなる灰汁抜きをするのだ。これもタケノコ自体大きいものだし、一度に大量の処理をするから、またまた重労働なのだこうして、いくつかの汗だく下処理労働を経て、ようやく料理が出来る状態となるのだ。
おいらの宿坊の裏山には竹藪があって、しかも色んな竹が生えていたのだ。よく亡くなったばあちゃんが、ご近所さんに羨ましがられるなんて事を得意げに言っていたのだおいらはよく分からないけれど、ハチク、モウソウ、マダケ、ササみたいなネマガリタケなんてのが生えてるみたい。ネマガリタケは細い柔らかなタケノコなので、食べやすい感じ。その他のタケノコも先端から根に近い部分まで、部位ごとに食感が違うので、1本のタケノコでも色んな楽しみ方が出来るのだおいらはどうも、タケノコの味というよりも、このシャクシャクとした食感が好きなのだ食卓に大皿でタケノコの煮物が出ていたりすると、シャクシャク、ポリポリ、ゴクゴク(これはビールを飲み干す音)と、いつしか一人でたいらげてしまっている事もしばしば。世の中の女性なんかはスナックやスイーツがやめられない止まらない状態に陥りやすそうだけど、おいらはタケノコを目の前にするとやめられない止まらないオジサンになってしまうのだ
しだれ桜を植える為に、3年ほど前に裏山の竹藪は近場のものはほとんど伐採してしまったのだ。でも、ちょっと上まで行けばまだまだタケノコ採り放題。愛娘モンちゃんも生まれた事だし、もう少し大きくなったら、愛妻と当坊秘伝のタケノコ堀りを伝授するつもりなのだ。タケノコ料理続きの毎日で、幸せビールな日々を楽しんでいるうら順なのだ

水煮後にさらに流水で清められる身延山清浄タケノコ 調理を待つ輪切りタケノコ うら順のビールの至高のお供、タケノコ&フキ最強タッグ煮物
※おいらの住む、身延町の隣町、南部町はタケノコが有名な町。タケノコ祭りも毎年開かれるのだ。ゆかいな仲間のプリーストタイガーくんもこの町の住人なので、今年は特産激ウマタケノコを頂いたのだ。
14:15  |  うら順  |  編集  |  Top↑

2012.04.30 (Mon)

激痛みのぶ行進曲?

桜の季節が終わったと思ったら、何だか一気に夏のような気候になったのだ。5月病の前にすでに夏バテになりそうなうら順なのだ
それは朝、おいらがまさにこれから出勤という時におこったのだ。愛用のカバンを手にした時、階段の方から「ドドドーン。」「ギャ〜。」と物音と叫び声が聞こえたのだその瞬間、「あっ、落ちたな。」と分かったのだ。しかもその時、愛妻は愛娘モンちゃん(10か月)を抱っこしていったので、おいらは一瞬青ざめながらすぐに階段に向かったのだ。すると、そこには・・・・・。階段の下では愛妻があおむけになってモンちゃんを抱っこしたまま倒れていたのだ。泣き叫ぶモンちゃんと、痛みに顔をしかめながら「う〜、痛たたたと呻く愛妻。おいらが「大丈夫か と聞くと「大丈夫。モンちゃんも大丈夫だよ。」と弱弱しく答えたのだ。愛妻は後頭部もぶつけたようで、その衝撃で頭に付いていたプラスチックの髪留めが砕けて、散乱していたのだ。 すぐにモンちゃんの体を見回すと、どこもケガは無いようなので一安心。階段を落ちた衝撃と、愛妻の絶叫にビックリして泣いちゃったみたいモンちゃんを抱っこして、今度は愛妻のケガを確かめたのだ。頭もぶつけたみたいなので心配だったけど、それよりも背中と腰が痛いとの事。のそのそっと起き上がった愛妻の服をペロッとめくりケガを確認したのだ。少し擦り傷になっていたけれど、思いのほか軽傷だったのでこちらも良かったのだ。それでも背中と腰はしたたか打ち付けたようなので、すぐにバンテリンを塗りまくっていたのだ。
それにしても二人とも大したケガも無くて、本当に良かったのだこの階段、実はおいらも以前落ちた事があったのだ。この時は最上段から下まで落ちたのだけど、あまりの痛さにしばらく動けなかったのだ。愛妻も実家に帰っていたので、おいらは自力で這うようにして部屋に戻り、しばらくグッタリしていたのだ。我ながら自分のバカさ加減にあきれてしまい、痛みを超えて一人で笑ってしまったのだ。ふと、映画で見た 蒲田行進曲を思い出したっけ。ご存知の方も多いと思うけど、この映画は階段を転げ落ちるシーンが特に有名だったのだJR蒲田駅の発車音にも使われてるテーマ曲もこれまた有名。おいらの頭の中にはこの曲がリフレインして止まなかったのだ。どう落ちたかも覚えてないのだけど、自然と受け身をとったらしく骨折もなかったのだ。しかし、擦り傷と打ち身がひどくて、完治するまでに大分かかったのだ。おいらの好きな作家、中島らもさんは確か最後、階段から落ちてお亡くなりになったのだらもさんには申し訳ないけれど、階段から落ちて最後を迎えるというのも寂しいような、ちょっぴりかっこ悪いような気がしたのでおいらもこの時はケガで済んでまだ良かったのだ。
愛妻の階段落ちに遭遇したのは今回で2度目。一回目はまだ、新婚の頃、お泊りのお客さんがあってバタバタとお寺の中を動いていた時だったのだその時は別のもっと急な階段で、お茶セットなんかも持っていたので、さらに騒々しかったのだ。まあ、この時も特にケガもせずに済んで大丈夫だったけれど。「こんな大人が落ちてしまうような階段がある宿坊では、もうやっていけません。実家に帰らせて頂きます。プリリーなんて事にもならず、何とか今もガンバッってくれているのだ。今回も久〜しぶりで、階段落ちに遭遇したけれど何事も無くて本当に良かったのだ。我が子モンちゃんをしっかりと抱きかかえ、守ってくれた愛妻の姿は「さすが母親。母は強しやっぱり、君と結婚して良かったよ。」と讃えたくなる感動ものだったのだ。しか〜し、愛妻とモンちゃんを心配し、声をかけるおいらの頭の中では、やっぱり蒲田行進曲の階段落ちのシーンが思い起こされ、テーマ曲がいつまでも鳴りやまなかったのだ

階段落ちの衝撃で砕けた愛妻の髪留め おいら・愛妻・モンちゃんが階段落ちを演じた階段 愛妻に守られて今日も安眠を得たモンちゃん
※大人になってからの階段落ちはかなり恥ずかしいのだ
12:11  |  うら順  |  編集  |  Top↑

2012.04.24 (Tue)

日本最古の桜

今日は朝からポカポカで気持ちが良いのだ。睡魔と格闘中のうら順なのだ
おいらの住む身延山ではしだれ桜シーズンも終わり、お泊りのお客さんも一区切りついたのだ。それまで毎日朝から晩まで、「デモか暴動でも起こってるのですかと思う程のお客さんが来ていたのだ。身延山ロープウェイもディズニーランド並みに2時間待ちなんて事もあって、本当に暴動でも起こるかと思ったのだ。この辺の桜の見頃が終わると、今度は桜目当てのツアーやお客さん達は、北へと移動して行くのだ北と言っても山梨の北部や、お隣の長野の高遠(たかとお)辺りだけど。山梨で身延山と並んで有名なのが北斗市にある山高神代桜(やまたかじんだいざくら)なのだ。
以前からその素晴らしさを聞いていて、見たいと思いつつなかなか行く事が出来なかったのだ。今回はたまたまおいらの休みがとれて家族も用事がないので、思い切ってみんなで見物に出かける事にしたのだ。ちょうど出かける前の日にテレビで神代桜が紹介されていて、まさに今が満開との事おでかけ当日は晴天で絶好の花見日和になったのだ。今回は県内に嫁いだおいらの姉貴とメイッコちゃんも途中で合流し、一緒に行ったのだ。身延山からは車で1時間半程の距離なのだ。高速だと中央道須玉インターで降りて30分位の所。近くまで来ると、どうやら同じく桜見物らしい県外ナンバーの車や大型バスが続々と同じ方向に走っていったのだ山高というのは地名らしく、その名の通り段々と山の上へと道が続いていたのだ。民家が立ち並ぶ細い道を進むと道が開け、畑が広がりその中にたくさんの駐車した車と人ごみが見えたのだ。近くまで行くとすでに一番近い駐車場は満車で、警備員のおじさんが超山梨なまりで、「この道を下って、左へ行けし、ほしたら坂を上ると駐車場があるから、そこに停めろし。」と教えてくれたのだ言われたように進むと、そこは休耕中の畑の中。どうやら、この時期は桜のお客さん用に近くの畑を駐車場にしているみたい。周りの民家も庭が広い家は、臨時駐車場として、車を停めさせているようなのだ。早速、愛妻、愛娘モンちゃん、おふくろ、姉貴、メイッコちゃんと桜方面に向かったのだ。桜周辺はすでに人でごったがえしていたのだ。地元の野菜や軽食の露店が立ち並び、お祭りのようににぎやか愛妻とおふくろ、姉貴は花よりダンゴらしく、地元のおばあちゃん手作りの干しイモを目ざとく見付け、「うんうん、これは安くておいしそう。帰りに買って帰ろうと、何やら密談していたのだ。そんな女子チームを横目に、おいらはモンちゃんを抱っこして、一足先に桜を目指したのだ。
駐車場からモンちゃんと先を急ぐうら順 身延山から来たしだれ子桜 実相寺境内のお花畑
この神代桜、実は実相寺(じっそうじ)さんというお寺の境内にあるのだ事前に実相寺さんのホームページを拝見し、予習をさせて頂いたのだ。こちらのお寺も、同じ日蓮宗。恥ずかしながら、近年まで存じ上げなかったのだ。正面の門までは塀が続いているのだけど、なかなかの広さ。境内をぐるりと取り囲むように、ソメイヨシノやしだれ桜が植えられ、山門から本堂へと続く参道にも桜並木が続き、さながらピンクの森に囲まれているようなのだ。さらには参道両脇の境内地には鮮やかな黄色の水仙や色とりどりのチューリップも咲き誇り、まさに春爛漫といった美しさなのだおいらはモンちゃんと塀の外からその光景を覗きこみ、後から付いてくる女子チームを待ったのだ。この日はお天気も良かったので、周囲の景色も抜群に見渡せたのだ。まだ雪が残る八ヶ岳や南アルプス連峰の山並みが咲き誇る花々と絶妙なコントラストだったのだおいらとモンちゃんが素晴らしい景色を楽しんでいると、ようやく山門の前まで女子チームが到着。しかし、山門の前で生姜の砂糖漬けを売ってるおじさんにつかまり、またまた寄り道していたのだ。見ていると人数分の試食をゲットしたらしく、満足げな顔でようやく合流となったのだ。
山門をくぐると、さらに桜の密度が濃く感じられ、お目当ての『神代桜』がよく分からなかったのだ。美しい花々をバックに記念写真を撮りつつ参道を進むとうれしい発見が。1本のしだれ桜の下に、『身延山しだれ桜の子桜』と看板が立っていたのだ看板には昭和52年の4月に植えたと書いてあったのだ。おいらは「おうおう、ここでもがんばっていたか。もっと早く知り合いたかったね。」と、同郷の友に初めて会ったような気持ちでつぶやいたのだ。なんともうれしいような誇らしいような気分で、おいら達は本堂にお参りをしたのだ神代桜を見物に来られてる方がほとんどだろうけど、皆さんちゃんとお参りもされているのだ。こちでは特に拝観料などを納める訳でもなく、どなたでも自由に見学できるようでとても良心的なのだ。おいらは「皆さ〜ん。こちらは拝観料も取らずがんばっておられます。お賽銭を沢山入れていきましょうね〜と叫びたかったけれど、そんな勇気もないのでいつもより多くお賽銭を納め、本堂を後にしたのだ。
桜と日本人の歴史をモンちゃんに教える愛妻 実相寺さま本堂 お花見とビールの近代史についてモンちゃんに語るうら順
すると、ちょうど参道を遠足の幼稚園児達が大勢やってきたのだ。まわりのお客さん達もかわいい園児達にますます笑顔になっていたのだおいら達は園児達のあとに続き本堂を背に右側に向かったのだ。すると、境内の隅の方にひときわ大勢の人だかりが出来ていたのだ。近付くと、そこには念願の神代桜の姿があったのだ。さすが日本最古の桜と言われるだけに、その貫禄たるや見事なもの。樹齢2000年と言われる桜は、花こそ少ないものの日本一の太さの幹は木と言うよりは何か巨大な生き物のようなのだ。おいらはジョニー・デップが出た『スリーピーホロウ』と言う映画に出てきた巨木を思い出したのだ。(気になる方は見てみてね。)一時、スピリチュアルなテレビがはやった時に、巨木に触るとパワーをもらえるなんて事をやってたけど、こちらの神代桜は触らずとも、見ているだけで2000年生き続ける命のパワーを頂けそうなのだこの桜が今まで生き続けている事にも感動したけれど、桜を守り続けてきたお寺の皆さんや多くの方々の事を想うと、皆さんのご努力に一層感動が深くなったのだ。モンちゃんも神代桜にあやかって元気にたくましく成長するよう、桜にお願いしてきたのだ
帰り道、女子チームのもう一つの目的、干しイモ購入の為、最初に寄った露店に行ったのだ。すると残念ながらすでに売り切れ。「あ〜、先に買っておけば良かった。」と本当に残念そうに言っていたのだ。戻ってみると、確かにちょっとの間に駐車場は車が倍以上に増えたようで、人もあふれかえっていたのだ。「これはひょっとすると、身延山よりもお客さんが多いかも。」と驚いてしまったのだ反省会で健康ランドに寄ったけれど、いつまでも干しイモを買えなかった事を悔やんでいた、心底花よりダンゴな女子チームだったのだ

山高神代桜1 山高神代桜2 神代桜と干しイモを逃した女子チーム_
※神代桜もさることながら、境内の花々も一見の価値あり。ここまで境内を整備されたご住職さま、檀信徒、関係の皆様にただただ頭が下がる思いなのだ
14:14  |  うら順  |  編集  |  Top↑

2012.04.20 (Fri)

Happy タイガー♡

桜シーズンもようやく終わり、一段落なのだ。ホッと一息付いていたうら順なのだ
忙しい時は不思議と用事が重なるもので、ブログもちょっぴりご無沙汰になっていたのだ。実は先日、何とおいらのブログにもたびたび登場のゆかいな仲間、プリーストタイガーくんがついに年貢の納め時・・・。いやいや、めでたく結婚式を挙げたのだ
そもそもタイガーくんとおいらは高校時代からのお付き合い。大学も同じで、お坊さんの基礎を身に付ける寮で、一緒に修行に励んだのだ卒業後、彼は10年以上を海外で活動していたのだ。たまに帰国するとおいらは彼の海外怖オモシロ話を肴に一緒に飲んだりしていたのだ。10年の間、会う度に太ったり痩せたり、頭が薄くなったりと容姿の変化が激しくて心配したりもしたっけでも、海外だとショーン・コネリーなんかのハゲ頭がセクシーって事でモテると聞いていたので、秘かに金髪の奥さんでも連れて帰国するかと思ったりもしたのだ結局そんな事も無く、その後帰国してまたまた同じ職場に勤めたりもしたおいら達。そんな中おいらはお先に結婚して、秘かにタイガーくんもそろそろどうかいなといつも気にかかっていたのだ。
決してモテない訳ではなかったタイガーくん。おいらよりも少しだけイケメンで、英語やタガログ語も堪能。頭の薄さが気になるけれど、海外で磨かれたウイットに富んだ会話はなかなかの高得点それだけに、以前『僧侶的婚活事情』と言う回でもお話した通り、なかなか実を結ばない彼の姿にご縁の難しさを感じたのだ。時に半ばやけくそ気味に杯を重ね愚痴をこぼす彼に、適当に相槌を打っていた事もあったのだ。またある時は健康ランドの片隅で、おいらの愛妻と真剣恋愛・結婚相談3時間一本勝負に臨んでた事もあったっけそんな紆余曲折を経て、苦節3?年。ついにタイガーくんも運命の人と結ばれる事になったのだ。今までの色んな出来事を知っているだけに、結婚の報告を聞いた時は自分の事のようにうれしかったのだ。
タイガーくんの奥さまは、他県から嫁いでくれたのだ。出会いにはおいらもちょっぴりカランでいるだけに、奥さんも決心を固めてくれてとてもありがたかったのだ詳しくはお話しできないけれど、某ミスコンでも優勝したりした事がある美しい奥さま。「タイガーくんにはもったいない。世の中これでいいのですかと、今でもやっかみ半分非難轟々の嵐が吹きまくっているのだ。式はタイガーくんのお寺の本堂で、格調高い仏式で行われたのだ。式の当日はおいらもお手伝いをさせてもらったのだ。おいらの役目は式中に奏でる雅楽の演奏今までにない位喜ばしい席だけに、おいらも充実感たっぷりの演奏が出来たのだ。仏さまの前でタイガーくん夫妻は夫婦としての新たなスタートを誓い、式も滞りなく終了したのだ。両家の親族の皆さんやお檀家さんは、雅楽の生演奏が珍しかったらしく盛んに楽器を見たり質問したりして来たのだ。中でも人一倍興味深々なおばちゃんがいたので、「何かイベントがあれば出張しますよ・・・・格安で。ウケケケと言うと、「う〜ん。後は旦那のお葬式位かな。」と言って爆笑していたのだ。見事なおばちゃんのカウンターパンチにおいらも大笑いしてしまったのだ
  式が行われた本堂  キャンドルサービス中のにやけタイガーくんと奥さま
会場を移動し静岡の某ホテルで披露宴が行われたのだ。今回はタイガーくんのご好意で、愛妻と愛娘モンちゃんも出席させてもらったのだおいら達の業界はせまいので、出席者も顔見知りがほとんど。でも、大学卒業以来初めて顔を合わせた後輩も何人かいたりして懐かしかったのだ。パーティーデビューのモンちゃんは、新郎新婦入場の時、照明と音楽に驚いたようでいきなり泣き出してしまったのだすかさず、愛妻が会場の外に行きあやしてくれたのだ。でも祝辞と乾杯が終わり、戻って来るともう平気なようで、おいらとあちこちにお酌に周ったり、会場をニコニコと愛想を振りまきながらトコトコと歩き周っていたのだ。相変わらず披露宴会場でも、男性陣からタイガーくんへの冷やかしやっかみコールがあちこちからあがっていたのだタイガーくんも何だか申し訳なさそうな、でも鼻の下が伸びているようなおもろい表情をしていたのだ。ばっちりメイクと美しい着物でさらに素敵に見える奥さんを見ればそれも当然かもご両家のご両親もとてもうれしそうだったのだ。最後の新婦さんからのお手紙では涙を誘い、タイガーくんのお父さんと本人の謝辞では韓国語も駆使して笑いを取り、さすがなメリハリのある披露宴だったのだ。
その晩はモンちゃんの面倒を愛妻に任せ、同級生と夜の街に反省会にお出かけしたのだ披露宴でおいらの分のお料理も愛妻に献上しご機嫌をとっていたので、お出かけの許しを頂けたのだ。結婚を控えた1人と独身の2人、それにおいらを加えた4人は、しぞーかおでんをつつきながら独身者の婚活奮闘を応援したのだ。一所懸命に彼らの話を聞いているふりをしていたけれど、名物の黒はんぺんのおでんや大根にすっかり心を奪われてたおいらは、話そっちのけでおでんに夢中だったのだ最後には「もういいんだも〜ん。二人で老人ホームに入って毎晩一緒に飲むんだもんねぇお母さん、焼酎お茶割おかわり。」などと言いだす彼らをなだめ、夜はふけて行ったのだ。

  披露宴を楽しむドレスアップモンちゃんと愛妻   おでん街で婚活と黒はんぺんの未来を語る皆さん
※今年は披露宴ラッシュなのだ。うれしいけれどご、ご祝儀が・・・
09:19  |  うら順  |  編集  |  Top↑

2012.04.12 (Thu)

しだれ桜コレクション 2012

全国の桜マニアのみなさま、おまっとさんでした。アド街ックファンのうら順なのだ
今年も有名な身延山久遠寺の樹齢400年のしだれ桜を始め、山内に点在するしだれ桜が満開になったのだ去年は大震災の影響で、ほとんど人がいないような状況だったけど、おかげさまで今年はいつものように朝から日暮れまで、全国からのお客様で大賑わいなのだ特に土日は凄まじい数の人だったのだ。門前町の飲食店身延山ロープウェイも大行列で、お客様には申し訳ないけれど去年の分まできっと皆様には桜を楽しんで頂けたと思うのでご勘弁願うのだ
今年、身延山まで来る事が出来なかった皆様、どうぞ写真で今年のしだれ桜をお楽しみ下さいませ。写真はクリックで拡大出来るので、じっくり眺めてね。ビールとおつまみのご用意もお忘れなく
久遠寺仏殿前の樹齢400年のしだれ桜 久遠寺仏殿前の樹齢400年のしだれ桜・(別角度から) 久遠寺仏殿前の樹齢400年のしだれ桜2
祖師堂前の樹齢400年のしだれ桜 祖師堂前の樹齢400年のしだれ桜(別角度から) 祖師堂前の樹齢400年のしだれ桜と報恩閣
おいらは、ジモティなので朝、日中、夕方とそれぞれの時間帯にお仕事の片手間に写真を撮りに行く事が出来たのだ。しかし、いつ行っても早朝から夕方までカメラマンの皆さんが絶えず山内のいたるところいて、その熱意には圧倒されるのだしかもおいらのデジカメの100倍位高そうなカメラで、みんな真剣なのだ。二日酔い頭で、フラフラと写真を撮っているおいらは何だか申し訳ない感じ。毎年見ているからよく分かるけど、今年はちょっぴり桜の色の濃さや鮮やかさがイマイチかも。寒さで開花の時期が遅くなった事も関係あるのかしら
身延山山頂・日蓮大聖人御真骨堂・しだれ桜 五重塔・樹齢400年のしだれ桜と池 祖師堂前の樹齢400年のしだれ桜と五重塔・奥に七面山 
施主さんを募り、志摩房の裏山に植えた55本の紅しだれ桜もみんな順調に開花中まだまだ小さいけれど、10年、20年後が楽しみなのだ。愛娘モンちゃんも初めて一緒に我が家の桜を見る事が出来たので、今年は一層感慨深いのだしだれ桜は見頃のピークを過ぎたけど、これから紅しだれ桜や、寺平霊園のソメイヨシノの桜並木が見ごろを迎えるのだ。今週末がお花見のラストチャンスかも。どうぞまだお越しじゃない皆様、ぜひいらして下さいね。

三門・身延山・しだれ桜 愛娘モンちゃんと桜を愛でる愛妻・(於・志摩房) 志摩房の親子しだれ桜
※身延山の車両規制は12日まで。14日(土)、15日(日)は大渋滞が予想されるので、早朝、もしくは夕方にご到着がおススメなのだ
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2012.04.08 (Sun)

花まつりと孝行

まだまだ朝夕はちょっぴり冷えますが、日中は春らしい陽気になってきましたね。おもて順ですおいらの住む身延山では有名なしだれ桜がちょうど見ごろ。今朝も早朝から、多くのお客さんがお山に集まって来ています。
さて今日、4月8日は仏教の開祖、お釈迦さまのお誕生日です日本全国のお寺や世界中の寺院でもこの日、もしくはお釈迦さまが生まれたとされる日にお祝いの行事が行われます。諸説ありますが日本では近代になってこの行事を親しみを込めて、俗に『花まつり』と呼ぶようになり定着しました。なぜ花なのかそれは、お釈迦さまがお生まれになり、東西南北に7歩ずつ歩かれ、有名な「「天上天下 唯我独尊」(てんじょうてんげ・ゆいがどくそん)の言葉をおっしゃられた時に、周りにあった蓮華や草花が花を咲かせたという故事に由来します。それ故、花まつりでは花御堂(はなみどう)という4本柱の花を飾ったちいさなお宮に生まれたお姿の小さなお釈迦さまのご尊像を安置します。さらには、お釈迦さまがお生まれの時に9体の竜が清浄な産湯として天から甘露の浄水を注いだという伝説にちなみ、甘茶をお釈迦さまのご尊像にひしゃくでおかけしますおいらが所属する日蓮宗の総本山、身延山久遠寺でも4月6〜8日までの3日間、花まつりが盛大に行われます。古来より種々呼び名はありますが、こちらでは『釈尊御降誕会』(しゃくそんごこうたんえ)と称し、きらびやかに着飾ったお稚児さんも参列し、にぎやかにお祝いの法要が行われますおいらは前にもお話したように、久遠寺の諸行事では雅楽担当でお手伝いをさせて頂いています。今回もお天気の通り晴れやかな気分で、気持ちよく演奏をさせて頂きましたちょうどしだれ桜も見ごろ、さらに金、土、日の曜日という事もあり、お堂も一杯になるほどの大勢のお客さまにお参りを頂き、雅楽の演奏にも普段より一層力が入りました。
この季節は身延山にしだれ桜を一目見ようと、全国から大勢のお客さまが来られますおいらの宿坊でも連日、全国からお泊りのお客さまをお迎えしています。今回も花まつりの前日、7日にある1組のお客さまがご宿泊されました。ご高齢のおばあちゃんとお孫さんの女性お二人は、ご遠方から電車を乗り継ぎ桜見物をかねてお参りに来られたのでした。おばあちゃんは、かなりご高齢のご様子お一人でも歩く事は大丈夫ですが、細かな動作はお孫さんがしっかりと付き添って親身に介助をされています。あくる朝、志摩房の本堂もお参りをして頂き、おいらのつたない説明を、お孫さんがしっかりとおばあちゃんの耳元で教えてあげて下さっていました。お孫さんの一挙手一投足から、おばあちゃんへのいたわりと感謝の気持ち、優しい心が伝わってきて、ご様子を見ているだけで、こちらも優しい気持ちになりました。おばあちゃんもとてもうれしそうですまた、8日の日はおいらのお勤めする身延山奥之院にも多くの方にご参拝を頂きました。この日はこちらにも、またまた別のご高齢のおばあちゃんとそのご家族がお参りに来られました。こちらのおばあちゃんは歩くのに手押し車の歩行器をお使いで、ここまで来られた時にはちょっとお疲れのようでした。でも、ご家族が介助しながらロープウェイに乗り、奥之院の石段を上り、皆さんでお参りを済ませお帰りになられましたおいらがお会いしたお二組のご家族のおばあちゃんは、いずれもとてもうれしそうなお顔をされていたのが印象的でありました
ここ身延山ではおいら達のお師匠さま、日蓮大聖人が晩年の8年半を過ごされました。その折に、身延山頂から亡きご両親、お世話になったお師匠さまに報恩感謝のご供養を申し上げた、親孝行のお山です。それ故、身延山は「育恩の峰」とも呼ばれますまさにその聖地で亡きご両親やご先祖さまにご供養を捧げたり、またご高齢のおじいちゃん、おばあちゃん、ご両親をお連れし、一緒にお参りに来られる事は何よりの親孝行、尊いご恩返しのご行為の一つであると思います。またお釈迦さまは、み教えの中で「今、此の三界は皆これ我が有なり。其の中の衆生は悉くこれ吾が子なり。」(この世界の一切の生きとし生けるものは私の子である。)と述べられています。この世でお悟り(宇宙の真理、しくみ、法則)を開かれたのは唯一お釈迦さまだけです。ですが、そのお釈迦さまはまた、私達普通の人間も悟り、即ちお釈迦さまと同じ心持になれるよともおっしゃっておられます。それはなぜか私達にもお父さんであるお釈迦さまのみ心の一端が備わっているからです。道を外れる事無く、正しいみ教えにより、人として正しい生活を送るならば自ずと私達も仏さまと同じ境地へとたどり着けるようです。
現在のご家族への孝行や、人にやさしく接する事は転じておおもとのお父さんであるお釈迦さまへの孝行にもつながるのではないでしょうかそれは、きっと自分の心の中にある仏さまの種に良い栄養を与え、仏さまの心を磨く事にもなると思います。お二組のご家族は花まつりのご聖日に、最高の孝行の一つをされたと思います。おいらも親孝行について、あらためて自省をした今年の花まつりでありました

お誕生姿のお釈迦さまの一例  身延山奥之院のお釈迦さま  ダメいぬコロンにグルーミング孝行するおもて順
※おいらは嫁さん孝行や愛娘孝行にも追われる毎日なのだ。あ、それは家族サービスか
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2012.04.04 (Wed)

祝 First Walk

昨日は思いがけず春の嵐で、やっと咲き始めた身延山内のしだれ桜もどうなってしまうかと心配したのだ。おいらのお寺も境内に色んなものが風で飛ばされて散乱していたのだ。朝からお掃除やら見回りでくたびれ気味のうら順なのだ
それは先月末の事。とても幸せな出来事が起こったのだ。おいらと愛妻の宝物、愛娘モンちゃんが初めて歩いたのだそれまでにも、すくっと立ち上がって、よたよたと2、3歩いた風な事もあったけど、今回は本格的にちゃんと歩き始めたのだ。デレデレ専属乳母化しているおいらのおふくろが遠くの方で「わぁ〜、すごいすごいとおっきな声を出していたので、何事かいなと行ってみると「すごい、すご〜い。」とモンちゃんの頭をナデナデしていたのだ。話を聞くとモンちゃんが7歩ほど歩いたとの事。しかも東西南北に4回歩き終えると、おもむろに右手をあげて人差し指で天を指し、左手の指で床を指し、天上天我唯我独尊。バブ〜。」と言ったとか。すいません。冗談です7歩歩いたのだけは本当なのだ。ママ友さんや色んな方に「うちの子も10か月位で歩いたから、モンちゃんもそろそろ歩いちゃうかもね。」とは言われていたのだ。しかし、まだモンちゃんは9か月。いやはやホントに歩き出すとは、驚いたのだ。
その日の夕方、愛妻とお袋が台所で夕食の準備をしていたので、おいらがモンちゃんの面倒をみていたのだ。おいらとモンちゃんも台所で、鍋やお気に入りらしい調理グッズをオモチャに遊んでいたのだおいらも一所懸命にモンちゃんの面倒をみてる姿を愛妻に見せておかないと、ご褒美のビールをもらえないので必死なのだ。モンちゃんはテーブルの下がお気に入りスポットの一つなので、ハイハイして出たり入ったりするのだその時もテーブルの下から出てきたので見ていると、急にすくっと立ち上がったのだ。そして、いよいよ感動の瞬間が。モンちゃんは両手でバランスを取りながら、おいらの方に向かって歩き出したのだ。「おーっ。」と思わず声を上げると、愛妻とおふくろもモンちゃんの姿にくぎ付け。モンちゃんが歩くたびに、「1、2、3。」と手を叩きながら歩数を数え応援したのだモンちゃんも歩くのが楽しいのかうれしいのか、満面の笑みで歩くのでオモシロ可愛いのだ。そばまで来たので、さらに記録を更新させようと後ずさりするおいら。手を叩きながら「16、17、18。」と数え、結局歩いたのは18歩「すごいすごーい。モンちゃんいい子だねぇ。」とモンちゃんを抱きかかえると、モンちゃんも満足げでニコニコだったのだ。おいらも無事にご褒美ビールをもらう事が出来て、ニコニコになったのだ。モンちゃん初歩きの祝杯は殊の外おいしく感じたのだ
テレビや映画で我が子の初歩きに感動する場面なんかを見た事はあったけど、実際自分が同じ立場になるとこんなにも感動するものなのかと実感したおいら妊娠に始まり、出産、毎回何かが出来始める時と、感動の連続攻撃なのだ。人生の先輩パパさんからは「今だけだよ。もう、うちなんか親父くさいとか、あっち行けとか言われちゃうんだから・・・と、厳しい現実も教えられているけれど、「いやいや、うちはなりませんから。」などと、同世代のパパ友さんと強がってみたりしているのだ。これから、辛かったり悲しかったり、うれしい事ばかりではないんだろうけど、きっと喜びの方が有り余って大きいんじゃないのかなと希望的観測を抱いているのだおいらの亡き親父は、おいらが赤ん坊の頃から「早く一緒に飲めるようになんないかなぁ〜と口癖のように言ってたらしい。おいらも今は親父と同じ思いなのだ。あと20年待つのはなかなか長いけれど。今は「次は一体何が出来るようになるのかしらと毎日愛妻とワクワク中なうら順なのだ。

立ち上がりモンちゃん モンちゃんに飲み過ぎを叱られるうら順 インターネットで日本経済の行く末を調べるモンちゃん
※モンちゃんはご機嫌な時は、体をゆすってノリノリダンスもするのだ
12:13  |  うら順  |  編集  |  Top↑

2012.03.29 (Thu)

達観犬

桜の開花が気になって、ブログの更新も遅くなってしまったのだ。身延山で1番最初に咲くしだれ桜スポットでは開花が始まったけど、メインの久遠寺辺りの桜はまだまだつぼみでも、あと2、3日でようやく開花がはじまりそうな気配なのだ。お花見が待ち遠しいうら順なのだ
ちょっと前に、愛妻が起きぬけに「昨日はあなたが夜中に、酔っ払って外で何してんだろって思っちゃったと言われ、何の事かいなと思ったのだ。愛妻の話では、おいら達の部屋の裏にユズの木があって、そこに数匹のサルが来てまだ木に残っていたユズを食べていたらしい。残ってるといっても、もうとっくに食べ頃は過ぎ、干からびたようなものばかり。おサルさん達もよっぽどエサにお困りのようなのだそういえば、何回か夜中にダメいぬコロンくんが裏山の方に向かって夜中に吠えてた事があったのだ。たぶんその時もサルが来てコロンくんはちゃんと番犬の職責を果たしてくれていたのかも
これまでも夜中にサルのいる気配を感じたり、裏山から何かが部屋のそばまで来ているのが分かった事があったのだ。たいがいはサルかシカ。愛妻は立派な、もののけ姫にでも登場しそうな立派な角を持ったオスシカを見た事もあるのだ珍しい所ではアナグマさん一家が大騒ぎなんて事もあったっけ。考えてみると、こうしたケモノ達が来ているのは、いつもコロンくんがお寺の境内に解放されていない時なのだ。いつもお話しする通り、宿坊のお客さんがない時は門を閉めてコロンくんを解放してあげるのだ。そうすると境内丸ごとコロンくんのもの状態。行こうと思えば裏山の奥深くまで自由にお散歩出来てしまうのだそんな時はコロンくんも自由に境内を歩き回り、夜中もパトロールをしてくれているみたい。なのでコロンくんの気配を察してか、山のケモノ達も近寄っては来ないのだ。
愛妻の話があってから数日後、その日はおいらは休肝日だったのでお利口さんに早寝をしたのだ。すると、夜中に外から「ゴソゴソ、パキパキ、ウキキッ。」とおサルさん達がまたユズの木にやってきた物音で目が覚めたのだコロンくんは吠えてないのでまだ気が付いてない様子。この日はコロンくんは解放デーではなかったので、おそらくハウスで就寝中だったのだ。コロンくんも近頃はお年を召したせいか、耳でも遠くなったのか、ケモノの気配を察知する感覚が鈍っているのかも。でも、ただ単に行ってもケモノが逃げないので面倒だから行かないだけだったりして愛妻と愛娘モンちゃんが寝ているので、翌朝愛妻にまたプリプリと怒られるのは怖かったけれど、イタズラ心に火が付いてしまったおいらは、おサルさん達にコロンくんをけしかけてやろうと、こっそりコロンくんを起こしに行ったのだ。ハウスの前ののれんをめくると案の定コロンくんは爆睡中おいらが体をゆすって起こすといつものように面倒くさそうに顔を上げ、「何だよ、うるせ〜なぁと言いたげにおいらをちら見してまた寝てしまったのだ。何だか寂しくなってしまったおいら。でも、愛妻とモンちゃんに続きコロンくんにも冷たくされてしまうと、おいらに優しくしてくれる家族がいなくなってしまうので、肩を落としつつおとなしく部屋に戻ったのだ。
翌朝、窓の外には食い散らかされたユズの残骸が散らばっていたのだ弱気なおいらのおかげでおサルさん達は夜中の宴を楽しんだようなのだ。おいらがコロンくんのハウスに行くと、のそのそと出て来て大きな伸びをしたのだ。どうやら昨晩の事は水に流してくれたらしく、すりすりと近寄って来たコロンくん。なかなか寛大なのだ。四十にしていまだ戸惑いっぱなしのおいらに比べたら、人間でいうと六十をすでに過ぎたコロンくんははるかに達観してるのかも前にもお話の通り、霊性の高いワンコのようだし。おいらのように幼稚に夜中にイタズラをして、おサルさん達の楽しみを奪うような事はしないのかもね。孔子のおっしゃる通りならば、コロンくんはすでに五十で天命を知り、六十にして人の言葉を素直に聞き入れる境地なのだ
「ごめんよコロンくん、昨日は起こしたりして・・・。」と言うと、「まあ気にするな。少し大人になり給えと言っておいらの前でゴロンと横になったのだ。コロンくんの剛毛をなでながら、大人げない自分を反省したうら順なのだ

 「大人になり給え。」byダメいぬコロン ユズの木とおサルの宴会会場水タンクの上 洗濯物干しを手伝ってくれたお礼にコロンくんにサッカーを指導中の愛妻
※これからお泊りのお客さまには、くしだれ桜見物の際、もれなくコロンくんをお散歩のお供にレンタルOKなのだ


12:12  |  ダメいぬコロン  |  編集  |  Top↑
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